【97巻SBS】チョッパーの「5人目」のタイトルコール

ワンピース97巻SBSにて尾田先生がチョッパーの将来の姿を描いて下さいました。2通りの40歳と60歳のチョッパーであります。注目は何といっても「なにかあった未来」であります!!
これは、未だに「5人目」のサブタイトル回がない事と密接に関係していると考えています!!
ー画像はONE PIECE97巻より引用ー
【「○人目」のタイトルコール】

第6話“1人目”でロロノア・ゾロが「世界一の大剣豪になる事だ!!!」と夢を語り、海賊としてルフィの仲間になったのが始まりであります。それから麦わらの一味に1人ずつ仲間が加わる度に「○人目」のタイトルがついて来たんですね。
そして、今のところ第489話“8人目“でブルックが仲間入りしたのが最後であります。このワノ国編ラストにあるだろう「今までで一番でっけェ宴」において“9人目“のタイトルがつくモノと思われます。ジンベエですね!!
しかし、
“5人目“ トニートニー・チョッパー
“6人目“ ニコ・ロビン
この2つが飛んでいるんですね。何かがあると考えられます。
【「○人目」が遅れる理由】
すぐに「○人目」のタイトルがつかない場合というのはあるんです。
“2人目“ ナミ
“3人目“ ウソップ
この2人はすぐに「○人目」のタイトルがつきませんでした。遅れてからだったんですね。そのタイトルがつく前から2人の夢は明かされていましたし、当然ながらルフィは2人を必要としていました。
では なぜ遅れたのか。
上記の2人のケースを振り返れば一目瞭然であります。「○人目」のタイトルがついた時に初めて不動の麦わらの一味の船員となるんですよね。それまでは不確かなんです。
ナミはアーロンの支配下に置かれていました。それをルフィがアーロンを倒してナミを支配下から助け出す。そこでようやく“2人目”なんです。
ウソップはルフィと争いとなり、一時的に麦わらの一味から出るんです。そのケジメをつけて再び麦わらの一味に加入して“3人目“がついたんです。この時はフランキーの“7人目“と同じ回でした。
【ロビンのタイトルコール】
ロビンも同じなんだと考えられます。ロビンはまだ「麦わらの一味の不動の船員」とは言えないんだと思います。とてつもなく大きなイベントが控えているのです。

これから世界中の大物達が、ポーネグリフの古代文字を読めるロビンの身柄を狙って来る可能性があるんですね!! 実際に奪われてしまうんじゃないかと考えています!!
一時的に麦わらの一味からロビンは出てしまう。
このイベントが控えているから、未だに“6人目“のタイトルがつかないんだと思うんです。ナミのケースが少し近いのかも知れません。その身柄を奪った大物の支配下から、ルフィがロビンを助け出してあげなければならない。こういう事じゃないかな?と。
【チョッパーのタイトルコール】
ここまでを踏まえてチョッパーの“5人目“のタイトルが遅れている理由について考えたいんです。すでにチョッパーは誰もが認める麦わらの一味の船員です。
航海をする上でルフィ達全員が必要とする船医であり、確固とした夢を持っています。それでもやはりイベントが控えているんでしょう。これからも変わらず麦わらの一味の船員としてラフテルを目指すのか、それとも…? といった出来事が待っているんだと思うんです。
そんな風な事を考えながら今回の97巻SBSの「なにかあった未来」のチョッパー(40歳)を見るとですね。これまた色々と考えさせられる訳なんです!!

目を閉じてうつむき… 「麦わら?二度とその名を口にするな」なんて事を言ってるんですよ。僕は凄く考えさせられたんですね。その表情と言葉に何を見るかなんですね。後悔といった感情も見て取れそうな。
つまりはですね…

上の40歳と60歳は “5人目“のタイトルがついてラフテルまで辿り着き、その冒険のどこかで夢を叶えた場合を描いているんじゃないかな。
それとは逆に、下の「なにかあった未来」の方は “5人目“がつかないまま麦わらの一味を離れたチョッパーの40歳と60歳の姿ではないだろうか。問題は「なにか」なのです!! 何があるんだろう。
【ヒルルクの見た桜】
チョッパーはチョッパーであるんですよね。これから描かれるだろう物語に目星はついているんです。

ヒルルクが見たという「山いっぱいの鮮やかな桜」のある島への冒険です!! その奇跡の桜をチョッパーも見るんじゃないかと思われるんです。このイベントで何かありそう。
この場所は謎なのですが、

もしかするとロジャーと白ひげが酒を酌み交わしていた場所なのかも知れません。これは実はワノ国ではないんですよね。ロジャー海賊団解散後にロジャーが1人で白ひげに会いに行ってるんです。光月おでんがワノ国に帰るのはロジャーが船を降りた後です。
この奇跡の桜の場所で、チョッパーは麦わらの一味として航海を続けるかどうかの岐路に立たされるのかも知れません。それはチョッパーの夢に関わりがあるのかも。麦わらの一味として冒険を続けるよりも、この奇跡の桜が咲く場所で研究したい。そんな事になるのかも?と考えたりしています。
【まとめ】
この97巻SBSに描かれるチョッパーの「なにかあった未来」というのは、“5人目“のタイトルがつかずにONE PIECEという物語が終わった後の姿だと考えています。チョッパーにはまだ麦わらの一味の船員として“不確か”な状態になる未来が待っている。それを経て“5人目“がつくかどうかになる。
どうも「なにかあった未来」のチョッパーには後悔の様な感情が見て取れるのです。そこから、チョッパー自身の決断が1つの物語を作り出す様な気がしています。
何にせよ、チョッパーが麦わらの一味を選択するのに疑いの余地などありません!! それにしたってチョッパーと麦わらの一味に何かが待ち受けているのも間違いないのでしょう。
さぁ どうなるのでしょう。。。
- 関連記事
-
-
【106巻SBS考察】「不老手術」は“オペオペの実”の覚醒技なのか!? 2023/07/07
-
【106巻SBS考察】ブルックは“悪魔の実を食べた物”と同じ 2023/07/06
-
【106巻SBS考察】戦桃丸とDr.ベガパンクの過去 2023/07/05
-
【106巻SBS考察】緑牛アラマキの悲しい過去と掲げる正義 2023/07/04
-
【105巻SBS】チョッパーはSMILEの副作用を消す薬を作れるのか? 2023/03/05
-
【イムの秘密】サボがパンゲア城の“虚の玉座”で見たのは… 2023/03/04
-
【105巻SBS考察】サンジの眉毛と「科学の力」の発現 2023/03/04
-
【105巻SBS考察】ゾロの家系が判明!! 五老星は霜月くいなの先祖か!? 2023/03/03
-
【104巻SBS考察】“四皇”シャンクスの首を狙うキッド海賊団の結成秘話 2022/11/06
-
【104巻SBS考察】CP0ゲルニカが“ニカ”の写真をモルガンズに売ったのか!? 2022/11/05
-