【死の覚悟】笑うべき時に笑えないカイドウ - ONE PIECE最新考察研究室

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    【死の覚悟】笑うべき時に笑えないカイドウ

    カイドウ「おれに攻撃が効く…!?」 -ワンピース最新考察研究室.1001

    ルフィに殴り倒されたカイドウが驚いています。自身に攻撃が効いている事が不思議な様子なんです。この時こそカイドウは笑っていなければおかしいのです。この時こそ、その歯が真っ白に描かれていなければならない筈なのだが…。

    ー画像はONE PIECE 第1001話より引用ー










    【攻撃が効いた時カイドウは笑わない】


    空島からの飛び降りを敢行したカイドウ。趣味は自殺だと紹介されました。カイドウは… 死にたがっている!? そんなカイドウが本当の意味で“死”を直感しただろう時というのが…

    光月おでんを倒したカイドウ -ワンピース最新考察研究室.970

    光月おでんに斬られた時なんだろうと考えられます。傷が疼く度にその時の光景を思い出すらしいです(第993話)。その直後のカイドウが描写されますが、まさに“死に物狂い”といった表情。望み通り死ねたのかも知れないのに、そこには一片の喜びも感じさせません。

    そして第987話のヒトコマであります。鬼ヶ島裏口から突入した赤鞘九人男による奇襲攻撃を受けるカイドウ。

    カイドウ「なぜ痛む!!!」-ONE PIECE最新考察研究室.987

    赤鞘九人男の刃がなぜ痛む、なぜ刺さると思いながら「ウァアアア〜!!!」と大きな叫び声をあげて落ちて行く。この時カイドウは、赤鞘九人男に光月おでんの影を見ます。そこにあるのは恐怖だろうか。

    本当にカイドウが“死”に直面した時… 彼は笑わない。いや、笑えないと言うべきでしょうか。自殺を趣味としておきながらカイドウは、本当の意味で死の覚悟ができているのだろうか。

    カイドウ「死は人の完成だ…!!!」-ワンピース最新考察研究室.994

    白ひげやロジャーの死の“上っ面”だけしか見ていないのではないか。

    ロジャーはその死に際して「大海賊時代」という新しい時代を幕開けさせました。白ひげも自身が死ぬ事の意味を知っていたんですね。その身を挺して息子達を逃し、その息子達がルフィを新時代へと送り届けた。

    カイドウには何かあるのかな?その死に際に受け継ぐ意志だとかです。何もないのなら、その“死”に何の意味があるのだろう。そこをカイドウ自身は分かっているのかどうかなのです!! ロジャーや白ひげ、光月おでんの死に感じるモノなんてあったの!?

    ここですよね? 重要なのは。



    【ルフィ達の攻撃に笑うカイドウ】


    カイドウ「さすがだ…!!」 -ワンピース最新考察研究室.1001

    ↑ウソつけ!

    ゾロ&キラーの攻撃を受けたカイドウが「さすがだ…!!」と笑っています。このシーンを見て一番に思い出したのが頂上戦争編のヒトコマでありました。マルコが黄猿に蹴りを入れたシーン。

    マルコ「ウソつけ!」 -ワンピース最新考察研究室.554

    ん〜 これは効くねェと言った黄猿とカイドウとが重なったんです。あるいは第724話のドフラミンゴなどはどうでしょうか。

    サンジの攻撃を受けるドフラミンゴ -ワンピース最新考察研究室.724

    サンジの技を受けたドフラミンゴの感想であります。相手を褒めている様ですが、実は逆なんですよね。皮肉を言って挑発してる訳です。黄猿には効いてはいないし、ドフラミンゴの「強力だ」というのも自分以下のレベルにおいての話で言ってると思われます。

    要は余裕なんですよね?

    カイドウに大技で挑むルフィ達3船長 -ワンピース最新考察研究室.1001

    怪物じゃねェか、というのも同じであって。自分レベルの怪物かどうか見てやるから打って来いよって事なんですよね?それを笑っているんだと思うんです。

    数が疼くカイドウ -ワンピース最新考察研究室.987

    本当にヤバい時は笑えないんです。

    この時にあげる叫び声と、第1001話でローに岩石を落とされる時の「うわああああああ!!!」は違うと考えられます。ローに対する叫び声というのは“戦いゴッコ”のソレだと思うんです。大人が子供の攻撃を受けて「やられた〜」みたいな。効いちゃいない。





