古代兵器「ウラヌス」のポーネグリフと… そのありか

“神”の名を持つ3つの古代兵器。決まってポーネグリフの記述が先に登場します。ある古代兵器について記述されるポーネグリフが先に登場し、それが何であるかは後に訪れる島で判明するのです。
そこにはある法則が存在します。ここから残る「ウラヌス」についても推測する事が可能である筈なのですが…。
ー画像はONE PIECE 第301話より引用ー
【古代兵器プルトンのポーネグリフ】

古代兵器プルトンについて記述されるポーネグリフが安置されていたのは“砂の国”アラバスタ王国であります。代々ネフェルタリ家が守って来ていたんでしたね。
そのプルトンが造られた島というのが…

造船島こと“水の都”ウォーターセブンであります。ここで造られた戦艦というのが古代兵器プルトン。その設計図が船大工に受け継がれていたんでしたね。
砂の国 ↔︎ 水の都
実際にアラバスタ王国のポーネグリフに記述されていた「古代兵器プルトンのありか」がどこなのかは不明です。それはロビンに聞くしかありません。ただ、アラバスタ王国で名前だけしか登場していなかったプルトンの話が詳しく出て来たのは、他ならぬウォーターセブンだったのは特筆すべきポイントなのです。
【古代兵器ポセイドンのポーネグリフ】
プルトンのケースを読んで頂ければポセイドンについては簡単に済ませて大丈夫ですよね。上空1万メートルの空島で発見したポーネグリフに古代兵器ポセイドンの記述があり…

海王類と言葉を交わす事ができる人魚姫であるポセイドンが誕生するのが魚人島。海底1万メートルの場所こそが「古代兵器ポセイドンのありか」なのです。
上空1万メートル ↔︎ 海底1万メートル
【古代兵器とポーネグリフの法則】
古代兵器について記述されるポーネグリフがある場所と、その古代兵器について詳しく聞ける場所は決まって対比関係にあると言えるんです。ここに規則性というか法則があるんですね。3つの内の2つがそうだったのです。残る1つも同様と考えて良さそう。
こんな見方もできるでしょうか。

クロコダイルによって干魃に悩まされたのがアラバスタ王国。かたやウォーターセブンは地盤沈下による水没と高潮アクア・ラグナによる水害に悩まされていました。人々が悩まされるモノが完全に真逆になってます。これが古代兵器プルトン。
古代兵器ポセイドンの場合は…

人間の迫害によって海底に追いやられた魚人族という話がありましたよね。それが古代兵器ポセイドンのありか。そして記述されるポーネグリフがあったジャヤは、ノックアップストリームによって上空に飛ばされていたのです。ジャヤのシャンディアは空の民に追いやられる。
ある種の共通性がありながら場所は真逆です。
では、この法則が当てはまるだろう2つの場所なんて他にあるのか。あるとすれば… ここに残る古代兵器ウラヌスについて考えるヒントがあるのかも知れませんね!!
【古代兵器ウラヌスについて記述されるポーネグリフ】
ただ闇雲に対比関係にある2つの場所を探しても仕方ありません。もう物語は終盤だという話なのですから、訪れる場所はそう多くないと考えて良さそう。
これまでと同じ様にポーネグリフが先に出てくれるのなら、その場所を仮定した上でもう1つの場所を推測する。この方法で行くのが良いのではないかと考えます。そこで古代兵器ウラヌスが記述されるポーネグリフがある場所として僕が考えるのは3ヵ所です。
・ワノ国“花の都”の城の地下
・エルバフ
・ジンベエが見つけた海底遺跡
聖地マリージョアにも訪れる可能性は高いのですが、それは終盤も終盤でしょうから違う気がします。これまでとは逆で、先に古代兵器ウラヌスそのものが出るパターンになるのならアリでしょうけどね。
上記の3ヶ所にあったポーネグリフ、またはあるかも知れないポーネグリフについて対比関係の場所などあるのか考えてみたいです。
【ワノ国“花の都”の地下】

