【おでんの航海日誌】ロジャー達が知った「世界の全て」とは何なのか

あの日 おれ達は世界の全てを知ったー
こう航海日誌に書き記した光月おでん。ロジャー海賊団が知った「世界の全て」とは何なのか。その航海日誌はヤマトも読んでいます。モモの助も読む事になりそう。航海日誌から得られる情報の中身が気になるのです。
ー画像はONE PIECE 第967話より引用ー
【ロジャー海賊団とリオ・ポーネグリフ】
ロジャー海賊団が知った事を光月おでんは「世界の全て」としています。それとは違った言い方も出ているのです。例えばシャボンディ諸島編では…

レイリーが「歴史の全て」を知ったと話していたんですよね。あたかも世界に点在する全てのポーネグリフを読んだかの様に話しています。
しかし、そうではありません!!!

↑いくつかしか読んでおりません!!
ホールアイランド編のタマゴ男爵の話では、世界にポーネグリフは約30個存在するらしい。“約”としてるのは魚人島の謝罪文(まるで手紙)のポーネグリフがあるからですよね。今まで読んで来たのとは少し違う、とロビンが話していたのです。その謝罪文もポーネグリフに違いないのだが、それはジョイボーイの私的な文書であって他とは違う。世界に存在するポーネグリフの正確な数は31個なのでしょう。
魚人島の謝罪文を除外した30個の中に「“情報”を持つ石」が9つ存在しているらしい。

その9つこそが「真の歴史の本文(リオ・ポーネグリフ)」と呼ばれるモノなのです。それをロジャー海賊団は全て読んではいないのです。いくつかのリオ・ポーネグリフしか揃えられていない!!
それを歴史上初めて揃えるのが…

ニコ・ロビンなのです!!!
ロジャー海賊団はリオ・ポーネグリフを完成させていないのです。ここに1つの矛盾が出るのです。9つ全てを繋げてリオ・ポーネグリフを完成させてこそ、空白の100年に何があったのかが判明するのではなかったかな。いくつかしか読んでいないのなら、ロジャー海賊団が知った歴史にはまだ空白がある筈なのです。
それなのに… 歴史の全てを知った、と。
ここに何か秘密があるんですよね!!
【最後の島ラフテル】
もう一度 光月おでんが何と航海日誌に記していたのかを振り返りたいと思います。ここに秘密の核がある様に思われます。

世界の全てを知ったのは「あの日」だと記していたのです。それは最後の島(ラフテル)に辿り着いた日という事ですよね。つまり、最後の島で見たモノに「世界の全て」や「歴史の全て」の核心があるって事なんだと思うのです。
いくつかの情報+最後の島の何か
↑これを揃えれば、自分達にとって必要な事は全て分かったって事なのでしょう。それは、あくまでも自分達が必要とした“知りたかった事の全て”であって。何も本当に空白の100年に起こった事の全てを知ったのではない!! ロビンは考古学者として全てが知りたい。ここが違うんだと思います!!
例えば、ロジャー海賊団は3つある古代兵器の中の“ポセイドン”の事だけが分かれば良かったのだと思うんです。それ以外の“プルトン”や“ウラヌス”については知れなくても構わなかったんじゃないかと考えてます。要は、何に焦点を当てていたかって話であって。

ロジャー海賊団は、古代兵器ポセイドン(海王類の王)と遠い海でも生まれる王(ジョイボーイ?)が再び出会うという事についてに焦点を当てていた。それについて全て知りたかった。ロジャー海賊団は望み通り全て知れたって事じゃないのかなと。それこそが「世界の全て」であり「歴史の全て」だった。それこそが空白の100年の核心の部分である!!
要は、ロジャー海賊団が空白の100年について追いかけていたのは、古代兵器ポセイドンにまつわる歴史だったって事なんじゃないのかな。ジョイボーイが魚人島に送った謝罪文にまつまる話こそが重要なのであって。空白の100年に起こった出来事は数あれど、ジョイボーイと人魚姫の事だけに特化して追いかけていた。

どんな事を約束していたのか。それが何であるのか。ジョイボーイと魚人島が試みるも潰えた夢というのが何であったのか。それを“Dの一族”としてロジャーは追いかけた。その他の情報が知れなかったとしても大きな問題ではないって事なのかも。だから「いくつか」で事足りたんじゃないかな。

世界政府のイムとしても、その事を突かれるのが最も嫌なのではないだろうか。これの為に100年間の歴史を消したかったんじゃないかな。王国が滅びる事なんて特別な事とは思えませんしね。
【世界の全てとは】
ホールケーキアイランド編のペコムズの話。

世界中の全種族が差別なく暮らせる国…!!!
いや… この世の全てだ!!!
実際には全ての種族が差別なく暮らしているのではありませんが、ペコムズは万国(トットランド)の事を「この世の全て」と言い表していました。
この言葉はロジャーの死に際にも出ます!!

この世の全てをそこに置いてきた
ロジャーは「そこ」に置いて来たと言います。それはどこなのかとなると1つなんですよね。最後の島ラフテルなんだろうと目星がつくんですよね。となるとつまり…

最後の島にあった「莫大な宝」こそが「この世の全て」を象徴する何かなのであって。それがジョイボーイと魚人島の約束と絡むというのなら、魚人島の地上への移住に関する事に繋がると思うのです。すなわちペコムズのセリフに出る「世界中の全種族が差別なく暮らせる」という事とイコールなのではないか。
これこそが“Dの意志”じゃないかな?

ジョイボーイに代わって夢を果たそうとする意志。誰か魚人島との約束を受け継いでくれ、とジョイボーイが託した者達こそが“Dの意志”を受け継ぐ者達。それを“Dの一族”は宿命として背負って来てる。「ジョイボーイに代わる=ジョイボーイになる」という事であって…
“D”とはジョイボーイを指す単語?
ジョイボーイの本名の頭文字じゃないか?

世界政府がロジャーの名前から“D”を隠したのは、ロジャーがジョイボーイになるのを危惧したからじゃないかな。何かをキッカケに「“D”→ジョイボーイ」になるのを防ぐ為。そのキッカケこそが“ひとつなぎの大秘宝”を手にして世界がひっくり返った時なのかもね。それをすると世界政府は思ったがロジャーはしなかった。古代兵器ポセイドンの覚醒を待った。
こういう事かもね?
こう考えると…

これらに関係する事をヤマトは全て知っているのかも。ただし、それが真の意味で空白の100年の全てではない。ヤマトの麦わらの一味加入というのは、これも考慮しつつになるのかも。

まぁでも、ルフィがロジャーと同じ言葉を話していたらしくて。それはシャンクスから聞くのが物語の筋であるとは思うんですよね。シャンクスも言っていたらしいのですが、それをレイリーは伏せてくれてました。
さぁどうでしょうか。
ロジャー海賊団はどこまでを知っているのか。最後の島ラフテルで見つけた「莫大な宝」というのは“ひとつなぎの大秘宝”と同一なのだろうか。もしも同一なら、航海日誌にはそれが記されている可能性もあります。推移を見守りたいです!!
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