【光月おでんの影】カイドウが自殺をする理由 - ONE PIECE最新考察研究室

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    【光月おでんの影】カイドウが自殺をする理由

    カイドウ「浅いんだよ…」-ワンピース最新考察研究室.993

    浅いんだよ…

    カイドウが追い求めているのは何なのか。どうして自殺をするのか。この理由がおぼろげながら見えて来たのかも知れません。

    ー画像はONE PIECE 第993話より引用ー










    【殺されてやってもよかった】


    カイドウ「殺されてやってもよかった」-ワンピース最新考察研究室.993

    赤鞘九人男の気迫に光月おでんの影を見たとカイドウは言います。そして「別に殺されてやってもよかった」と続けます。しかし赤鞘九人男がつけた傷は光月おでんのソレとは大違いだったんです。浅い!!

    お前らじゃムリだ

     

    これでは自分は殺せない。のど笛を斬るなんて出来はしない。光月おでんじゃないとダメなんだとカイドウは思ってるんでしょうね。

    おでんの桃源十拳

    20年前の光月おでんだけが、カイドウに死ぬかも知れないという恐怖を味わせた唯一の人間だったのかも。あの時、黒炭ひぐらしの横槍が無かったなら、続けざまの一撃で殺されていたのかも…と。

    その“もしも”を傷が疼く度に思い出す。赤鞘九人男が光月おでんと同じ斬撃を食らわせてくれるなら、その“もしも”は現実となり、それで死ぬのなら構わないと思った。こう僕は考えます。





    【死に場所を求めて】


    カイドウは「死に場所」を探していた

    第795話でカイドウは「死に場所」を探していたと紹介されていました。それは、黒炭ひぐらしによって不本意なカタチで命を拾った事に対するケジメをつけたかったのかも知れません。

    カイドウは何度となく四皇や海軍に挑みます。敗北して捕まり、何度も何度も拷問や死刑を受けても死ななかったと言います。このカイドウが海軍に挑んでいる事は1つのポイントになります。

    海軍から逃げる白ひげ海賊団

    白ひげは海軍の軍艦から逃げていました。戦ってもキリがないから逃げるんでしょう。第432話でロビンが「海賊は… 自分から政府や海軍を襲う事はないけど」と話してましたよね。

    しかしカイドウは挑んだ。

    ただ、カイドウだけではないんです。海賊なのに海軍に挑んでいた人物が他にもいたんですよね。

    ロジャー「お前らじゃ面白くねェ!!」-ワンピース最新考察研究室.965

    ↑ロジャーです!!

    どうしてロジャーは海軍に挑んでいたのか。寿命の迫っていたロジャーは、生きているという実感を“殺し合い”の中に求めていたと考えられるんですね。強者との“殺し合い”の中にこそ強く“生”を感じられる。それをロジャーは求めていた。

    カイドウもまた海軍に挑む理由があった筈。それこそ「死に場所」を求めたからであって。同じ様に海軍に挑んでも、ロジャーとカイドウでは少し違う。カイドウは“殺し合い”の中に、光月おでんだけが抱かせた“死”を求めたのではないだろうか。しかし感じられなかったのでしょう。たとえ四皇であっても海軍であっても自分に「死に場所」を与えてはくれなかった。

    20年間ずっと光月おでんと同等かそれ以上の強さを持つ者とカイドウは出会いたかった。しかし誰もいない。四皇や海軍に挑む事でカイドウが求めたのは“光月おでんの影”であって、光月おでん程の斬撃を自らに喰らわせてくれる者を探して戦いに明け暮れたのでは?

    他者に求めても叶わないなら…。



    【カイドウが自殺をする理由】


    カイドウの趣味は自殺

    どうしてカイドウは自殺をするのか。

    それは、光月おでんを超える斬撃を他者に求めても無理だから、自分自身でそれを超えてやろうと思っての事だと僕は思うんですね。

    つまり、カイドウの自殺というのは光月おでんの強さに対するチャレンジだと考えます!!