    【まだカイドウはルフィを認めていない】


    ルフィの背後に見える影 -ワンピース最新考察研究室.1001

    ルフィの背後に見た複数の影。これはカイドウが認めた者達。あるいはカイドウに”死”を予感させた者達ではないでしょうか。おれ殺されるかも…と恐怖を感じさせた者達。

    その者達とルフィが同じなのか見せて貰おうか。それくらいの力があるのか試させて貰いますよ、と…

    笑うカイドウ -ワンピース最新考察研究室.1001

    チラリと笑って雷鳴八卦を繰り出してみる。いいじゃん!! よけるんだ!! みたいなね。不謹慎ですが戦闘をゲームの様に楽しんでいる。マムに「下がってろ」と言ってからは一切手は出さない。受けに徹します。

    ポイントは、これをカイドウ自身が“殺し合い”と思っているのかどうかです。死を懸けた戦いをしてる認識があるのかどうか。どう見ました?

    攻撃してくるルフィ達を前にして笑うカイドウ -ワンピース最新考察研究室.1001

    ↑死を覚悟しての笑みとは僕には思えないんです。先程の一撃は効いたけど… さて、どんなモンですかねと。腕試ししてやるから攻撃して来なさいって感じに見えるんです。さらさら死ぬなんて思ってない風に見えるんですよ。

    実際に攻撃は効かなかった。

    最悪の世代と四皇 本当の戦いはこれから -ワンピース最新考察研究室.1001

    もう良いかな。手の内は見せて貰ったから行きますよと。殺してくれるかも、と失望した様子もないんです。つまり期待した程までじゃなかったんですよね。

    カイドウはルフィを認めなかったのです。先のロジャー達5人には並ばないと感じたのだと思うんです。それ程のモンじゃなかったのでしょう。死と隣り合わせの極限の戦いは望めないと決断した。

    これが変わった時のカイドウに注目しています!!

    その時に笑うかどうかです!!

    ヤバい、こいつらに殺されるかも…と思った時にカイドウが笑ったなら、それは本物だと思います!! カイドウには死の覚悟がある!! しかし、今回のは違うと感じます。





    【まとめ】


    笑うカイドウ -ワンピース最新考察研究室.1001

    今回のカイドウの笑みについて幾つかコメントを頂きましたので、予定を変更して書かせて頂いた今回の記事。僕としては、逆に笑っていないシーンが強く印象に残っています。

    カイドウと戦えるやつなど僅か -ワンピース最新考察研究室.1001

    どうして有効打を食らった時こそ笑わないんだってトコロなんです。その時こそニヤリと笑っていなければならないと感じるのです。

    ただただ受け身に転じてルフィ達に攻撃させるがまま。これが戦闘と言えるのかどうか。カイドウは“殺し合い”をしてると感じているのかどうか。殺してくれるのかなぁと期待してるのだろうか。それにしては、本当にヤバい時には笑っていませんよね?

    3船長が「先に手ェ出したやつ格下」というゲームをします。これをカイドウもしてるって事ではないかな。手を出さないんです。大きく違うのは、3船長はよけるけどカイドウはよけない。攻撃を受けてあげます。カイドウにとってはゲーム。笑ってゲームを楽しんでる。

    そこで重要なポイントとなるのが…

    本当にカイドウは死に対する覚悟があるのかどうかなのです。死にたいと言っていながら、そこに覚悟があるのかどうか。なければ待っているのは“空っぽの死”になります。

    ルフィ「わりい おれ死んだ」 -ワンピース最新考察研究室.99

    本当に死に際してカイドウは笑えるのか!? まさか醜態をさらすなんて事はないでしょうね。四皇とまでなれば違うとは思うのですがね。僕としては、カイドウこそルフィやロジャー程の器があるのか?と。

    ここに注目したいです!!!
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    コメント

    No title

    おでん回想のロジャーと白ひげの戦いはどうだったんでしょうね?
    ロジャーは「殺し合い」と言ってましたが本当にそうなのでしょうか。
    言ってるわりに結局は誰も死んでません。
    互いに精魂尽き果てて殺し合う力も残ってないのならともかく、ちょっと怪我したくらいで普通に酒盛りしてますので、殺し合いというかスポーツの試合みたいです。
    白ひげはおでんを貸してくれと言われた途端島を揺らす程の怒りを見せました。
    逆に言うとそれまでの戦いはあんなガチモードになってないということです。
    少なくともこの戦いについては殺し合いなどというのは言葉の上だけで実態として生き死にのかかった真剣勝負には見えません。

    カイドウの死ぬとか何とかが口先だけで本当の覚悟が足りないというのは同感です。
    でもじゃあロジャーや白ひげはそんな半端な覚悟の戦いはせず常に生死を賭していたのかというと、あの回想の戦いを見ると疑問がありますね。
    白ひげの胸の傷はロジャーに付けられたと言ってました。
    だからそういう戦いもあったのでしょうが描写はされてません。

    おでんもです。
    白ひげやロジャーに向かっていった時、そこにオロチやカイドウに向けた殺気と同じだけのものがあったのでしょうか?

