ジョイボーイに関する最大の謎

魚人島との約束を破った事への謝罪文(ポーネグリフ)を “人魚姫”宛てに送っていたジョイボーイなる人物。この人物には多くの謎があり様々な考察がなされて来ました。しかし どうしても分からない事があるんです。最大の謎と言えるモノがあるんです!!
ー画像はONE PIECE 第628話より引用ー
でも、それを謎であると認識されていない方の方が多いのかも知れません。ジョイボーイの謎に関しては…正体だとか、ルフィとの関係だとか、残した宝だとか… そちらの方が目を引くからなんですね。もっと足元に大きな謎があるんです。そこを僕と共に考えて頂ければと思います。
では
ジョイボーイ最大の謎とは何か?

ONE PIECE 第649話より引用
空白の100年とは「100年間ポッカリ空いた 誰も知らない歴史」でしたよね。何があったのか分からないのです。それを知りたければポーネグリフを読むしかありません。しかしネプチューンはポーネグリフを読めない筈なのに知っているのです。“空白の100年”に実在した地上の人物ジョイボーイの事をです!!
ネプチューンは
空白の100年に
ジョイボーイと呼ばれる
人物がいた
という事を知ってる
なぜだ!!?
ジョイボーイと同じ時代を生きた(=空白の100年に生きた) 当時の人魚姫(ポセイドン)について知ってるのは構わないんです。その人魚姫は空白の100年が明けてからも生きていた可能性があるからです。
しかしジョイボーイなる人物は、空白の100年の期間中に亡くなられたのだろうと思うんですね。ならば その100年間の歴史と共に消え去っていなければならない。そんな気がするんです。どうしてネプチューンは色々と知っているんだろう。ロビンや光月おでん、そしてロジャーの様にポーネグリフが読めたからじゃない筈なのに。
さて、
では 黄金都市シャンドラと戦士達(シャンディア)について振り返ってみましょう。カルガラ(シャンディア)はポーネグリフを読めません(第290話)。そこに記述される歴史は知らない。ただ 確かな事として…

ONE PIECE 第290話より引用
ポーネグリフを守る為に戦い滅びた事は知っているんです。ポーネグリフが運び込まれてからの歴史は知っているって事なんですね。シャンディアが戦ったのは、「20人の王達の連合国」なのか「世界政府」なのか。いわゆる空白の100年が明ける前なのか後なのか。カルガラ達が守って来た「先祖が戦い生きた証」というのは どの時代の先祖の事を指しているのでしょう。
ここにはまだ答えは出せないのだけど。その名もなき戦士達(シャンディア)とジョイボーイは全く別物なんですよ!! 多くの方々が僕と同じ様に考えている筈です。ジョイボーイとは空白の100年における最重要人物だろうな、と。僕は空白の100年だけじゃないONE PIECEという物語の根幹の部分に関わるだろう人物だと考えています。ならば…

ONE PIECE 第395話より引用
執拗なまでにかき消された「ある巨大な王国」と同じく、ジョイボーイについても消していても不思議じゃないんです。どうやって「ある巨大な王国」の存在が消えてしまっているのか。どうやったら100年間の歴史をポッカリ空けたりが可能なのでしょう。何らかのチカラを世界政府(イムや五老星)が持ってると思わざるを得ない。記録を消すだけでは済まない気がするのです。
ジョイボーイというのが個人名だろうが称号の類いだろうが関係ありません!! ネプチューンはハッキリと空白の100年に実在した人物として挙げているんです。その者との約束を伝承して来てるのです。空白の100年のジョイボーイは消されていない!!
じゃあ…
消せなかったの!!?
歴史は消せた。「ある巨大な王国」の存在も消せた。まだ詳しくは分かりませんが、イムと五老星は「灯」と呼ばれるモノを歴史より消せるみたい(第908話)。でも ジョイボーイは消せなかったのかも。だからネプチューンの口から名前が出るのかもね。
それは消す事が不可能だったのか… 消したくても消す訳には行かなかったのか… このどちらかなんじゃないかと考えています。ここまで来れば1つ浮かぶモノがあります。世界政府(イム&五老星)は、空白の100年に実在したジョイボーイの存在を消す訳にはいかなかったのかも。
ジョイボーイの存在を消してしまうと、それと同時に手にする“何らかのチカラ”をも失ってしまう。こういう事なんじゃないのかなぁ。

ONE PIECE 第906話より引用
やはり あの麦わら帽子というのはジョイボーイの遺品であって。何らかのチカラを宿してる。そこで、ジョイボーイの存在を消してしまえば麦わら帽子のチカラも失われてしまう。だから消す訳には行かなかった。こう考えればどうでしょうか。
できる事なら… ジョイボーイを世界の歴史から完全に消し去る事で、その人物に関わる全ての事柄さえも消してしまいたかったんじゃないだろうか。

ONE PIECE 第649話より引用
そこにはノアの使命や古代兵器ポセイドンの役割が密接に関わっている。これこそが世界政府が最も阻止したい事柄なのかも。しかし 聖地マリージョアの国宝(麦わら帽子)のチカラは手放せなかった… って事なのかもと考えています。
あの麦わら帽子には ジョイボーイの魂(=意志?)が宿ってたりするんじゃないのかなぁ。それをルフィが手にした時に、なんてね。
さぁ どうなっているのでしょうね? ただ単に魚人島にコッソリとジョイボーイに関する文献が残っていたとするのも良しです。こう考えれば面白くなりませんか?と僕は問題提起をしたいのです。
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