花の都の城の地下、強固な扉の地下室にブルックがポーネグリフを見つけていました。このポーネグリフに「古代兵器ウラヌスのありか」が記述されている可能性があります。
ここから何が思い浮かぶのか。その城の主であるワノ国の将軍というのは永く光月家が治めていたのですからね。「月」というワードが浮かぶのです。
ならば月となれば何があります?月の対比関係って何?ここから浮かび上がる場所となれば…

昼島とも呼ばれる、不夜島エニエス・ロビーなんです。つまり「月」となれば「太陽」ではないか?って話なのです。夜明けを待ちわびる光月家のワノ国。逆に夜明けなど決して訪れない場所がエニエス・ロビーなんです。ずっと夜が無いのですから。
月 ↔︎ 太陽
不夜島エニエス・ロビーの秘密に古代兵器ウラヌスが絡む可能性も含めて面白いんじゃないかと考えます!!
【エルバフ】
麦わらの一味がエルバフを訪れるのは確定だと考えてます。この地にポーネグリフが安置されている可能性も高いのではないかと睨んでいます。もしもエルバフに「古代兵器ウラヌスのありか」が記述されるポーネグリフがあるのだとして。そこから何が浮かび上がるのか。

↑あの巨大な樹木と思しき存在が気になりますよね!!
もしかすると宝樹アダムかも。
そうだとすると1つしかないんですよ。

陽樹イブであります!!
海底に存在する魚人島に光が差しているのは陽樹イブによる太陽の恵みによるモノです。この陽樹イブと宝樹アダムの関係がまだ不明なんです。ただ、対(つい)の関係にあるのは確かだと思うんです。
宝樹アダム ↔︎ 陽樹イブ
もしもエルバフにポーネグリフがあるのなら、その記述が指す場所というのは陽樹イブのある場所。また魚人島って話じゃなく… その上かな?聖地マリージョアに何かあるのか。あるいは陽樹イブこそに古代兵器ウラヌスが関係してる可能性もあるかも知れません!!
【ジンベエが見つけた海底遺跡】

表紙連載で出て来た海底遺跡にポーネグリフがありました。これの写しをブルックが待ってるんです。すぐにでもロビンに読んで貰いたいのですが、おそらくワノ国編のラストになりそう。
ここに「古代兵器ウラヌスのありか」が記述されている可能性がある。あるとして何が浮かぶかとなると… 上の2つと大きく違っているんです。
その海底遺跡が元々は何であったかは不明です。しかし、それをこれから作中で掘り下げるとは思えないんです。ポーネグリフの記述が重要であるのは間違いないと考えますが、古代兵器ウラヌスとは別ではないかと考えています。
それというのも、上の2つはどちらも「太陽」が1つのキーワードとなっています。ウラヌスという“神”の名前に密接に関係してるんですよね。それが海底遺跡からは浮かばないのです。ここが引っ掛かります。
あえて対比関係を持ち出すなら、海底遺跡は海獣の住処になっていたのですから…
海獣 ↔︎ 猛獣
これくらいしかないんですよね。
【まとめ】
古代兵器とそれを記述するポーネグリフには法則がある。対比関係にある場所というのが大きなポイントになっていると考えられます。そこで「古代兵器ウラヌスのありか」を記述するポーネグリフのある場所として3ヶ所を挙げさせて頂きました。
その3ヶ所の内の2つで「太陽」というキーワードが導き出せるのです。ここが気になるのです。そして、麦わらの一味がこれから訪れる場所としてあるのが…

魚人島なんですね!! シャーリーの予言から再訪するのは間違いないと思われます。もしかすると、魚人島再訪からのストーリーに古代兵器ウラヌスが関わって来る可能性があるんですよ。
さぁ どう考えましょうか?と。
エルバフからの流れが最有力でしょうか。しかしエニエス・ロビーの謎も気になります。ひとまずワノ国編のラストで読むだろう“花の都”の地下室にあるポーネグリフに注目したいです。もちろん海底遺跡のもですけどね!!
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