【最新第1000話考察】“麦わらのルフィ”

やった!! 記念すべき1000話に立ち会えた喜び!! もちろん第1000話なんて通過点でしかないのは分かってますけどね、そりゃ嬉しいよ。第100話の巻頭カラーをオマージュした今回のポスターも良いよなぁ。最高♪
では本編です!!
タイトルは “麦わらのルフィ”です!!
ー画像はONE PIECE 第1000話より引用ー
【ミンク族の助力でルフィ屋上へ】
第1000話の冒頭1ページ目は先日ONE PIECEC.comにて先行公開されていました。それを読んで1本の記事を書かせて頂いていたんですね。
【第1000話冒頭1ページ】いよいよルフィが屋上へ!!!
改めて第1000話本編を全て読んだ上での、この冒頭1ページというのはまた違った捉え方もできそうで感嘆いたしました僕。

もしかするとシシリアンは屋上で雷ぞうを含めた赤鞘九人男がカイドウに敵わなかった事を知っているのかなと。その上でルフィからの「忘れてねェから」という言葉を受け止めて涙を流しているのかも。お前らの事も雷ぞう達の事も… あとは任せろってね。
これなんですよね。いつだって“麦わらのルフィ”という男は、そうやって強大な敵に立ち向かって行くんです。いつも誰かの想いを背負って戦いに挑むのです!! この第1000話の冒頭1ページとして外せないヒトコマになってる。それはまた…

未来のルフィの姿とも重なっていそうで。
【クイーンの身体】
場面はライブフロア。ゾロを掴んで屋上を目指すマルコに“大看板”キングとクイーンの2人が立ち塞がります。2人の首根っこを不死鳥の翼で押さえつけるのですが…

ただでさえ長いブラキオサウルスであるクイーンの首が伸びています。とてもメカニックな感じなんですよね。クイーンといえば元々から左腕に機械装置の様なモノが取り付けられていまして。義手なのか何なのかと思ってたんですよね。それが首もです。

クイーンは「カラクリ武器」を作るのが趣味という話がありました。もう自分自身をカラクリ武器に改造しちゃってるって事なのかもね。おそらくは自分で自分を改造してるのであって…

ツキミ博士やDr.ベガパンクのパシフィスタ(バーソロミュー・くま)程の事ではないと考えます。あくまでも身体の各部位にカラクリ武器を仕込んでいるってレベルなんだろうなと。
何はともあれゾロは屋上へ!!
【航海日誌はヤマトからモモの助へ】

ヤマトが光月おでんの航海日誌を拾った経緯が少し明かされました。あの光月おでんの処刑の日、燃える九里の城から誰かが守る為に持ち出していたのだろうと。城のふもとの川でって事ですから河松がイメージされますが違ってると考えます。
やはりココは1択であります!!

↑このスキヤキの代からの家臣の方なんだろうな。彼はオロチには従わず、ずっと光月家について来てくれてたんですよね。第971話で光月家の食事の毒味をしていた方です。僕としては、この方以外には考えられないんですよね。
それより何より航海日誌の記述です!!
ここには
おでんの豪快な人生と
彼の感じた世界が
全て記されてる!!
あれれ、ちょっと後退してるんですよね。あくまでも「感じた世界」と断りを入れた風に読み取れるんです。光月おでんの知った“世界の秘密”、その全てが記されている訳ではない!?
これはヤマトの仲間入りに関して重要なポイントになるから見逃せないのです。どうなのでしょうね。続くヤマトの言葉は、その通り光月おでんが感じた… 若き強者達が新世界に押し寄せるという話になっています。
【ルフィの夢の果て】
再びエースとヤマトの過去編が挿し込まれます。2人が楽しく呑んでいる時、うっかりエースが口を滑らせてしまうんです。それはルフィの“夢の果て”の話。笑うなよとエースがヤマトに言うのですが…

当のヤマトは笑うどころか感動して涙を流すのです。それはもう航海日誌に記されていたんですよね。海賊王ロジャーの言葉として。
これについてはもう記事にしていますし、この第1000話の描写も含めて再び記事にするつもりであります。もう1つしか浮かばないんですよね。
・ルフィ「世界一の財宝」(第1話)
・ロジャー「莫大な財宝」(第966話)
どちらも想定してるのは多額のお金を手にできるって事だった訳であります。そのお金で何かを買おうって話なんだと思うんです。宝払いなんだろうなぁと。
世界中の酒と食い物(肉)を買い占めてやるって事なんじゃないんですかね。全種族、敵も味方もなく皆んなで世界中を巻き込む宴をする。加盟国と非加盟国とに分ける事なんてしない!! それによって世界を“ひとつなぎ”にしちゃうんでしょ?
また別記事を立てまーす!!
【エースとロジャー】
なんとエースは自身の父親に関してはヤマトに告げていなかった様です。ポートガス・D・エースがロジャーの息子であるとヤマトが知ったのは「後日新聞で」って事だったんです。
ヤマトはエースがロジャーの息子とは知らない。そのヤマトはロジャーの事を「偉大な男」としか言わない。それが1つのシーンを生み出すのです。

