【第1007話冒頭1ページ】恐れられてきたワノ国の侍の強さの根源

前回のヒキは、ウイルスに触れた事で“命の限界”まで力を引き出されたヒョウ五郎でしたが、いよいよ氷鬼になってしまいそうになって弥太っぺに介錯を頼もうとしたトコロでありました。
さてどうなったの?
ー画像はONE PIECE第1006話より引用ー
【第1007話冒頭1ページ】
ドーム内「ライブフロア」ー

起こるどよめき…
“お庭番衆”と“見廻り組”のほとんどがやられちまった!!!
倒したのはヒョウ五郎でしょう。“お庭番衆”の大黒と風影、“見廻り組”のホテイ総長が倒れています。伝説の侠客の力に驚愕する百獣海賊団の兵士達。

氷鬼に耐えて“力”だけ利用しやがったと驚くアプー。ドレークもワノ国が恐れられてきた理由が少し分かったと話しています。
ここで冒頭1ページは終了です♪
【おでんとヒョウ五郎が組んでいたら…】

力の有り余っていたあの時代に
お前と共にカイドウに挑んでたらってよ…
こんな風にヒョウ五郎が“もしも”を語っていた訳ですけども。20年前、光月おでんとヒョウ五郎が力を合わせて百獣海賊団に挑んでいたら… どうなっていたんでしょうね。
あの怪物カイドウには勝てなかったのかも知れません。それでもワノ国vs百獣海賊団としてはワノ国が勝利してた可能性が高いんですよね。カイドウは撤退を余儀なくされていたと思うんです。

光月おでんが「誰も傷つかねェ方法」を選んでいなかったならば。もう過去はどうしようもないんですけどね。そう思わせる当時のヒョウ五郎の強さであります。
【ヒョウ五郎の強さの根源】
この第1007話冒頭1ページの注目ポイントというのは、やはりアプーとドレークのセリフであります。

・氷鬼に耐えて“力”だけを利用しやがった
・ワノ国が恐れられてきた理由
ここなんですけどね。

ヒョウ五郎はほぼ氷鬼になってしまっています。それなのに自我を失っていないんです。これにより、ウイルスによって引き出された力が利用できているんですよね。それはヒョウ五郎の精神力の強さがあってこそだと思われます。「精神力にゃ自信がある(第1006話)」と語っていたのです。

通常、氷鬼に感染すると自我を失って誰彼構わず襲いかかる様になってしまう。それを制御できたヒョウ五郎にアプーは驚いているのであって。このヒョウ五郎の精神力の強さに、ドレークはワノ国が恐れられてきた理由に納得したと取れるんです。
この部分こそがヒョウ五郎の強さの根源であり、ワノ国の侍の強さが隠れているんじゃないかと僕は考えてみました。
この精神力って何なのだろう。

↑光月おでんが赤鞘九人男を担ぎ上げながらも釜茹での刑に耐えたのも同じなのだろうか。何があったから光月おでんは700度を超えて更に上がり続ける油に耐える事ができたのか。これもまた光月おでんの精神力の強さゆえなのかも知れませんよね。その理屈が説明できないんです。
いわゆる“侍魂”というか“大和魂”なるモノがワノ国にはあるんでしょうかね。それがヒョウ五郎に氷鬼を耐えさせたのであり、光月おでんを釜茹での刑から耐えさせた。

それがワノ国の侍の強さの根源って事になるのかなぁと。そこに理屈を求めるなら“流桜”になるんでしょうか。武装色の覇気とは同じな様で少し違っているのかな。武装色の覇気とは誰しもが持つ「気合い」の延長線上にあるんですけども。ヒョウ五郎が耐えたのも光月おでんが耐えたのも“流桜”に秘密がありそうな。
ワノ国特有の何かがありそうなんですけどね。
ヒョウ五郎の弟子であるルフィも…

根性なるチカラでボロブレスを耐えています。これはヒョウ五郎からの教えられた“流桜”の賜物って事になるんでしょうかね。
ともかくヒョウ五郎は氷鬼に感染しながらも最後まで自我を失わずに耐えております。それも時間の問題かも知れません。チョッパーが頑張っている抗体が待たれます。どうなるのか続きが気になりますね!!
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