ローが知りたい数奇な運命の意味

この数奇な運命の意味を知りてェ
ローは自身もそうである“D”が何であるのかを知りたいと思っています。ローが辿って来た人生に“Dの一族”が何であるかのヒントが隠れているのかも知れません。
ー画像はONE PIECE 第996話より引用ー
【“D”はいつも数奇な運命に満ちている】
第996話のローのセリフだけを見ると、特別ローだけが数奇な運命を辿っているかの様に思えます。しかし、どうもそうではなさそうなんです。
第798話のセンゴクによると、“D”というのは常に数奇な運命にあるらしいんですね。ローに対して「こいつもか」って事なんです。このセンゴクの胸の内を受けての今回のローのセリフとも考えられるんですね。
どうして“D”は数奇な運命にあるのか。そこにはどんな意味があるのか。“D”を名に持つ者達には何があったのか。それをローという人物を主体にして描こうって事なのかなと。
そこでローの数奇な運命を振り返る訳ですが、ここで絶対に外せない人物がいるんですね。

ローと同じくこの世の全てを恨んでいた人物。
【ドフラミンゴとロー】
ドフラミンゴの口からも「数奇な」というのが出ていたんです。これがやはり気になる部分なんですね。
ドフラミンゴは数奇な人生を辿っている。このドフラミンゴの過去とローの過去はとても似ているんです。どちらもこの世界を壊したいと考えていました。
・ドフラミンゴは元天竜人
・ローは珀鉛病
これにより絶望の底に落とされてしまう。そして世界政府への恨み→この世界の全てを破壊してやるって風に繋がって行くんですよね。この世界の破壊というのは1つのポイントになっています。

コラソンが“Dの一族”の目的は「この世界の破壊」ではないかと言ってたんです。しかし、ドフラミンゴのそれとは全く意味が違うとも話していましたね。
昔のローはドフラミンゴの様になりたかった。しかし、今のローはドフラミンゴとは違うモノを目指していると思います。似た過去を持った2人が何によって分かれたのか。
出会いではないでしょうか。

トレーボル達と出会ったドフラミンゴと…

コラソンと出会ったロー。この出会いというモノが人生を分ける大きなターニングポイントになっている気がします。もちろん、どの出会いを受け入れたかが重要であります。
【数奇な運命と出会い】

・ルフィはシャンクスと
・エースは白ひげと
・サウロはオルビアと
・ローはコラソンと
その出会いによって人生が大きく変わっているんですよね。数奇な運命の裏には出会いがあるとは考えられないだろうか。出会いによって運命が動き出す。これ以外の“Dの一族”にもそれぞれ用意されているのかも知れません。
黒ひげティーチに関しては白ひげとの出会いの前に何かあると考えています。

黒ひげティーチが白ひげ海賊団にいたのはヤミヤミの実の入手が目的だった感じなんですよね。白ひげに拾って貰う前に何かあるんじゃないかと考えてます。その人生観に大きな影響を及ぼした人物の存在です。おそらくローに対するコラソンの様な良い出会いではなさそうな…。
そこで、
センゴクの「“D”はいつも数奇な運命に満ちている」という言葉であります。個々ではなく、総じて“D”は数奇な運命にあるという事なんだとして、そこにはそもそもの出会いというモノがあったと考えればどうでしょう。

ジョイボーイとの出会いです!!
今から800年前に、ジョイボーイという人物との出会いによって大きく人生が変わった者達というのが“Dの一族”なんじゃないだろうか。
ジョイボーイと出会い、その意志(Dの意志)を受け継いだ事で数奇な人生を送る事を運命づけられた者達。その者達から続く血族が“Dの一族”ではないかと考えています。
ローの知りたい事というのは…

赤い石(ロードポーネグリフ)を辿ってラフテルに到達し、そこにあるジョイボーイが残した何かと接する事で分かって来るのかも。ロジャーもラフテルでジョイボーイに関する何かに触れたんですよね。そこには「同じ時代に生まれたかった」と思わせる何かがあったのです。
全てはジョイボーイに行き着くのかも。
【まとめ】
ローは数奇な運命の意味を知りたいと言う。自分達“D“とは何であるのか。“D”の生き方とは何であるのか。それらは全て…

遠い昔から脈々と受け継がれて来た意志の存在と、数百年分の“歴史”を背負い戦いを挑む運命へと帰結して行くモノと考えます。これこそが「“D”はまた必ず嵐を呼ぶ」という言葉に繋がって行きそう。では、そもそもの始まりとは何なのか。そこにジョイボーイの存在は不可欠であると考えます。
そこで、運命を変える存在として「出会い」というのは外せない重要な要素ではないかと考えました。数々の出会いが描かれて来てるんですね。ローはコラソンとの出会いで大きく人生が変わったのです。
となると、ジョイボーイと出会った人というのもいる筈。ここが“D”の起源じゃないかと考えてみました。
さて、どうなんでしょうね?
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