【10人目】ヤマトは麦わらの一味の仲間になるのかな

ぼくだって…!!
海に出て冒険してみたい!!!
おでんの様に自由に生きてみたいよ!!!
4年近く前、そうエースに叫んだヤマト。この鬼ヶ島の決戦が終わればヤマトは自由に海に出て冒険できる様になる筈です。麦わらの一味の仲間入りも視野に入って来るんです。どうなるのかなぁ。
ー画像はONE PIECE 第999話より引用ー
【海に出たがっている2人】
このワノ国にはエースと共に海に出ると話していた人物が2人いるんですね。それが今回のヤマトと…

お玉であります。
97巻のSBSで尾田先生が、無事にワノ国を出航できたならONE PIECE史上“最も巨大な戦い”を描く事になると仰られました。このワノ国で麦わらの一味としての地固めは終わりになるのかも知れません。

とうとうルフィと10人の仲間が揃い、11人の麦わらの一味としてワノ国を出航し“最も巨大な戦い”へと突入する流れになって来るのかも。ジンベエだけではなく、このワノ国にいる人物が新たに仲間に加わる可能性が高いと考えています。
そこで僕がピックアップするのがヤマトとお玉の2人であります。どちらかがルフィにとって10人目の仲間になると考えています。
【ルフィの仲間の共通点】
麦わらの一味に加入するには暗黙のルールというのがあるんですね。それはルフィが決めたモノではありません。僕達読者の視点に存在する不文律であります。これをヤマトとお玉はクリアしているかどうかです。
・麦わらの一味の船員としての役割
・冒険の果てに叶える夢
まず最初に思い浮かぶ2つであります。麦わらの一味の全員が持っております。ただし、これに関してはどうとでもなります。戦闘員や見習いで済む話でありますしね。それぞれの夢にも思い当たるモノも出ています。
そこで最後の不文律であります。
・故人の意志を受け継いでいる
これが無ければならないと考えます。それは麦わらの一味それぞれの船員としての役割や夢とも大きく関わっているんです。この故人の意志(遺志)を胸に冒険を果たす必要があるみたいなんです。
まず船長であるルフィ。ルフィとしての故人とは誰かと考えると1人いるんですね。色々と考え方はあるでしょうが僕としては…

ジョイボーイであります!!
800年前に実在した地上の人物ジョイボーイの意志を継ぐ者こそがモンキー・D・ルフィであると思うんです。ジョイボーイの代わりを果たす事がルフィの夢である海賊王に繋がると考えています。
それ以外では…
・ゾロ(たしぎ)
・ナミ(義母ベルメール)
・ウソップ(母バンキーナ)
・サンジ(母ソラ)
・チョッパー(ヒルルク)
・ロビン(オハラの考古学者)
・フランキー(トム)
・ブルック(ルンバー海賊団)
・ジンベエ(フィッシャー・タイガー)
誰もがその生き方や信念、役職を語る上で欠かせない人物を亡くしているんですね。果たしたい夢とも大きく関わっているのが分かります。
この観点で行くとヤマトになる訳です。

光月おでんという存在があるからです。
お玉にとってはエースになるのでしょうが、エースの意志を継いで海に出るというのは少し違って来るんですよね。ただし、まだ分からない部分があるんです!!
【トキの意志を受け継ぐ者】
このワノ国から麦わらの一味に仲間入りして出航する者がいるんだとして。誰の意志を胸に冒険に出るのか。それを考える上で欠かせないと思われる人物がいるんです。それは実は光月おでんではないんです。
トキなんです!!!

彼女は過去から逃げて来たらしいんです。未来に飛べば誰かがやってくれる… そう思って逃げて来ていたというんです。ここが残っているんですね。
トキの旧姓は「天月」であります。光月将軍家を支える5つの大名家に見える姓であります。その天月家のトキがなぜワノ国の外にいたのか。これが全くもって謎なんです!!
このトキが人任せにしていた事。それがもしも遣り残した事なんだとすれば、誰かが果たさなければならない筈なんですね。故人トキの意志を受け継ぐ者はいないのか!? ここなんです。
そこで僕がクローズアップするのがお玉!!

