【第991話冒頭1ページ】vs世界政府で海賊と海軍の垣根は消えて行く!?
前回 裏切りがバレて追い詰められたドレークが取った行動は意外なモノでした。

なんとルフィに共闘を持ち掛けたのです。それは、百獣海賊団“飛び六胞”としてはモチロンの事、海軍本部機密特殊部隊隊長の立場としても考えさせられるモノがあるんですよね。
ー画像はONE PIECE第990話より引用ー
【第991話チョイ見せ】

騒乱の最中…
いきなりライブフロアに飛び込んで来た“飛び六胞”ドレークがナンバーズの1体を仕留めた訳ですからね。敵も味方も揃って騒然としています。

傳ジロー(狂死郎)から“飛び六胞”は恐竜であると聞いていたヒョウ五郎達は、ドレークが見せたアロサウルスの人獣型から彼が敵幹部である事に思い当たります。
ページワンはドレークの裏切り(ローの解放)を知りませんから、何が起こっているか見当もつきません。
ルフィの方を見つめるドレーク。「ルフィさんは…」とコビーの言葉を思い返している様です。
といったトコロで1ページ終了っス!!!
パッパッパ、パで読み終えてしまう訳ですけどね。しかし休載を挟んでの最新話ですから興奮いたします。やっぱ良いね!! 果たして共闘なるか?といったトコロですが、それは続きを待ちましょう。まぁ 流れとしては共闘になると思うんです。ここでドレークを終わらせる訳にはいきませぬ。
では 今日は何をお話しさせて頂こうかと考えまして。
「海賊と海軍の垣根」
これを話題にしての1本でございます。じゃあ チョイとパンクハザード編からの物語の流れを振り返りつつ行きましょうか!!
【ドレーク共闘をどう位置付けるか】
どうもパンクハザード編からドレスローザ編の流れを振り返りますとですね。海軍本部の組織というのを麦わらの一味の敵とハッキリ位置付けていないのです。その逆もです。麦わらの一味とその場に居合わせる海兵にとっての“共通の敵”が設定されるからです。
パンクハザード編では海軍本部G-5のスモーカー。ドレスローザ編では海軍本部大将“藤虎”。どちらも麦わらの一味を倒すべき海賊と認識しているのは間違いありません。しかし、ここでその“共通の敵”が姿を見せる。

王下七武海制度の下、海賊を一国の王と認めて君臨させた世界政府であります。そして、この話にはまだ続きがあったんですよね。やはりワノ国編というのは、これまでの物語の延長なんです。続きというのはドフラミンゴを介して世界政府が隠れて武器を買っていた事です。しかも海賊(四皇カイドウ)が支配するワノ国からです!!

それについてはドレークも嗅ぎつけてるんです。世界政府非加盟国のワノ国の都でCP0を目撃してるんですよね。
つまり、
パンクハザード編のスモーカー、ドレスローザ編の藤虎との事があって今回ドレークが共闘を持ち掛けて来たってトコロが注目点なのであって。ワノ国編のドレークとの共闘というのはパンクハザード編からの流れの中にあると考えられそう。
【97巻SBSとの整合性】
上で見て来たのは“これまで”でして、ここでは“これから”の観点で見て行こうと思います。まずドレークには3つの側面があるのです。
①百獣海賊団に潜伏するスパイ
②最悪の世代
③海軍本部機密特殊部隊の隊長
どの側面から話を始めてもドレークの敵は世界政府をおいて他にはないんですよね。SWORD隊長ドレークの任務は世界政府の知るトコロではない筈。知っていたらCP0は迂闊に都を歩くなんて事はしなかったでしょう。
世界政府(CP0)からすれば、まさか海軍本部の部隊が百獣海賊団内に潜伏してるなんて知る由もなかったと考えて良さそう。ドレークと世界政府(CP0)が協力関係にあるとは思えません。
そして次に②に関してですが…

光月おでんの手紙にあった「“巨大な戦”の主役達」というのに最悪の世代が当てはまるのなら、ドレークもまたその1人なんです。その“巨大な戦”で倒すべきが世界政府なら、今回のルフィとドレークの共闘も納得です。
それというのも、97巻のSBSにおける尾田先生のコメントによるとですね、ワノ国をルフィ達が無事に出航できたなら「OP史上“最も巨大な戦”を描く事になるそうなんです。
ドレークもまた無事に海軍本部に戻る事になるでしょう。そのドレークが持ち帰る… 世界政府による闇社会からの武器の買い付けの情報は海軍本部という組織を大きく揺るがす事になると考えます。海軍本部が2つに割れる可能性もあるかも。
実は世界政府は「絶対正義」ではなかった。
この事実が“正義の軍隊”海軍本部にもたらされたトコロから“最も巨大な戦”がスタートする。こういった側面もあるかも知れません。隠している事実があった。他にも何か隠してるんじゃないのか…?みたいなね。世界政府に従うのをヨシとしない海兵も現れそう。
ドレークは②の立場としても③の立場としても世界政府を相手に戦い始める事になるんじゃないのかな?その区切りとしてワノ国編があるのなら97巻SBSの話とも合って来るのです。大きな事が始まりそうな予感!! それが白ひげの言っていた“世界中を巻き込む程の戦い”だとするのなら、海軍本部内をも巻き込んで行くって事になるのかも。
【海賊と海軍の垣根】
こうなって来るのなら、「海賊」だからだとか「海軍」だからといった垣根など無くなってしまう様な気がするんです。世界政府という組織を前にして何が正義で何が悪であるかを個々がどう判断するのか。
「てめェで決めやがれ!!」
こういう事になるんじゃないかな?と。もうパンクハザード編からそんな流れになってる気もするんです。着実に世界政府を追い詰めて行ってる。それも、世界政府直下組織である海軍本部からもです。
となると飼い犬に噛まれるじゃないですけど…

海軍本部元帥サカズキ(赤犬)はどうするんだって話なんですけどね。このサカズキに関してはエースの死に関する重要人物でありますし…

SWORD隊員でもあるコビーとは頂上戦争で一悶着ありました。互いの思想には相容れないモノがあるんですよね。これまた面白いんですよ。
【まとめ】
ドレークのルフィに対する共闘の持ち掛けにコビーの言葉が大きな影響を与えているのは間違いない様な気がします。そのコビーは自身の立場に関係なくルフィを尊敬しています。
ここにポイントがある気がするんですね。もう海賊だとか海軍だとかの垣根なんか消えて行くのではないのかと。それは世界政府というのが一体何なのか、

何をして来たのかが露わになる流れの中で出て来る様に思います。ルフィとドレークの共闘というのは“これまで”と“これから”の流れの中で見る必要もありそう。
さぁ どうなって行くのでしょうね?
アレもコレもと書いてたら長くなりました。スミマセン!!! ここまで読んで下さってありがとうございます!!
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