【第1014話考察】“人生の大根役者”
今週は扉絵リクエストであります!!

「虎の屏風の前でとんちを絞るトラファルガー・ロー」
トラ男がトラをトラえようとしております(笑) 虎が屏風から出て肉に前足を伸ばしておりますが、これってローの能力ならできるんでしたっけ。屏風の絵というのはサブタイトルと合わせて本編の“あの人物”を示唆するのかなぁ。
では本編です!!
タイトルは “人生の大根役者”です!!
ー画像はONE PIECE 第1014話より引用ー
【覇王色の操作とゴムの能力】
冒頭1ページは鬼ヶ島から落下するルフィを見下ろすカイドウのシーンからでありました。ここで僕はカイドウのセリフに注目します。
・覇王色の操作がお粗末
・ゴムゴムの技の事を笑う
どうやらココにルフィの伸び代がありそうな。

単純に覇王色を纏わせて殴るだけじゃダメなんでしょうね。それじゃ操作がお粗末だと言われてしまう。そして、その状態で「ゴムゴムの〜」といった技を繰り出してたんじゃ笑われちゃう。
覇王色+ゴムの能力
覇王色の覇気にはもっと有効的な操作方法があって、それをゴムの能力に乗っけてやる事で飛躍的なチカラが発揮できる様になるのではないだろうか。これまでギア4で全身に纏っていたのは武装色です。これを覇王色に代えてやれば何かが生まれるのかも!?
【ルフィを救うのは!?】
落下するルフィの行方が気になっておりましたが、完全に着水しました。これではもう能力者には救出に向かえません。海の中から助け出さねばならないのです。となると候補に上がるのは…

①ハートの海賊団の潜水艇

②タコ(イヨォたこ)
この2つに絞られて来たのかな? 僕としては以前からの①を本命といたします。ルフィとタコの間で何かあったのなら②もアリなんです。タコの恩返しですね。そういうのがあれば良かったのですが…。
【ジョイボーイになれなかった】

お前も… “ジョイボーイ”には…
なれなかったか…!!
ここで凄いのをブッ込んで来るカイドウ!!
あれと重なるのかなぁ〜。

楽しそうだな…
窮地ほど笑い…
笑う程に…!!
↑この時にチラリと思ってたのかも知れませんよね。カイドウはルフィがジョイボーイになる可能性を持っている事を感じていた。しかし今回「なれなかったか…!!」と結論づけた。なぜルフィにその可能性があると思ったのかというと“D”だからでしょうね。その点においてはカイドウは部外者だと思います。
そこで「お前も」であります!!
これまでにもジョイボーイになれそうな者がいたんですよね。ジョイボーイこそが「窮地ほど笑い… 笑う程に…」といった人物だったという伝説があり、それと似た人物がいた。その誰かは結局ジョイボーイになれなかったのであり、ルフィもまたなれなかったな、という話だと考えております。
では、
ルフィの前にジョイボーイになれなかった人物とは誰なのか。もう1人しか居ないんですよ。

ロックス・D・ジーベックです!!!
かつてのカイドウ(見習い)にとっての船長であるロックスです。おそらくカイドウはロックスからジョイボーイについて聞いてたんじゃないかな。おれこそがジョイボーイになるんだ、って。
ん? ロジャーですか?
ちょっと微妙な点があるのですが…

カイドウはロジャーの名前について「ゴールド・ロジャー」と思っている可能性があるんです。しっかり本名である「ゴール・D・ロジャー」と分かっているのかどうか。いつから世界政府が呼び始めるのかハッキリしないのです。
第576話では、世界政府が呼び始める事について「近頃」とされています。これはラフテル到達後と思われる時期です。しかし、上の画像では30年前には「ゴールド・ロジャー」となっていた風にも読めます。これ以前の可能性もあるのです。いつからなのか本当にハッキリしません。
もしもカイドウが、ジョイボーイになれるのが“D”に限られていると認識しているのなら、ロジャーの名前というのは大きなポイントになります。今の時点ではロックスだけは確実なんじゃないかなと。ロジャーはまだ半々の確率になるかなぁと。これまでに亡くなっていった全ての“D”というのが“ロックスになれなかった者達”なんだとしても、ロジャーは入らない可能性あります。
ここはまた詳しく記事にします!!
【モモの助は死んではならない】