九里大名跡取りモモの助を「もも君」と呼ぶ不思議であります。この2人の横にはお菊がいるんです。兎丼を目指すワニガメの背中での事だからです。

お菊は「おう モモ!!」と呼ぶルフィに無礼だと言ってたんです(第919話)。それなのに「もも君」と呼ぶお玉には何も言わなかったんですね。
おそらくは尾田先生が言わせなかったと考えています。その理由が明かされてしまうからじゃないかな?と。何かあるっぽいんです。モモの助を「もも君」と呼べるだけの何かがお玉にはありそう。もしかするとトキに関係して何かあるのかも。お玉の出自が謎なのです。
ゆえに、まだお玉を候補から外せないんです。
【ワノ国に来た2人の“D”】

ヤマトは光月おでんの航海日誌を拾って読んでいます。問題は航海日誌にどこまでの事が記されているかであります。ただし、これも何とでもなるんですよね。最も重要な事に関しては記されてはいなかった… で済ます事は可能です。
ラフテルを浮かび上がらせる4つの地点についてや、ラフテルにあった「莫大な宝」の正体、“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”とは何であるか等は記されていないかも知れない。そのページだけ破れていたり焦げたり濡れて読めなくなっていたり。あるいはヤマトに「ぼくは最後のページは読まないと決めている」と言わせても良いんですよね。
現時点で明かしても良い情報だけをヤマトは読んで知っている。これなら何の問題もなく麦わらの一味に仲間として迎え入れる事ができるんです。
ただ、麦わらの一味に限定しなくても冒険には出れるんですよね。このワノ国に来てる海賊団は麦わらの一味だけじゃないんです。しかも、もう1人“D”の名を持つ者がいるんです。

トラファルガー・“D”・ワーテル・ローであります!! ローは自身の運命について知りたがっています。ローの場合は“隠し名”と“忌み名”という謎も上乗せされてるのです。
それについてヤマトが航海日誌から得た情報を持っているのかも。そこで意気投合する可能性もあるのかな?どうなんでしょうか。
このワノ国に2人の“D”が来ている事。ここはやはり気になります。ルフィもローもモモの助達が連れて来ていて、それを運命としか思えないとヤマトは言う。
・ワノ国に来た“D”が2人
・ワノ国から海に出たい2人
ちょうど2人ずつで揃っているのが気になる訳です。それぞれに、って事になるのかなぁと。ただ、ヤマトが海に出るのは間違いないと考えます。麦わらの一味入りも可能性が高いと考えてます!! あとは上記したお玉の謎が明かされるのを待ちたいトコロなんです。
【まとめ】

ヤマトが決戦後に冒険に出るのは間違いなさそうな気がします。麦わらの一味入りの暗黙のルールもクリアしていると考えます。航海日誌の記述については都合よくする事も可能でしょう。手渡されたのではなく拾っているのですから、重要な部分が消失してても不思議ではありません。
ただ、受け継ぐ意志として…

トキの要素が外せないんですね。ここにお玉が絡んでいるかどうかを待ちたいんです。“きびだんご”で猛獣を従えれば大きな戦力にもなります。戦えない訳ではないんです。お玉の作戦が“飛び六胞”を撃退する可能性もあるんです。
ヤマトかお玉か… どちらかが麦わらの一味10人目になると考えています。ヤマトはローとの旅立ちの可能性もありそうな気もしますし、もう少し推移を見守りたいです!!
- 関連記事
-
-
ルッチが優先するのは“任務”か“エゴ”か 2023/09/29
-
ジュエリー・ボニーは常にDr.ベガパンクに守られてきた 2023/09/28
-
黒ひげ海賊団がエッグヘッドで「狙う物」と政府・海軍が「守る物」 2023/09/27
-
サターン聖が命令してもパシフィスタはDr.ベガパンクを攻撃しない!? 2023/09/26
-
Dr.ベガパンクが頼んだ荷物の回収 2023/09/25
-
【第1093話考察】“ルフィvs黄猿” 2023/09/25
-
ジュエリー・ボニーはまだ「幼い子」!? その正体は…クローン!? 2023/09/25
-
鉄の巨人を起動させたエネルギーは“覇気”か!? 2023/09/24
-
バーソロミュー・くまと血の繋がるボニーだけの力 2023/09/21
-
【太陽vs光】黄猿の能力は環境に影響を与えるのか!? 2023/09/20
-