【第1008話考察】“頭山盗賊団棟梁アシュラ童子”
扉絵は読者リクエストです!!

「空を飛んでみたい馬がロビンに協力してもらいペガサスになったところ」
ロビンが“百花繚乱ウイング”で馬が飛べる様にしてあげています。飛べるのは短い時間だけですが馬はとても楽しそうですね。ロビンの持つ能力を“分け与えている”という部分に注目でしょうか。そう見ると本編のアレに関わっているのかな?
では本編です!!
タイトルは “頭山盗賊団棟梁アシュラ童子”です!!
ー画像はONE PIECE 第1008話より引用ー
【おでんの正体はカン十郎の絵】

第1007話で現れた光月おでん。トキの能力で未来へと飛んで来たと説明します。赤鞘九人男は皆んな涙を流して喜んでいます。そこに声を上げたのが第1008話のサブタイトルにもなっているアシュラ童子!!
待て お前ら!!
ニセ物に決まっとるど!!!
しかし目の前にいるのは紛れもなく光月おでん。錦えもんがアシュラ童子を否定しようとしますが、そこに雷ぞうがトキの言葉を出すのです。「人は決して過去には戻れない」のです。あの日 光月おでんは死んだのだ、と。事実は変わらない。
それでも、と食い下がろうとする錦えもんを「目を醒ませ」と殴ったアシュラ童子が光月おでんに斬りかかるのだが…

↑ニセ物だと言ったアシュラ童子も真っ二つには斬れない!! 光月おでんが剣先をかわす様な描写はありません。血が出るかどうかを確かめたかっただけなんですよね。アシュラ童子も心の中で本物であって欲しいと思いつつだったのでしょう。
これは本当に悪党の仕業です!!
立ち振る舞いは光月おでんそのもの。こんな事が可能なのはとカン十郎に違いないと確信する赤鞘九人男。カン十郎を討ち損じた為にと謝る菊之丞を「仲間だもんな」とアシュラ童子は受け止めます。もう色んなモノをカン十郎は踏みにじっているんです。

光月おでんの正体はカン十郎が描いた絵!! カン十郎本人はすでに離れた場所にいて、能力で具現化させたモノを遠隔で操るのは体力が必要であるらしい。それゆえに深手を負った自分も死ぬだろうと光月おでんに語らせるカン十郎は、最期にモモの助の命を取って人生の終幕にしようと考えている。あくまでも黒炭カン十郎として、です。
この場に足止めさせ様と光月おでんが懐の火薬(ダイナマイト)に火をつける。それに気づいたアシュラ童子が飛び込みます!!

これ以上「光月おでん」を汚すな!!
自分1人が犠牲になって他の8人を守って散ったアシュラ童子。胸の傷もありましたし心配ですが… 何とか助かっていて欲しい!! あんな外道に殺されてよい道理などありません!!
【宝物殿にジャック現る】

モモの助を狙うカン十郎を追おうとする錦えもん達の前に立ち塞がったのが“大看板”ジャックです!! このタイミングで現れるんですね。ジャックは途中でミンク族を蹴散らしながら来たみたい。
ここでイヌアラシが前に出ます。イヌアラシがネコマムシと雷ぞうに声をかけているのはゾウでの遺恨があるからですよね。でも、その遺恨があるからではないと言います。ジャックをイヌアラシに任せて皆んなはモモの助の為に走る。

イヌアラシvsジャック!!!
これはどうなんでしょう。同じく手負いのミンク族に手こずったジャックですけどね。さすがにイヌアラシ1人では荷が重い様な気もするんです。ジャックもまた人獣型を残しているんですよね?
この宝物殿の決戦に関しては…

サンジがどちらに行く選択をしたのかが関係するんですよね。もう錦えもん達を助けるという当初の目的は失われている宝物殿。サンジが走ったのはどっちだ!?
【黒炭オロチが生存】

なんと黒炭オロチは生きていた!!
その後ろには元“お庭番衆”福ロクジュもいます。ライブフロアから1人立ち去っていた目的が判明しました。おそらくはオロチから連絡を受けての行動だったのでしょう。福ロクジュ1人だけが動く事で百獣海賊団に怪しまれない様にしたのでしょうね。
黒炭オロチが城内に火をつけて回っています。何階にいるのかは分かっておりません。この火が何を呼ぶのかであります。ちょうど城内では幹部戦が行われている訳ですが、この火事が影響を与えるのかどうかです。
あと気になる点としては…

カン十郎と連絡が取れているかです。どうも取れてはいない様子なんですよね。別々の目的で動いている様な印象を受けます。
そしてオロチの生存に関しては…

八岐大蛇の能力が関係してそうな気がします。ポイントは次に能力を発動した時の頭部の数ですよね。1つ減って7本首になっているんだろうと考えています。
【モモの助がルフィの様子を知っている】
舞台はかわってモモの助サイドです。いきなり龍に変身したモモの助に「じっとしててくれよ!?」とヤマト。もう人型に戻ってヤマトの服の中に隠れています。だいぶ制御できる様になっていたと話すモモの助。

これはつまり、以前は驚いたり悲しむ度に龍になっていたのだが、そうなっても変身しない様に制御できていたって事になるんです。その言葉通り、いつからかモモの助は驚いたり悲しんだりしても変身しなくなっていた。