光月おでんの航海日誌には、モモの助は死んではならないと記述されている様です。ただし、その具体的な記述については謎であります。
・モモの助の個人名が記されている
・光月家と記されている
どちらなのかはハッキリしません。

日和を未来へ飛ばさなかったのは光月家の血が途絶えない様にする為でありました。これは意味がありそうなんですよね。ただ、結果的にモモの助こそが何かを役割を担う事になるんだとは思います。

世界を夜明けに導く為の何かです。ポイントはヤマトが日和の生存を知らない事なんですよね。これは非常に重要なポイントでありまして。
モモの助個人に何かチカラがあるのか。光月家の血をひく者に何かあるのか。ズニーシャへ声が届いた事も絡むのでしょう。航海日誌には何と記されているのかが気になります!!
【モモの助に届いた声】

何でござる!? 誰でござる!!?
来ました!!!
第977話の記事ですから随分と昔の話でありますが少し触れておりました。ここで鬼ヶ島のドクロから声が聞こえて来たりしないでしょうね?としたのです。
モモの助の頭に流れ込んだのはドクロドームの声ではないだろうか。何かを知らせてくれたのでしょう。
・ルフィの危機
・ワノ国本土の危機

この2点になるでしょうか。あの時点で誰が何をモモの助に伝えたのか。それをモモの助から皆んなに伝えなければならないって事なんですよね。何なのでしょう。
ルフィの事とも思えますが、ルフィの何を伝えなければならないと言うのか。この後に海中を沈んで行くルフィが描写されています。声の主から見えている事なんだとは思うのですが…。
誰の声なのかな。
ズニーシャの声の可能性はどうなんでしょう。

とてもじゃないが上陸は不可能だと思うのです。ここでズニーシャが何かをしに来たというのは僕の頭にはありません。
【ランブルボールの効果】

一方、ライブフロアではチョッパーが奮闘中です!! あの“大看板”クイーン相手に大立ち回りであります。ただしクイーンは余裕の表情です。ペロスペローからの攻撃もあります。ヤバい!!
怪物強化に残された時間はあと10分…!?
えぇ? です。

3分だけだった筈の持続時間を30分にまで延ばせたのはシーザーによるモノ。その代わりにリスクは増えるという話であります。このリスクが謎ですよね。
ただ単に筋肉疲労が増すだけなの?
もっと別のカタチで何かあるのかな?

もしもシーザーによって持続時間が延びたランブルボールを多用しちゃうと、インペルダウンの獄卒獣みたいに元に戻れなくなったりしないだろうね(汗
本当にヤバいですよ!!!
おそらくは限界までチョッパーは頑張る筈です。そこで何が起こるかであります。ここに注目です!! とにかくサンジの到着が待たれますね!! はやく来てくれーー!!

もう1つ言えそうなのが、ゾロの手当てをチョッパーに望むのは無理かもです。マルコっすかね!?
【カン十郎の最期】
ついにカン十郎がモモの助のいる天井裏にやって来ました。またもや光月おでんに化けて現れるのです。その姿に喜ぶモモの助としのぶでありますが、ここで前に出たのが菊之丞です!!
光月おでんの姿をしているのがカン十郎なのは分かっている。アシュラ童子の事もある。しっかりと頭では分かっているんだけど…

