【ヤマトvsカイドウ】ヤマトのアイデンティティの確立 - ONE PIECE最新考察研究室

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    【ヤマトvsカイドウ】ヤマトのアイデンティティの確立

    ヤマト「一対一…」 -ワンピース最新考察研究室.1012

    戦いたくて“うずうず”するヤマトがモモの助達とは別行動を取ります。向かう先はルフィが父カイドウと戦う鬼ヶ島屋上になりそうです。そうなると色々と謎が明かされる事になりそうですね!!

    ー画像はONE PIECE第1012話より引用ー










     

    【おでんとしてカイドウと戦う意味】


    ルフィの状態がわかるモモの助 -ワンピース最新考察研究室.1008

    もうすでに第1008話の時点でヤマトは屋上に行きたくて仕方がなかったのです。「僕もカイドウ倒したい!!」なんて言っていたのです。ポイントはその次のセリフであります。

    おでんとして!!



    ここが僕には気になっています。ヤマトは光月おでんを自称しておりましたからね。光月おでんに成り代わってカイドウを討ちたいと思っているのかな。いや、ちょっと違うかも。

    ヤマトに関して1つ謎がありましたよね?

    カイドウから飛び六胞への任務は失踪した息子ヤマトを連れ戻す事 -ONE PIECE最新考察研究室.979

    カイドウがヤマトに対して「バカ息子」と呼んでいた事です。カイドウだけではなく、百獣海賊団のメンバーも「ぼっちゃん」と呼んで“男”として扱っているのです。

    どう見てもヤマトは女性です!!

    しかし、ヤマト自身も「カイドウの息子だ!!!」(第983話)と言っています。つまり自他共に“男”として認められていると言えそうなのですが、その理由は全くの別モノである可能性があります。ヤマトが自身を“男”とする理由と、他者から“男”とされている理由は別っぽいのです。

    ヤマト「光月おでんは男だろ!?」 -ワンピース最新考察研究室.984

    光月おでんは男だろ!?
    だから僕は男になった!!


    ヤマトは「男になった」のです。それは20年前の光月おでんの処刑を見てから(8歳以降)です。この時からカイドウ達もヤマトを“男”として扱う様になるのかというと疑問があるんですよね。

    光月おでんになりたいと言ったら ぶっ飛ばされたヤマト -ONE PIECE最新考察研究室.984

    ヤマトから「光月おでんになりたい」と言われてブッ飛ばすカイドウが、光月おでんが男だから“男”になるというヤマトの言い分を認めるなんて考えにくいのです。ヤマトを“男”として扱うという事は「光月おでんになりたい」という言い分を認めるのも同じになる筈だからです。

    そう考えるなら、カイドウにはカイドウの考えがあってヤマトを「バカ息子」と呼んでいると思われます。決してヤマトの言い分を認めた訳ではない。それとは別に確固とした理由があってヤマトを“男”として扱っている。加えて、ヤマトを“男”として扱えと部下に命じている可能性が高いと考えています。

    つまりですね。

    ①ヤマトは光月おでんになりたくて“男“になったのであって、カイドウ達から“男”として扱われる事には納得してはいない。あくまでも自分自身の信念で“男”になった!!

    ②ヤマトが光月おでんになりたいから“男”になったなんて、カイドウからすれば知った事ではない。カイドウにはヤマトを“男”として扱う事に確固たる理由がある。 



    この構図の中に、ヤマトが「おでんとして」カイドウと戦う“真の意味”が潜んでいるのではないだろうか。ヤマトからすれば「おでんとして=男として」なのであって、その戦いに勝利する事でカイドウが自分を“男”として扱う理由を消してしまいたいのかも。

    ヤマトは自身のアイデンティティの確立の為に戦いたいのではないのか?って話なんです。アイデンティティとは「自己同一性」であります。自分は何者なのか… 自分は何がしたいのか… 誰かから決められたモノではなく自分自身でそれを確立する。その為の戦いなのかも!!