    そう考えればツマラナイ自殺なんて出来ません。たとえば海に飛び込んでみるだとか、悪魔の実をもう1つ食べてみるだとか。それは“光月おでんの影”を追い求めてはいないんです。光月おでんの斬撃を超える技を自らが使えるのかどうか。

    おでんの桃源十拳

    ↑これだけの深い傷を自分で自分に与えられるかどうか。ここだと思うんです。何をどうやってもダメだったのでしょう。そこにまたカイドウは苦しんだんじゃないかな。

    カイドウ「なぜ痛む!!!」-ONE PIECE最新考察研究室.987

    その苦しみから赤鞘九人男が開放してくれるかもと一瞬は期待した。でもやはりダメだったって事なのかなぁと。





    【まとめ】


    カイドウはただ死にたいだけじゃないと思うんです。どんなカタチであれ死ねれば良いという訳ではなくて。求めたのは“光月おでんの影”である。あれ程の深い傷を負わせ、自身に“死”の恐怖を味わせた強さを求めた。こういう事ではないだろうか。

    四皇も海軍も、最強生物と呼ばれる自分自身でさえ光月おでんの“桃源十拳”と同等の傷を負わせる事は叶わなかった。それに苦しんだ20年であり、光月おでんに対しては畏怖の念を抱いているのかもね。

    となると、何があってカイドウは倒されるのでしょう。そして倒された時のカイドウにも注目ですよね。どんな想いが去来するのか。楽しみであります!!!
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    コメント

    No title

    カイドウは傷が疼く度に20年前のおでんとの戦いとその結末の記憶が脳内にフラッシュバックされるようです。
    カイドウにとっては恐怖の記憶であるとともに、最良の思い出になるべきはずだったのかも?
    あの時おでんに殺されていた方が、自分の人生は美しく終われたのではないか?
    あの時邪魔さえ入らなければ、そうなっていたんじゃないか?
    無駄な悪行を積む事なく、海賊らしく死ねたんじゃないか?
    自分は別に支配者になりたいわけではなかった…
    おでんは守りたいもののために命をかけて戦ったが、自分はなんのためにおでんと戦ったのか?
    ワノ国が欲しかったからか?もっと力が欲しかったからか?
    20年間自問自答を繰り返してきたんじゃないでしょうか?

    カイドウは歴史に名前を残すような男になりたいんじゃないかと思います。
    それはロックスの影響かも知れないと感じます。
    ロックスは最凶にして最強であり今の四皇すら従え世界政府に牙を剥き世界の王にならんと戦った男で、その名は悪名としてですが歴史に刻まれていてもおかしくない。
    また、歴史から消されたとて口伝で語り継がれていてもおかしくないです。
    しかしセンゴクが言うようにロックス海賊団はめちゃくちゃで仲間同士仲が悪く誰もロックスの伝説を語り継がず、海軍での方がまだよく知られているくらいです。
    いかに強くとも、いかに派手な悪行を重ねようとも歴史に名前を残すには至らない…
    それは、その行動の根本が身勝手で独りよがりだったから?
    故にカイドウは仲間を増やし、海賊団を大きくしようとオロチと組んだ。
    しかし、おでんとの関わりにより、真の大物、歴史に名を刻むべき英雄のなんたるかを感じたのかも知れない。
    あの時に自分がおでん様に討たれ、ワノ国が開国されていたら自分はおでん様の英雄物語の最大の敵として永遠に語り継がれたのではないか?
    そして今また錦えもん達に倒される事によってそのチャンスがきたが、錦えもん達にはその力は無かった。
    カイドウの本当の望みはロジャーや白ひげのように永遠に語り継がれるような存在になる事なんじゃないかと感じます。

    大看板3人と飛び六砲上に乗せたカイドウとカン十郎乗せたオロチのダブル釜茹での刑にならねえかな

    カイドウがおでん超えるにはこれに耐えないとね

    No title

    カイドウが死にたがってる理由が、おでんに殺されてた筈なのに今日まで生き長らえてしまった事だとするならば、その後の強敵達との戦いを小競り合い程度で済まさない筈なんだよね。

    カイドウは海賊王になりたいのか死にたいのか、どっちの方の思いが強いのか曖昧だから今一つ魅力が出ないんだよな。

    おでんと戦った時点で既に死にたい願望があったとしても、不意打ち勝利を選択した時点で死ぬ覚悟無いし

    やってる事がいちいち死にたがってる奴のやる事じゃないんだよな、勢力拡大を図ったりむしろ死にたくない奴が取る行動ばっかなのよ

    これは尾田さんが伝えたいニュアンスを毎度毎度表現しきれないせいでなんだと思うが…

    No title

    カイドウは理想の死に方をした人物としてロジャーや白ひげ、またおでんの名を口にしていますがロックスの名前が出る事はありません。
    ロックスが既に死んでいる事は間違いないと思います。
    カイドウにとってロックスの最期はリスペクトするに足るものではなかったのでしょうか。
    ロックスがロジャーやガープとの死闘の末に華々しく散ったのであればそうはならないと思います。
    元々ロックス海賊団は「儲け話」とやらに引かれて集まってきた者達で結成されたそうです。
    そしてワノ国編に入ってしばしば出てくる「海賊に裏切りは付き物」という言葉…
    ロックスがどうやって死んだのか何となく想像できるというものではないでしょうか…

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