    そもそもワンピースにおいて、悪い奴への怒りや敵への憎しみといったものが絡まず、それでいて本当にシリアスなテンションの戦いというものがほとんど描かれてないと思います。
    精々が初期のゾロとミホーク、ルフィとカタクリくらいじゃないでしょうか?
    悪人じゃない者同士の戦いは「小競り合い」「腕比べ」くらいにしかならない。

    ルフィにしても海賊王になるために四皇は全て倒す、最後はシャンクスだと言ってます。
    しかし実際にシャンクスに追いついてその前に立った時、夢のためならシャンクスの命を取る事になっても、またシャンクスに殺されてもという覚悟の戦いに本当になるでしょうか?
    あるいは殺す殺されるまでいかなくとも、カイドウやマム相手と同等の真剣勝負が本当にできるのでしょうか?

    そういう意味でも尾田先生がルフィとシャンクスの戦いをどう描くのか。
    あるいはそもそも対決させるのか。
    とても気になります。

    コメントありがとうございます joeさん

    うーん、ここは読み手の取り方によるトコロもあるのかなと思いますけれど。何が良くて悪いという事でもありません。

    ロジャーと白ひげの場合、互いに持てるチカラの限りで打ち合ってるという風に僕には見えました。これはもう命の取り合いと言って良いと思ったんですね。

    あとは「あれでなぜ死なないの?」と作中キャラに言わせてもいますが、あまりにも強靭な肉体というのを持っている事が関係しているのかも知れませんね。実際にバタバタと亡くなってはいきません。それにより緊迫感が持ちにくいと言いましょうか。

    それでも僕としてはいつも白熱のバトルとして楽しめていますよ。

    ルフィとシャンクスについては僕も興味あります。これをどうするのかですよね!!

    いつも楽しく拝見してます。

    カイドウ、マムの両四皇ですが
    ここまでストーリーが進むと
    以前の四皇のあの強大すぎるイメージが大分変わって来ています。
    カイドウ、マムからは小物感すら感じる程です。
    これまでのロジャー、白ひげ、おでん達をみると比較にならないなぁと思います。

    死に様ですね
    笑って死んでいった豪傑達、
    ルフィもそうですが
    ひーちゃんさんの言われる覚悟がある。
    そして自分の今まさに目の前にある死より、誰かを想って、何かを想って最後を迎えている。
    これが受け継がれる意志となっている様な気がします。

    カイドウ、マムには、これを感じないですね。
    最後に想う誰か最後に想う事
    受け継いでもらいたい人物、意志
    もちろん二人の事を受け継ぎたいと想う誰かも居ないと思います。

    最後に死を目前にした時、自分の事や負けた悔しさや後悔などがカイドウ、マムには浮かぶのではないでしょうか?
    私もそこに笑顔はないと思います。

    出来る事ならカイドウ、マムにも彼等なりの正義があり海賊王の夢の果てがあって最期は笑って欲しいものです。四皇たるものそうあって欲しいですが…。

    死に際、その時自分の死よりも大事なモノ、意志、想いこれがカイドウにはあるのか?あれば描かれれば、笑って最期を迎えられるのではと思います。



    コメントありがとうございます k@さん

    お久しぶりです!! いつも感謝します♪

    同感ですね!! 強いんだろうけど“器”は徐々に小さくなっております。強大なチカラを見せつけるターンが待っていると思いますが、その次ですね。今よりドンドン小物感を出して来る気がしてます。

    その意志を受け継いでくれる者がいない。それはいかに自己中心的な振る舞いをしていたかって事になるのかも知れません。ここに違いを出す様な気がしています。

    これまで攻撃されても通用しない体を持っていた2人。それがボコボコにされ出して初めて本性が見えるのかも。そこでニヤリとしてくれるか… はたまたってトコロでしょうか。

    さすがに四皇ですからね〜 色々と期待して待ちたいですね!!

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