【第979話考察】カイドウの息子ヤマトは敵か味方か

火祭りの宴当日に失踪したカイドウの息子ヤマト。連れ戻す為に大看板への挑戦権をかけてまで飛び六胞を動かす。このヤマトという男はどんな風に物語に関わって来るのでしょう。果たして敵なのか? それとも…!?
ー画像はONE PIECE 第979話より引用ー
判明しているのは まだヤマトという名前と失踪したという事実、その失踪の理由には カイドウによる「重大発表」が関わっている事くらいでしょうか。それだけで結論が出せるモノではないのは分かっています。
しかし 失踪してるという事は… 父カイドウの「重大発表」に対して、ヤマトが反発してると考えられるんですよね。従いたくないんじゃないだろうかと。「重大発表」というのがカイドウ本人や百獣海賊団に関する事柄だけとは限りません。「重大発表」をタイムテーブルの最後になっているのには訳があるそうです。

ONE PIECE 第979話より引用
ビッグ・マム海賊団との同盟を宣言するのを先に持って来ています。ここが失踪と関係してる可能性もあります。更にその前のオロチとカイドウによる挨拶(お言葉)に関連してると見る向きもありましょうか。
それでも 僕が何より重視したいのは…
ヤマトの意志!!!
ここが ないがしろになっているんだとすればONE PIECEでは大問題なんですね。ヤマト自身で何かを決める事など許されず、父カイドウにその意志を支配されている可能性があるんです。まさかヤマトは…

ONE PIECE 第800話より引用
百獣海賊団を窮屈だと感じているとすればどうでしょうか。窮屈だから失踪したんだ、と。ここまでに関して そこまで無理な論理展開はしてないと思うんです。
あとはヤマトの人物像です。カイドウとは正反対の思想を持っているんだとすれば、いくら息子といえどヤマトは救い出してあげねばならない存在になり得るんです!!
これは同じ四皇ビッグ・マムを敵に回したホールケーキアイランド編で成し遂げられなった事柄なんです。マムの操り人形にされたプリンを支配下から救い出す事は叶わなかったんですね。そのマムもワノ国編でブッ飛ばす予定になってます。その結果どうなるのかも期待されるトコロ。
つまり…
ヤマトは敵ではないのかも
そこで次にネーミングです!! ヤマトとは「大和」だけじゃなく「倭(やまと)」ともできるんです。「倭(ワ)」とも読めるのはモチロンです。カイドウの息子ヤマトはワノ国と重なる存在で設定されてるんじゃないだろうか。そう捉えればワノ国編で何を支配下から解放するのかって話に発展できそうなんですよ。

ONE PIECE 第979話より引用
ブラックマリアがヤマトを連れ戻すのを「手強い」と言ってます。次の大看板を狙う飛び六胞の1人がです。それはカイドウの息子だから強引な手が出しにくいからなのか。最強の生物カイドウの血を引いて強いからなのか。どちらなのかは分かりませんけれど。
モモの助も8歳ながら頑張ろうとしています。この決戦に打ち勝とうと懸命になってます。カイドウの息子ヤマトも失踪してるんじゃなく立ち向かわねばならないんじゃないかな。味方としての戦力になるかまでは分かりません。モモの助と同等なのかも。ただ、敵ではない気がするんですよね。

ONE PIECE 第819話より引用
後にカイドウにバカ殿と呼ばれる事となる光月おでんがワノ国にいた41年前。その現状に圧死しそうな程の窮屈さを感じていました(第959話)。カイドウからバカ息子と呼ばれるヤマトも同じなんじゃないのかな。百獣海賊団カイドウというカゴの中に閉じ込められてるんじゃないだろうか。おでんは自ら動きましたよね。ではヤマトは…!? って風に物語が進んで行くのではないか。こう僕は考えています。敵ではなく味方になって来るのかなと。
ヤマトってどんなキャラなんでしょうね?
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