    ・お前の名はヤマト…

    ・お前は“男”だ…

    ・鬼ヶ島から出るな…

    ・新しい将軍はお前がなれ…


    ヤマトはずっとカイドウから何かを押し付けられて生きて来てるのではないかな。自分自身では何も決められない。何かを決めた覚えもない。そこで自分は何者なのかと自問自答する日々を過ごして来てたのかも。そんなヤマトの人生に衝撃を与えたのが…

    ヤマトは「伝説の一時間」を見ていた -ONE PIECE最新考察研究室.984

    光月おでんの「伝説の一時間」だったのであって。カイドウから付けられたら名前も捨てて光月おでんとして生きよう。光月おでんが男だからであってカイドウ達がそう扱うからじゃない。手錠が外れれば必ず海に出るんだ。こう誓ったのかなぁと。

    これはビッグ・マム海賊団とも通じるかも。

    マムも身勝手で、子供達の結婚を海賊団の強化に利用したりしていました。マムの言いなりです。ローラを除いて自由な結婚など諦めていたんですよね。ヤマトというのはローラと同じ立ち位置にあるのかも。



    【なぜカイドウはヤマトを息子と呼ぶのか】


    カイドウ「ウチの息子だよ!!」

    やはり何といってもカイドウがヤマトを「息子」と呼ぶ理由が謎なのです。まだハッキリはしませんが、ヤマトの方から言われて“男”として扱っているとは思えないのです。そう考える理由については上に書いております。

    ここに関係するのかどうか…。

    ルフィの背後に見える影 -ワンピース最新考察研究室.1001

    第1001話でルフィの背後に出て来る人物が皆んな男なんですね。5人の男が登場しています。この5人というのは、カイドウが「おれと戦えるやつ」として思い浮かべた人物です。

    ここにマムが含まれない!!

    ページワンを殴るビッグ・マム -ワンピース最新考察研究室.1011

    ↑このページワンへの一撃というのは、拳に覇王色の覇気を纏わせているのだと思うんです。ならばマムは「ひと握りの強者」に該当するのでしょう。カイドウと対等に戦える筈です。

    ここにマムが女性である事が関係するのかどうかなんです。その実力からすればマムを追加して6人でも構わないのだろうが、女性を強者と認めたくない何かがカイドウにはあるのかな?だからヤマトは女性なんだけど認める訳にはいかなかった。この可能性です。どうあっても自分の子は“男”でなければならない。

    これはカイドウの過去編が待たれます!!

    真っ先に浮かぶのは、ロックス海賊団時代にカイドウ(見習い)はマムに敵わなくて…「へっ 女に勝てねェのか」だとか言われたりしたのかなぁといったトコロなんですけどね。うーん、弱いかな。

    現時点ではまだ分からないのですが、何となく5人の強者にマムが含まれていない事と女性のヤマトを“男”として扱う事が関係してそうな気がするんですけどね。どうなんでしょうか。

    ビッグ・マムとカイドウは長年“犬猿の仲” -ワンピース最新考察研究室.957

    マムとカイドウは長年“犬猿の仲”との話もありました。ここにウオウオの実の譲渡が絡んでいるっぽいんですけどね。まだ詳しくは伏せられています。ゴッドバレー事件で何があったのだろう。

    カイドウの「家族問題」

    カイドウはヤマトの事で「家族問題」を抱えているっぽい。これはヤマトが女性で生まれた時から始まっていたのかも知れません。ここに切り込むとなると… なかなかデリケートな問題に触れちゃう可能性もありますけどね。ひとまず推移を見守りたいです!!



    【まとめ】


    ルフィの状態がわかるモモの助 -ワンピース最新考察研究室.1008

    ヤマトが「おでんとして」戦うというのは「男として」戦うのと同義なのではないか。光月おでんが男だから男になったと説明していたのです。

    これは、カイドウ達が「息子(=男)」として接して来る事への反発ではないかと考えてみました。押し付けられて“男”として生きてるのではなく、自分自身で“男”になったんだ!!とね。

    これからヤマトとカイドウの父子が対峙する事になりそう。戦いは避けられない。この戦いはヤマトにとってのアイデンティティの確立がポイントではないかと考えます。おそらくカイドウを倒すのはルフィでしょうけどね。ヤマトはヤマトで何かしらのケリをつけると考えます。

    最後に1つ付け加えるなら、カイドウに子への“情”などあるのかどうかです。ここも注目ですよね!! ヤマトとエースの話があったのです。父と子の事が出てたのです。

    ヤマトは8歳の頃から鬼ヶ島に監禁状態 -ONE PIECE最新考察研究室.985

    本当に爆発する手錠をつけていたカイドウにはヤマトへの“情”など無さそうですけどね。ヤマトとカイドウが戦うとして、互いに“情”というモノが出て来るのかどうかです。どちらも本当に殺す気で戦う展開になるのかな?

