【一生の恩】カイドウとマムの間の「でかい借り」とは何か - ONE PIECE最新考察研究室

    【一生の恩】カイドウとマムの間の「でかい借り」とは何か

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    マムに借りがあるカイドウ

    カイドウはマムに対して「でかい借り」があるらしい。そしてマムからすれば「一生の恩」とも言えるモノらしいのです。一体それは何であるのか。第994話で少し見えて来た様な気がします。

    コミックス派さんは御遠慮下さいませ!!

    ー画像はONE PIECE 第994話より引用ー










    【侍の覚悟】


    カイドウ「いつでも覚悟がある…!!!」-ワンピース最新考察研究室.994

    カイドウは侍が好きだと言います。それは「いつでも覚悟がある」からです。それは“死ぬ覚悟”であって、侍には死を恐れず立ち向かう覚悟があるから好きなんだと思うんですね。カイドウは、左腕を落とされながらも立ち上がるお菊の姿にそれを見たのでしょう。

    腕を組む錦えもんとイゾウ -ONE PIECE最新考察研究室.986

    錦えもん達はここが死に場所であると挑んでいます。だからって本当に死ぬつもりではなくてですね。

    武士道と云ふは
    死ぬ事と見つけたり



    ↑この言葉に集約される武士(侍)としての心得の有る無しの話でありましょう。たとえ死んだとしても悔いナシ。死ぬ気でカイドウに立ち向かうんだという心の持ちようの話だと僕は考えています。

    命を捨てて立ち向かっていながら目標を達する事なく命を拾う。これを死に損なったと恥に感じるのが武士であり侍であるって事なんですよね。ここに“忠義”が絡むと尚更であります。

    カイドウは「死に場所」を探していた

    カイドウはまだ自身の“死に場所”を見つけられていません。

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    【カイドウと死の覚悟】


    自殺が趣味というカイドウ。どうにか死ねないものかと思っている風なんですよね。

    カイドウ「殺されてやってもよかった」-ワンピース最新考察研究室.993

    赤鞘九人男に向かって「別に殺されてやってもよかった」なんて事を言ってたりします。これを錦えもん達が持つ“死の覚悟”と同一のモノと考えるには抵抗があります。

    別に赤鞘九人男は何でもいいからと死にたがっている訳ではないんですよね。自殺願望などありません。

    赤鞘九人男「もう死なせてくれ!!」-ワンピース最新考察研究室.991

    主君の仇討ちという目標に命を懸けているのです。カイドウの首を取りもせずに死ぬつもりなど更々ありません。

    カイドウのそれは“死の覚悟”があるのではなく…

    生への執着がない

    こう表現するのが正しいのかも知れません。空島から飛び降りるのも、赤鞘九人男に「殺されてやってもよかった」と言うのも、全てはコレなのではないかと思えるんです。

    そう考えると1つ見えて来ます!!

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    【人間が必ず持つ生への執着】

     
    魂への言葉(ソウル・ポーカス) -ワンピース最新考察研究室.863

    ビッグ・マムはソルソルの能力を使って人間の寿命を奪う事ができます。それこそが「魂への言葉(ソウル・ポーカス)」であり、人間が必ず持つ生への執着に訴えかける技であります。

    殺されてしまう… と恐れた瞬間に体からソウル(寿命)が浮き出てしまうのです。それをマムが千切り取ってしまう。死を恐れた者から寿命を奪うのです。

    このマムの技…

    先に書かせて頂いたカイドウと赤鞘九人男の話と繋がる気がするんです。マムが赤鞘九人男にソウル・ポーカスを仕掛けたとしても、おそらく寿命を奪う事など不可能だと考えます。主君の仇を討つという悲願を前にして死を恐れる筈もないのだから。

    ではカイドウなら?

    いや、それは今じゃありません。

    過去にマムがカイドウにソウル・ポーカスを仕掛けた… あるいは仕掛けようとした事があるんじゃないだろうか。ここに「でかい借り」や「一生の恩」というのがあったんじゃないかな?

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    【昔の話だ!!】

      
    もう一度マムとカイドウが電伝虫でどの様なやり取りをしていたのかを振り返りたい。

    マムに借りがあるカイドウ

    お前おれに
    でかい借りがあるよねカイドウ

    昔の話だ!!

    いや 一生の恩さ…
     

     

    このカイドウによる「昔の話だ!!」というのは、38年前に壊滅したロックス海賊団に2人がいた頃の話という意味であるのは間違いないと思うんです。

    それだけの意味だろうか。

    「それは昔の事であって今は違う」

    こういう意味で言ってるのではないかと考えられないでしょうか。だからこそマムは「一生の恩」だと言い返しているのかも知れませんよね。マムとの間の事でカイドウに、今と昔では何か違った事があるのではないか。

    それこそが生への執着ではないか。

    今と違って昔のカイドウには生への執着があったのかも。マムがソウル・ポーカスを仕掛ければ間違いなく寿命を奪われてしまう。実際にそういったシチュエーションがあったんじゃないか。それを待って貰った。

    カイドウがマムに対して持っている「でかい借り」とは、ソウル(寿命)を奪うのをやめて貰った過去の事なんじゃないかな!? 本来ならその時カイドウは死んでいたのかも。でもマムに踏みとどまって貰ったから生きている。だからこその「一生の恩」である。



    そんな生への執着を持つカイドウが変わったのが…

    おでんの桃源十拳

    20年前の光月おでんとの戦いであって。実際に死を実感した事、不本意なカタチで勝利した事、そして光月おでんの死に様を目の当たりにした事でカイドウの“生”に対する考え方が大きく変わったのではないか。

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    カイドウというのは精神的な部分で…

    (vsおでん以前) 死にたくない
    (vsおでん以降) 死にたい

    こう変わったのだが、今も昔も頑丈な肉体は変わらないから死のうと思っても死ねない事となった。今となってはマムのソウル・ポーカスは通用しない。でも昔は通用した。

    こういう事なのでは?





    【まとめ】

     
    マムがジンベエにソウル・ポーカス -ワンピース最新考察研究室.863

    生への執着に話しかけるマムのソウル・ポーカス。死を恐れれば寿命を取られるんです。これはカイドウや錦えもん達の「覚悟」というモノに対して密接な関係にあるのは間違いないと思うんです。

    カイドウは死を恐れてはいません。むしろ今すぐにでも死にたいとさえ考えている。

    ここで僕が注目したのが、マムに対してカイドウの口から出て来た「昔の話だ!!」というセリフです。何か昔は違ってたんじゃないのか?今ならそれは借りでも恩でもないって話なのか?と。

    今とは180°違ってカイドウは生への執着を強く持つ男だったのかも。何がそれを変えたのかは光月おでんとの戦いって事なのかも。こんな風に色々な事が繋がって来た様な気がしたんです。面白くなって来たぞ、とね。

    カイドウがワノ国の侍が好きなのは、過去の自分に無いモノを持っていたから、そしてそれを自分に持たせてくれたから。無かったモノとは覚悟である!! これが第994話のワンシーンに出て来てるな、と僕は睨みました。これならマムとの話にも繋がって行きそうですけれど。

    さぁ 何があったのでしょうね?

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