【第992話考察】ヤマトとブラックマリアも「逢いたくて」ずっと叶わなかった2人!?

モモの助を守りたくて追いかけるヤマト。ヤマトが何者か分からないしのぶは懸命に逃げます。この3人はどこへ向かうのか。もしかするとブラックマリアのいる宴会場へと向かう事となるのかも。
ー画像はONE PIECE 第992話より引用ー
【ブラックマリアの一曲】

鬼ヶ島で起こる騒乱に怯える宴会場の遊女達。気持ちを逸らしたいからでしょうかブラックマリアに曲をリクエストします。そこでブラックマリアが三味線で弾き語りをするのですが、問題は曲に対する“前語り”であります。
雪の降る夜
逢いたくて 逢いたくて
でもそれがずっと…!!
叶わなかった2人が
ついに出逢うのよ!!
月明かりの下で
その高揚っ!!!
そう語ってからアップテンポの曲がスタートします。ブラックマリアがそれを選曲したのは…

ちょうど屋上で始まった赤鞘九人男vsカイドウを思い浮かべての事だと思われるんですね。月明かりの下での決闘であります。それはソレとして、上記の語りをバックにするかの様にヤマトが追いかける描写が差し込まれているのが気になる訳です。
モモの助とヤマトを逢いたくて叶わなかった2人とするには少し無理があります。モモの助はヤマトに逢いたかった訳ではありません。ただの“自称:光月おでん”です。ヤマトの方もモモの助が生きてるなんて今日まで思ってもみませんでした。
あの語りは、ヤマトとブラックマリアの関係を表していると考えてみればどうでしょう。もしかするとヤマトとブラックマリアこそが逢いたくて叶わなかった2人なのではないか。
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【ヤマトの捜索放棄】

“飛び六胞”ブラックマリアは、ヤマトを捜しに行かずカイドウの横を離れませんでした。それはカイドウから“飛び六胞”に与えられた任務だったのです。
この時は、ブラックマリアは“大看板”への挑戦権にあまり興味がないのかな?と思っていたんです。しかし今回の件に関する重大な伏線だった可能性が出て来ました。
本当は「逢いたくて 逢いたくて」仕方なかったのだが、何か理由があって逢わない様にしてたんじゃないか。それが任務放棄の最大の理由だったのかも。そんな気がしたのです。
【ブラックマリアの館】

ブラックマリアの館はドクロドームの外にある遊郭の一角にあったんですね。ここをブラックマリアは拠点にしていたのでしょう。遊郭ですからヤマトの出入りは無かった筈です。ヤマトは男のつもりですがバリバリの女性ですからね。
カイドウの方から遊郭へと出向いていた可能性もあります。ブラックマリアが城に向かわなくても良い条件が生まれます。これもまたヤマトとブラックマリアが接点を持たなかった理由になるのかも知れません。
そうなると問題は年に一度の火祭りの宴でしょうか。ヤマトが宴に参加していたならブラックマリアと逢わない訳にはいきませんよね。ここがネックになりそう。
【ヤマトとブラックマリアの関係】

僕はあまり気にしてはいなかったのですが、コメントでヤマトのツノのカラーリングに関して御指摘を頂きました。どうもブラックマリアと同じ色なんですね。なるほど、面白いなぁと思いまして。
ヤマトは28歳でブラックマリアは29歳。親子の線は消えてます。そしてブラックマリアのツノはSMILEによるモノかと考えたりもしましたが…

“飛び六胞”は全員が恐竜の能力者でありそうなので、その能力がSMILEから得られたとは考えにくいんですよね。可能性はゼロではないですけど。
そこで、
カラーリングも含めてツノに関してヤマトとブラックマリアに接点が生まれたと考えて良いのかも。その関係性に今回の件が絡んでいる可能性もありますでしょうか。そこに愛憎が入り混じっているのかな?そうなれば先の“前語り”と合致するモノも見えて来そう。
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【ヤマトvsブラックマリアか?】
ブラックマリアが言う… 逢いたくても叶わずに、やっと出逢えた2人というのはですね。それが赤鞘九人男とカイドウとの関係に当てはまるのならば、

ずっと逃げたり隠れたりしていたのを今日で終わりにし、首を取る為に逢いに来たのが赤鞘九人男なんですからね。何も思いこがれて出逢う訳ではないのです。そこにあるのは亡き者にしたいという憎しみの感情なのです。
もしもヤマトとブラックマリアの関係も同一ならば。しのぶが逃げた先が宴会場ならば。思わぬカタチでヤマトとブラックマリアは出逢ってしまうのかも知れない。出逢ってしまう事で憎しみの感情が爆発して… 戦いになってしまう流れもあるのかな?それがあるからブラックマリアはヤマト捜索を放棄してたのかな?
ここなんですよね。。。
【まとめ】
ブラックマリアの一曲、その“前語り”というのは赤鞘九人男とカイドウの事だけじゃなく…

ブラックマリア自身とヤマトとの事も関係しているのではないか。それが上のコマで示唆されているのかも知れません。
ならば過去に何があったのか。そこまではまだ浮かびませんが「逢いたくて」というのは漢字の意味とは逆の負の感情が含まれるモノと考えています。憎しみがあるんじゃないかな?と。赤鞘九人男とカイドウとの関係がそうだからです。
赤鞘九人男は光月おでんの処刑から20年間ずっと逃げて来た。ずっと隠れて来たのです。そして今日やっと叶ったんです。まさかヤマトとブラックマリアも20年間ずっと逢わなかったのかなぁ。出逢わない様に逃げたり隠れたりしてたのかな。
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