お玉はどんな作戦を立てたのだろう

【戦いの舞台はドクロドーム外】

ナミとウソップを追いかけていた“飛び六胞”うるティとページワンの2人。第998話では、壁を突き破ってドクロドームの外まで出て来てましたよね。つまり、ひひ丸に3分間の足止めを頼んでお玉が向かった先というのがドクロドーム外だったと考えられます。

闇雲に逃げたのが外ではないと考えます!! お玉が自身の立てた作戦を遂行する為にドクロドーム外に向かったと思うんです。ひひ丸を捨て駒に使ったとは思えないからですね。ひひ丸の覚悟に報いなければならない。ひひ丸に頼んだ3分でお玉が選択したのが外!!

【SMILEの能力者を従えるなら…】

お玉は“きびだんご”の能力でSMILEの能力者を従える事が可能です。これが立てた作戦に組み込まれているとするなら、ドクロドームの外に出た事は悪手であると思うんです。

百獣海賊団が守りを固めているのはドクロドーム内である筈だからです。どうやって狛ちよが閉鎖されているライブフロアからドクロドーム外に出たのかは分かりませんが…



そりゃ城内に向かう方がSMILEの能力者も多いでしょうし、強者揃いなんだと想像できますよね。城内に向かえないんだとしても、ライブフロアに留まった方がマシであります。ライブフロアとドクロドーム外ではSMILEの能力者の数に大きな違いがあると思うんです。

今の段階で外を守る必要性を感じないんです。例え外にいるとしても雑兵だろうと思うんです。多数のSMILE能力者がドクロドーム外にいるとは考えにくい。

もしも 再びドクロドーム内に入るのなら話は別ですが、ドクロドーム外を舞台に作戦を遂行するつもりだというのなら、これから“きびだんご”でSMILEの能力者を従えるつもりは無いと考えて良いのではないでしょうか。

新たにSMILEの能力者を従えるつもりではないと考えています!!

【お玉が鬼ヶ島に辿り着いた手段】

どうやって鬼ヶ島に来れたのかと問うナミに対して、お玉は「てきの船にのせてもらって!!(第996話)」と話していました。では、いつ到着していたのかであります。



そこに第979話の謎のシルエットというのが関係しているのなら、討ち入りの軍勢が到着するより前に鬼ヶ島に来てたって事になります。ちゃんと見張りはいた筈なんです。それでも鬼ヶ島に上陸できたのです。

おそらく、お玉は兎丼の囚人採掘場から船に乗って鬼ヶ島に来たのでしょう。クイーンがビッグ・マムを鬼ヶ島に護送したルートと同じだったのではないかな。つまり…



すでに“きびだんご”で従えていたババヌキ看守長(=てき)の乗る船で鬼ヶ島に来たのだと考えられるんですよね。採掘場にはババヌキの他にもSMILEの能力者が多数いました。みんな引き連れているのかも。

このババヌキ達がどこかに待機してるんじゃないかな？それこそドクロドーム外のどこかにです。お玉が立てたのはババヌキ達との共同作戦って事ではないだろうか？

【お玉とババヌキ達の共同作戦】

百獣海賊団側は兎丼の囚人採掘場で何が起きていたのか知りません。当然ながら“飛び六胞”うるティ&ページワンも知らない筈です。まさかババヌキ達が敵の言うがままになってるなんて。

これをまず利用すると思うんです!!

芝居を打つんじゃないかな!?

相手を油断させるのに最も有効な方法であります。お玉達がババヌキに捕まったフリをしたりだとかね。間違いなく信じますし油断を誘えますよね。これが第一作戦であって。

第二作戦としてババヌキ達に何か用意して貰っている可能性があります。ずっと出ていないのが気になるからです。出ていないという事は、どこかで何かをしてる可能性があるんです。それが何かは分かりませんが、戦うのに有利な状況を作ってくれてるのかも。それをナミとウソップが上手く使って戦うのかなと。

そこにもう1つあります!!

【カリブーもお玉と共に来ていた？】

これでおれ達ァ
大人しく捕まってる筈の
数千の囚人達!!

こう話していたカリブー。彼は囚人として兎丼の囚人採掘場に残っていたのではないかな。そして、お玉が鬼ヶ島に来る時に強引に(?)連れて来られてたのではないかなと。

このカリブーを隠し玉にしてる可能性アリと読んでます。カリブーレベルの手を借りる必要があるんじゃないかと思うんですね。

今のままではナミとウソップでは勝てない気がするんです。ゼウスも屋上に行ってしまっています。いくらSMILEの能力者を何人も従えたといっても“飛び六胞”の2人を相手にそれで勝てるとは思えない。それを埋めるのがカリブーではないだろうか。



ひひ丸の事を「どこから沸いて出やがったでありんすか!?」なんて言ってました。ヌマヌマのカリブーが絡んでるんじゃないのかなぁ。


お玉の立てた作戦というのは、兎丼の囚人採掘場から一緒に鬼ヶ島にやって来たSMILEの能力者(ババヌキ達)とカリブーの手助けを見込んだモノではないだろうか!? これらを最大限に活用し、お玉やナミが“くの一”の様に戦うのではないかな。ウソップもまたトリッキーな戦い方ができそうです。

【まとめ】

お玉が鬼ヶ島に来た方法がまだハッキリと描かれていません。その「てき」というのが何であるのかは想像がついています。ついてはいるんだけどまだなんです。

この残された要素が今回の作戦の根幹であると考えます。お玉は逃げたのではない。ババヌキ達のいる場所に向かったのである。その為に3分が必要だった。ひひ丸が作ってくれた3分があったから作戦を遂行できる。この様に僕は考えています。

新たにSMILEの能力者を従えるならライブフロアに残るべきだった。城内に向かうべきだった。このままドクロドーム外を舞台に作戦を遂行し戦うというのなら、この線は無い様な気がするんですよね。

どうなるか推移を見守りたいです!!

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