菊之丞には斬れない!!!
カン十郎に刀で突かれてしまう菊之丞です。キツい!! これは見てられない。カン十郎の非道っぷりに堪えられません。

カン十郎にトドメを刺したのは錦えもん!!
カカカ… そうだ…!!
おれの舞台の幕を引くなら…!!
お前がいい…!!
舞台上じゃあ…
親友だった… も゛ん… な゛…!!!
これがカン十郎の最期の言葉です。事切れる瞬間、カン十郎が涙を浮かべているのは何なのでしょう。これがサブタイトルである「人生の大根役者」というのに掛かっているっぽい。
カン十郎は完全に錦えもん達をダマし通せていました。それは素晴らしい演技だったのです。でも大根役者だったって事なんですよね。おそらくはです。人生という舞台の最後の最後で、黒炭カン十郎という素の自分と演技していたカン十郎とが混同しちゃった。それがあの涙なのかも知れません。これじゃ役者としてダメな筈なんです。演者として全うできてませんからね。
ただし、それでカン十郎の何かが美化されるモノではない!!!
それはそうなんだけど… ポイントはやはり菊之丞への攻撃であります。これが大根役者に繋がるかどうかなんですよね。確実に刀は刺さっているんだけど、急所を外したのかどうかです。外してしまったのならカン十郎は大根役者と言わざるを得ませんよね?
見守りたい!!!
【錦えもんの生死】
錦えもんがカン十郎を斬ったところでカイドウが現れます!! そこに立ち塞がるのが錦えもんです。しのぶに対してモモの助を連れて逃げろと言います。錦えもんに金棒を振りかぶるカイドウ。

グシャ!!
構えた刀は折れ、まともにカイドウの金棒を頭に受けた錦えもんです。これはヤバそう。これについては布石が打たれていたのです!!

この戦いで死ぬかも知れないと言っていたんですよね。康イエの判じ絵を読み間違えていた事が、かえって内通者カン十郎を欺く事に繋がっていたのです。これにより一生分の“運”を使い果たしたのではないのか?と。
そこで上の画像の続きです!!
だが使ったのは
お前という同心を持った
おいどん達の“運”でもある!!
そうですよ錦様!!
死ぬ時は一人じゃ死なせません!!
共におでん様に仕えた侍!!
生まれも育ちも違おうが
死ぬ時は一緒だ 覚えとけ!!
アシュラ童子、菊之丞、イヌアラシといった面々が錦えもんに対して言っていたのです。これは先の菊之丞の生死にも関わります。もしもカン十郎が大根役者などではなく確実に菊之丞の急所を突いて絶命させていたのなら、ここで錦えもんも死亡の流れなのかなぁと思います。
赤鞘九人男は皆んな死んで行くのかも!?
そうなりそうなんですが…

お鶴との再会はありそうなんですよね。光月おでんの志を成し遂げるのは確実である筈です。成し遂げれば再会すると会わなかったのです。会うでしょ?
おそらく錦えもんは助かりそう。もう戦線復帰は無理だとしてもです。また捨てた筈の命を拾ってしまった… と笑う錦えもんが見たいなぁ。カン十郎だけは死亡で、あとは生き残りそうな気がしてます。
ここも見守りたいです!!!
【鬼ヶ島がワノ国本土上空に到達】

ついに鬼ヶ島がワノ国本土上空に到達しました!! 向かっているのは花の都であります。そこに鬼ヶ島を落とす計画なのです。さぁ このタイミングが何を意味するのか。ずっと待ちわびておりました。
注目は空です!!!
あのブ厚い雲が切れていますよね?
ワノ国本土の気候区分に入るって事じゃないかと思われるのです。ワノ国は郷によってバラバラの季節になっておりました。天候も場所によってバラバラです。

おそらく満月が出そうな気がします。これはミンク族の戦いに関わる可能性がありそう。そしてドクロドームが壊れて行ってるんです。ところどころに穴が空いてます。満月を見せてくれるかも。
そうなるとキャロットのリベンジに期待したい!!

ネコマムシと共にペドロの仇を討たせてやりたいんですけどね。どうなるのでしょうか!?
【次号予告】
次は6月7日(月)であります!!
そうなるとコミックスの発売が先になるのです。いよいよ6月4日(金)に99巻が発売になるんですよね。こりゃ忙しくなりそうだ(笑
第1014話は内容が盛り沢山であります。覇王色の可能性にジョイボーイにモモの助、そしてランブルボールのリスクについてもあります。他にも色々と細かいのもあるんです。どれも重要であります。
これからもヨロシクお願いします!!!
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