【最強生物】カイドウもまた“敗北”は信じ難いもの!?

“敗北”とはいつも信じ難いものだ!!!
もう素直に敗北を認めろ、とカイドウは言うのです。赤鞘九人男はカイドウに挑んで負けたのです。頼みのルフィも敗北。この状況で時間稼ぎをし、モモの助を逃したトコロで何になるんだ?と。
そんなカイドウは“敗北”をどう捉えているのでしょう。ここには何かありそうな気がします。
ー画像はONE PIECE第1015話より引用ー
【最強生物カイドウの7度の敗北】

カイドウは「海賊として… 7度の敗北を喫し」ていると説明が入っておりました(第795話)。それは「彼が一人で海軍及び四皇に」挑んでの敗北だと思われます。
そんなカイドウを世間は…

↑「最強の生物」と呼ぶのです。
しかも 陸海空… 生きとし生ける全てのもの達の中での“最強”です。これまで一度たりとも敗北を喫した事がないのなら納得です。なぜ7度も敗北していながら「最強の生物」と呼ぶのか。ポイントは…
一対一(サシ)でやるならカイドウだろう
この言葉に集約されるのだと思われます。サシなら負けないって事なんでしょうね。これまでカイドウが敗北を喫したのは、相手が海軍なり四皇なりの集団(組織)であったから。もしもサシの勝負だったなら敗北などしていない。いや、事実サシで敗北した事なんてないのかも。
カイドウvsロックス
カイドウvsロジャー
カイドウvs白ひげ
カイドウvsシャンクス…
それら サシの勝負というのがあったのかなかったのか。少なくとも人々は「カイドウは負けないだろう」と言うだろうって話なんですよね。だからこそカイドウは「最強の生物」である!! 一対一(サシ)のトーナメント方式でならカイドウが最強だろうなって事なのでしょうね。
これはヤマトも同じ考えなのかもね。

父カイドウはサシだったら負けないぞと。そう思っているから、一対一になったルフィが危ないと感じ、急いで屋上へ向かわねばならないと言っていたのではないかな。
これについてカイドウはどう捉えているのか。
まだハッキリとは分かりませんが、7度もの敗北を喫していながらも、おれはサシじゃ負けてねェと思っているのかも知れませんよね。これはカイドウ自身に聞かねばなりません。
ただ、あの戦いに関してはだうだろう。
【おでんとの決闘】
今から20年前のワノ国「兎丼」。光月おでんを含む11人の侍とカイドウ率いる千人の海賊の戦いが行われました。そこで光月おでんvsカイドウの一騎打ちがあるんですよね。いわゆるサシの勝負となるのです。

光月おでんが“桃源十拳”でカイドウを斬る!!
続けて光月おでんがトドメの一撃を食らわそうとした瞬間、そのサシの勝負に横槍を入れる奴が出るんでしたよね。マネマネの実の能力者である黒炭ひぐらしがモモの助に化けて光月おでんの気をそらしたのです。その一瞬の隙をついて、逆にカイドウが光月おでんに一撃を食らわすのです。
ここで勝負ありです!!

あの“桃源十拳”による傷がカイドウにとっての“唯一の傷”だと説明が入っておりました。光月日和は小紫として潜伏する傍らで話を聞いていたのかも知れないんですよね。光月おでんが傷をつけるまで、ロックスを含めて誰もカイドウに残る傷をつけた者はいない(ゾロが2人目)。
カイドウにとっても特別らしく…

傷が疼く度に、あの時の事が思い出されて来たらしい。身体的な傷以上に精神的に大きな傷を残している事が分かります。それが何であるかです。
あのままサシでやっていたなら勝てたのか?
おれはババァに助けられて勝てただけ?
こういった自問自答の日々を過ごして来た可能性があるんですよね。まだカイドウは覇王色を纏わせていなかったとかは関係ない筈なのです。それなら最初からしておけよ、って話であって。

横槍が入らなければ、カイドウは光月おでんに首を斬り落とされていたのかも知れないのです。光月おでんの斬撃ならそれが可能なんですよね。
結果的にカイドウが勝利したのだが… あの瞬間を見ていた者達や、他ならぬカイドウ自身がどう考えているのかがポイントの様な気がするんです。“敗北”が頭をよぎったのかどうかです。
よぎったのかもね?
しかし どうしても信じ難い…。

その実体験を踏まえての今回のセリフなんじゃないのかな。
カイドウを「最強の生物」と呼ぶ人々は、鎖国国家ワノ国における光月おでんvsカイドウを知らない。もしも最後まで光月おでんとサシでやり合っていたらどうなっていたのか。それを確かめる術はないんだけど…。まさか負けていたのか?と。いや、そんな筈はない。これをカイドウは繰り返して来たのかも。
ここまでを踏まえての…

ルフィとの再戦なんでしょうね!!
今まさにヤマトがカイドウと戦う展開になっているんだけど。ルフィvsカイドウはサシで勝負をつけるモノと考えます!!
【あの日の再来】
ルフィvsカイドウというのは、「一対一でやるならカイドウだろう」という世間の評判をルフィが覆すかどうかになるんだと思うのです。間違いなくルフィが勝つのでしょう。ワノ国は開国され、そのニュースは世界へ広まる事となる。サシでカイドウが敗北した、とね。
そこでチラリと思うのが…

↑また同じ事が起こるのかなぁと。
どうにも気になるんです。
なぜ そう思うかというと…

お玉が鬼ヶ島に来てるんですよ。
あの時の光月おでんにとってのモモの助。この決戦においてルフィにとっては誰が同じ立場の人物になるのかなぁと考えると、やはりお玉なんですよね。
またサシの勝負がつきそうになる瞬間に横槍を入れる奴が出るんじゃないかと思えて仕方がないんです。そしてカイドウが“あの時”を思い出す描写を入れるんじゃないのかなぁと。
それによって何が描けるかというと、20年前の光月おでんvsカイドウの“if”に決着がつけられると思うんです。今では確かめる術のない「もしも… だったなら」に決着がつけられるんじゃないかなと。あの時カイドウは光月おでんに“敗北”してたんだよ、と突きつける事ができる様な気がするんです。

信じ難いも何も、お前は負けていたんだって。
あの日の再来になって一瞬ルフィに隙ができるんだけど、今度はカイドウの方も「また…」と手が出ないといった展開にするのかなぁと。お玉の死を恐れない覚悟を見たルフィはカイドウに向き直る。そしてカイドウにラッシュをブチ込んで勝利!! そんな風になる様な気がするんですけどねェ。どうなんでしょうか。
ともかくも…

カイドウにとっての“敗北”とは何であるのか。7度も敗北を喫したと言われながら「最強の生物」と呼ばれる理由などが大きく関わって来るのではないかと考えています。そこでポイントは「一対一(サシ)」なのであって。

あの5人の男達の中で、カイドウにとって「vsおでん」は特別な意味を持っている様な気がしています。ずっと引きずって来てる様な気がするんですよね。
そこにルフィがケリをつけるんじゃないかなと。
見守りたいです!!!
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