エースがロジャー(そいつ)と呑んでみたいって言ってるんですよ(泣
気が合っただろうね、ってヤマトも言ってるんですよね。このシーン良いなぁ。そりゃそうなんです。色んな事を取っ払って、1人の男と男としてもしロジャーとエースが出会っていたら…。
いやァ 違う!!
ちゃんと父と子で触れ合える運命にあったなら、ロジャーとエースは分かり合えた筈なんですよね。仲の良い親子であった筈なんですよ。カイドウとヤマトとは全く違うんですよね。
名シーンだよコレ。泣けて来て仕方がない。このワンシーンを入れて来て頂けて僕は嬉しい!! その運命が白ひげとエースにも繋がる訳ですから、色々な想いが湧き上がりますね。共感して下さる方いらっしゃるかな。語り合いたいや(笑
【次の時代を担う海賊達】

うっひょー かっこいい!!!
20年以上先の未来に
次の時代を担う強力な海賊達が
「新世界」に押し寄せて来る…!!
おれがもし死んだなら…!!
カイドウを討てるのは
そいつらだ!!!
なぜ光月おでんは航海日誌にそう書き記したのか。レイリーもいる、シャンクスに期待しても良い。白ひげの名前でもない。どうして20年以上先の未来に押し寄せる海賊達なのか。

海王類の言葉を信じているからですよね!!
次世代の海賊達の中からジョイボーイが生まれるって事なんじゃないんですかね。もちろん「生まれる=誕生」という事でしたら、当時すでに生まれている最悪の世代の海賊はいる訳でして。言葉尻だけを捉えてどうこうでもなさそう。世代というモノに意味がありそうな気もします。ここにも何かポイントがありそうな。
【ルフィの一撃で吹き飛ぶカイドウ】

↑ここ ゾクっとしました。
このルフィの大物感!!
カイドウとマムがペラペラ喋るんですよ。それだけでもう小物臭いんですね。そんなのルフィの耳に入ってませんよ。対するルフィは無言。そりゃ素通りする訳ですから攻撃されるのも想定してておかしくない。その上でルフィは余裕。
向かうのは倒れている錦えもんのいる場所。

ごめんな 遅くなった ……(泣
まずコレなんですよ。大丈夫か、って。何よりもルフィの表情です。汗かいてたり焦ってたり怒ってたりしません。ただただ静かに錦えもんを抱きかかえるんです。どれ程のモノが内に秘められているか。それを想像させてくれるんです。
錦えもん、そして赤鞘九人男の想い全てをルフィが受け取るんですよね。
カイドウが金棒を振り上げて来た。そんなのルフィは見聞色で分かってるでしょう。まーだ余裕。ローに赤鞘九人男達を能力で移動させて貰う様に頼んで… それを待ってから素早く跳躍!!
ここでカイドウに拳を叩き込むのですが…

第601話でパシフィスタに叩き込んだ一撃と重ねてません?ここ気になりましたよね。あ、同じ構図にしてる!!って。ならば第601話のシーンって何だったか。
パシフィスタに叩き込んだ拳に対し「覇気を纏った…!!!」と戦桃丸が驚愕するんです。これなんでしょうね。今回カイドウに叩き込んだ拳にも秘密があるって事!!
ヒョウ五郎との修行で手にした、もう1段階上の覇気(流桜)を纏わせた拳を叩き込んでるって事なんでしょうね。この第1000話ではマムが驚いてます。
そこでラスト!!
【おれはモンキー・D・ルフィ】

おれは
モンキー・D・ルフィ
お前らを超えて…
“海賊王”になる男だ!!!
ちょっと見逃せないシーンです。注目すべきはフルネームである事なんです!! そう来たか、と思ったんですよね。よろしければ92巻を開いて頂きたいです。全く違うんです!! 同じセリフをまたカイドウに言い放ってはいないんですから。

第923話では「ルフィ」としか言ってなかったのです。それが何を意図してるかなんですよ。まず間違いなく“D”なんだろうと思われます!! ここからまたグーンと話が広がりそう。
【次回予告】
今回もまた合併号という事ですので…
1月18日(月) です!!
次までゆっくりと時間があります。第1000話の余韻にひたりつつもガッツリと考察した記事を書かせて頂こうと考えております。描写の無かった城内の事なども考えて行きたいですね。まぁでも第1000話を待つ間に書いてた記事にも続きがあるんですよね。これも書きたいし… アレもコレもで悩ましい(笑
本当の意味で今日が年明けとも言えそうで、第1000話からの新たな幕開けを迎えたとも言えましょうか。ホント楽しく走って行きます!! どうぞよろしくお願いいたします!! べべん♪
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