    カイドウにとって「血をわけた家族」とは何であるのか。それはヤマトも然りです。これをどう位置付けているかも分かって来そう。

    固唾をのんで見守りたいです!!!
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    コメント

    No title

    ヤマトは「おでんになりたい」と、とんでもない事を言っているわけですから、島から出せば非常に面倒なことになるかも知れませんし、その時には自分の手で「息子」を殺さねばならない可能性もあります。
    しかし、爆弾で死んだなら自分の手で殺さないで済みますからね。
    もしかしたら、あの道徳心など皆無で非道に見えるカイドウも、自分の子を自分の手で殺す事だけはできない、したくないと思っての事だったのではないか?なんて感じかも知れません。

    No title

    カイドウがLBGTに配慮してる説

    ・・・・・・(-.-) アンデンティティは難しいのですが・・・・

    こんばんは 管理人さん
    すっげえ~むずかしい用語ですね 「アンデンティティ」 。理解力が全然なくて・チンプンカンプンです(;^_^A
    うまくはコメントをまとめられるかわかりませんが ルフィが「お前の目の前でもカイドウをぶっとばす」と言ってましたよね。それに対してヤマトも「僕がそうしたいぐらいだ 挑むたび返り討ちにあってきた」

    まあ反目し合う親子ですよ・・・・。なんというかな・・・・

    僕なりの解釈ですが「洋服のボタンの掛け違え」みたいだな、と

    ・自分の父親であるカイドウ
    ・ヤマトのあこがれは 光月おでん
    ・おでんはカイドウに殺されたものの 伝説の一時間で 心を震わされ涙が止まらなかった


    自分の意思で男になったんだ、とか カイドウたちに受動的(受身) 言いなりで扱われるのは嫌というのはわかりますよ。本人にその気もないのに将軍になるのもね。

    これって、 権力構造の歴史でもあることですが 「おかざり、あるいは名ばかり将軍の典型ですよね。
    ヤマトもとうぜん そうなるのはわかっているからこそなおさら父親のカイドウのいいなりなんかになりたくない まさに 反抗期ってヤツです(笑)

    たしかに ビッグマムの家族でもローラも親の言いなりの結婚が嫌で自分から出て行ったんでしたよね。それと同じというのもわかります。

    管理人さんが以前書かれました記事「麦わらのルフィ そのシルエットは・・・まるでジョイボーイそのもの」でもコメントで僕はヤマトを 初めの頃ジョイボーイならぬシャイボーイな息子とばっかり思っていましたが

     こうした管理人さんが書かれましたヤマトのアンデンティティの記事を読んでいて ヤマトはまさに シャイボーイどころかアクティブ・ボーイ(活動的)だと再認識させれらましたよ。

    No title

    カイドウ(を始めとした百獣海賊団)が、ヤマトを『男』として扱う理由は『ワノ国の将軍としての体裁』だと思います。

    本来、カイドウは自分の跡継ぎには息子を望んでいたのでしょう……ところが、生まれたのは娘だった。
    そこで『男』として扱い、育てることにしたんじゃないかと。だから、わざわざ『ヤマト』という男性名を付けた。ヤマトという名前をつけた時点で『新鬼ヶ島計画』があったのかもしれませんね。

    コメントありがとうございます コラーゲンさん

    カイドウに親子の情があるかどうかは注目ですよね!! 「家族問題」として頭を抱えて来てるのなら、そこには情があるからとも取れます。ただし内容によりますから、何があるのか見守りたいですね!!

    どちら様かコメントありがとうございます

    > カイドウがLBGTに配慮してる説

    あのカイドウが配慮というのもアレですけど(笑

    何か秘密がありそうな気がします!!

    コメントありがとうございます baronさん

    いつか記事にしようと思ってるんですがね。たった8年ですけど、それまでのヤマトの人生において当たり前(常識)だった事を、伝説の一時間の光月おでんの行動が崩したんだと思うんです。ある種の洗脳が解けた瞬間だったのかも。それがどのシーンだったかなんですよね。光月おでんの何がヤマトを突き動かしたのかです。

    これが読み解けたなら、カイドウとヤマトの事が1つ浮かび上がりそうな気がするんですよね。また色々と考えてみます!! 次は分かりやすい記事になる様に心掛けますね!!

    コメントありがとうございます アウラの黒髪さん

    ワノ国を滅ぼし、新たに国の名を「新鬼ヶ島」にするのがカイドウの計画です。その将軍にヤマトをつける訳ですけど、何に対して体裁を繕う必要があるのかなぁと思ってしまうんですよね。なんとなくですけど。

    周囲からの反対にあうからではなく、カイドウの中で子供は「男」でなければならない理由がありそうな…。

    まぁでも分かりませんよね。推移を見守りたいです!!

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