前回の変身というのは、これまでとは別の感情によって変身してしまったんです。だから制御できなかった。変身しない様にコントロールできるなら、変身するのもコントロールできるのかどうか。まだそのメカニズムには謎がありそう。
さて、注目点は何といっても…

どうして離れた場所にいるルフィの様子が分かったのかです!! おそらくはカイドウの血統因子を抽出して作った“人工悪魔の実”を食べた事による影響だと思うのです。

弱って来てはいるが、なぜか元気そうというのは… カイドウがルフィに感じる事であって、それがモモの助にも伝わっているんじゃないのかな。カイドウとモモの助の視覚が共有されている可能性もあるでしょうか。そこまでの描写でもないんですけどね。
もしもそうなんだとして。先に説明したモモの助の龍への変身のキッカケが変わって来ている事が関わっている可能性があります。モモの助の中で何かが覚醒しつつある。それがあるから、これまでできなかった事が今回はできた?あるいはカイドウが人獣型になった事が関係する?
しかしですね…

血統因子から作られた“人工悪魔の実”がモモの助とカイドウを繋いでいるんだとすると色々とまた出て来るのです。何のコピーなのかです。もしもカイドウが死んでしまったら、モモの助の龍の能力はどうなるんでしょう。カイドウの死と共にモモの助の能力も失われるの?何がどこまで繋がっているのでしょう。
これらの問題はそれぞれ色んな可能性がありますんで別記事を立てましょう!!
【カイドウの人獣型】

シルエットだったカイドウの人獣型が明かされました!! ずいぶんとシュッとしたなといった印象。引き締まっているのもありますが、全身を覆うウロコにも目が行きますよね。硬そう!! しかし、どうやら腹部にはウロコがありません。やはりと言いますか、あの古傷を狙う方向になりそうな。
ただし、人獣型による戦闘というのが全く描かれないのです。ルフィが向かって弾き飛ばされますが、何をされたのかは描いてくれないんですね。
そのルフィのセリフから考えて、攻撃は打ち込めているんです。それが効いている様に思えないと言うキッド。人獣型になって何か変わった事があるっぽい?
どんな戦闘をして来るのか楽しみであります!!
四皇カイドウとマムが並んでいると、ここがまるで地獄にしか見えないとキッドが言うのですが、

何なんでしょうね… いつだってルフィは何とかしてくれそうって思わせてくれる。カイドウが「いつでも“目”が死なねェなァ」というのはですね、

おそらく第924話の事があってのセリフなんですよね。気絶してさえルフィはカイドウを睨みつけたのです。それは「不屈の闘志」に他ならないと思われます。“闘志=覇気”という事なら何かありそうな。
【ローの提案】

やはり四皇を2人同時に相手するのは負担が大きいのでしょう。ローが「一人引きはがすべきだ」と提案します。ゾロが同意しています。何らかのカタチでカイドウかマムのどちらかを屋上から離れた場所に移す作戦なんでしょうね。
どっち?
おそらくマムなんじゃないのかな?と。マムを屋上から排除するんじゃないかと思うのです。なぜかと言いますと…

ナミが「もっと強い雷」を欲していたのです。これはゼウスが必要って事なのかも知れないんですよね。
となると、マムを屋上から落としてナミのいる場所に向かわせるって事になるのかも知れません。ライブフロアに落とすのかな?それはナミがどこで“飛び六胞”うるティと闘うのかに掛かって来そう。
ただし、僕としてはカイドウとマムが離反する流れにも注目してるんです。海賊は裏切るって話が頻繁に出て来るのです。この2人が別々になるのなら、それはそれで裏切りの構図が予想できるのかも。
どうなるんでしょうかね?
【手当てをしたシルエット】
光月おでんの正体がカン十郎による絵だと判明しました。どう考えても赤鞘九人男の手当てをした人物にカン十郎は無関係だと思われます。

手当てをしてくれたのは第1004話のシルエットです。おそらくは日和なんですよね。トキもまた20年前に亡くなっている筈なのです。僕はカン十郎に連れ去られているのかと考えましたが、そんな様子はありません。でも、どこかにいるんです。
日和は花魁の小紫でもありました。

生存が判明したオロチと何かありそうなんですよね。どういう風に両者に接点が生まれるかです。ここに注目しております!!
【第1008話の感想】
さてさて、次回は休載しませんよ!!

4月5日(月)でして、表紙&巻頭カラーと発表されています!! ホント楽しみであります。白熱する鬼ヶ島決戦であります。ずっとワクワクして読ませて頂いております。
この第1008話の考察ポイントの大きな柱としては、やはりモモの助になるでしょうか。あのベガパンクの“人工悪魔の実”の秘密というのが大きいのです。何がどうなっているのか考えるのが楽しくて仕方ありませんね。
しかし、光月おでんの正体がカン十郎の絵だったとは。そして黒炭オロチの生存であります。黒炭家のしぶとさと言いましょうか。凄まじいモノがありますよね。どう決着をつけるのかです。赤鞘九人男がケリをつけるべきなのですが、これはワノ国が抱える問題とも言えそう。どう落とすのか注目ですよね。
屋上の決戦に動きがありそうですが、やはり幹部戦も気になります。次回はどこが描かれるのか楽しみであります!! これからもドンドン自由に考察して行きましょう!!
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