【第974話考察】スパイ(内通者)は黒炭カン十郎!!

なんと犯人は赤鞘九人男の中にいた!!!

内通者はカン十郎

将軍オロチに情報を流していたのは… “夕立ち”カン十郎こと黒炭カン十郎だったんです。衝撃です!!

ー画像はONE PIECE 第974話より引用ー


光月おでんの家臣の中にはスパイはいない。そう信じてました。信じたかった!! 僕は一貫して しのぶが怪しいと考えてました。本当にしのぶには悪い事しましたね。ずっと疑ってしまってゴメンなさい!!


しかし、このカン十郎という男は凄まじい!!


20年前 光月おでんと共に釜茹でで処刑されるも、それで死んでいても構わなかったと言うんですね。死に場所を探していた。ただ それだけだったんですって。


カン十郎「ただ… 唯一 情報だけをオロチ様に送り続けた」

お前らと共に日々一喜一憂し
完璧な信頼を得て…
誰も恨まず 傷つける気もない
ただ…
唯一 情報をオロチ様に送り続けた


ーONE PIECE 第974話より引用ー




カン十郎は「黒炭家」である事で迫害を受けました。親も殺されてしまいます。それでも「誰も恨まず」に暮らして来たんです。オロチに言われた通り「光月」として生きる様に演じて来た。なぜ そうなっているかというと、完全に心を失ってしまっているから。ただただオロチに言われた通りに情報を送り続ける。


ここで言われる「心」とは何なのか。


すごく気になるのです。カン十郎は「カン十郎としての意志」を持っていないというのと同義であるって事なのかな?本来ならば、光月家に大きな恨みを持っていてもおかしくない。ワノ国の大衆に対してもです。しかし持っていない。彼の行動原理には意志というモノが全く見られないのです。オロチの意志(恨み)によって動かされているだけ。


カン十郎は「おれの様な男は始めからいない…!!」と言ってます。実は カン十郎こそが亡霊だったんですね。ただ死に場所を求めてさまよう亡霊です。生きる希望など持ち合わせていません。


なぜ僕がココを気にするかと言うとですね。

歴史より消すべき“灯”
ONE PIECE 第908話より引用

五老星がイムに対して「歴史から消すべき“灯”」が決まりましたか?と聞いていましたよね。「その者の名を」って風に。この“灯”というものを消された者って どうなるんでしょう。そもそも“灯”って何を指すのでしょう。


カン十郎はカン十郎であってカン十郎ではないんです。オロチに言われた役を演じているだけの存在。五老星とイムがしようとしてる事は、誰かをカン十郎みたいな人間にさせようって事なのかなぁ。カン十郎の存在がとても気になるんですよね。


あと もう1つあります!!

ズニーシャ「一度だけ許可をくれ…!!」
ONE PIECE 第821話より引用

大昔に罪をおかし、ただ歩く事しか許されず命令に従い続けているというズニーシャです。どこか今回のカン十郎と通じる部分がある様な気がしてます。命じられる事しかしない。ずっと従い続ける。


カン十郎という存在はコレっきりだとは思えないんです。何か別の謎を解き明かすヒントになっていると考えています。心を失った人間とは どういった存在であるのか。心と意志とに どんな関連があるのか。色々と考えさせられます。



さて、そんなカン十郎ですが…

カン十郎「聞いてない状況だぞ!?」
ONE PIECE 第974話より引用

聞かされていない状況になりました。カン十郎の知らない所で何かが起こっていたのです。その種明かしが次回あると考えてよいのかな?


とすれば、今 カン十郎に捕まっているモモの助を救いに誰かが現れるんだとして、その人物こそがカン十郎が把握できなかった者って事になるのかもね。該当者はローと…

豹変した傳ジロー
ONE PIECE 第973話より引用

傳ジローこと狂死郎なんですよね。やはり傳ジローがモモの助をカン十郎から奪い返す流れになるのかも知れません。


さぁ どうなるんでしょうか!!?


さてさて、今回も考察が大ハズレになりましたね。僕なりに考えての結果ですんで前を向いて頑張りたいです!!

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