光月おでんが釜茹での刑を1時間耐え切れた理由

耐える光月おでんー 釜の油は700度を超え更に上がり続ける

釜の油は700度を超え更に上がり続ける。 熱気すら殺傷能力を得た地獄の中、光月おでんは見事に“釜茹での刑”を耐え切りました!! 約束の1時間を耐え切ったのです!!


そこには どんな秘密が!!?

ー画像はONE PIECE972話より引用ー


光月おでんが怪物なのは間違いありません。第960話で語られた生まれてからの武勇伝は普通の人間のソレではありません。しかし、それだから耐え切れるものでもなさそう。覇気(武装硬化)の類いで耐え切れるものでもありませんよね。


なぜなら、怪物カイドウも納得しただろう処刑法であり、耐え切れるものではないと踏んだ1時間だからです。普通なら死んでいる筈なんです。同じ処刑でカイドウが死んだかは分かりませんけどね。光月おでんが耐え切れたのは尋常ならざる何かがあったと考えるべき。


理由は明白なんです。そこにはカイドウのセリフから導き出せる答えがあるんですね。


カイドウ「どの道 お前の体はもう死んでる筈」
ONE PIECE 第972話より引用


どの道 お前の体は
もう死んでる筈



死んでるんです。光月おでんの体はね。しかし生きている。ならば何が光月おでんを生かしているのか。ここなんですよね!!


私を この世に生かす“力”は…
臓器でもない 筋肉でもない
そう…


ブルック「“魂(テャマスィー)”!!!」

“魂(テャマスィー)”!!!

ーONE PIECE 第643話より引用ー




白骨化した体なのにブルックが生きていられるのは、ヨミヨミの実の能力によって実存する魂に理由があるからです。臓器や筋肉が死んでしまっていても「魂の力」が人を生かすのです。上記のカイドウのセリフから、光月おでんもブルックと同じ理由で生きていたと考えられるんですよね。


その魂の力により
光月おでんは
1時間の釜茹での刑を
耐え切った!!?



全ては魂に秘密があったと言いたいんです。たとえ体は高温の油で死んでしまっていても、光月おでんの魂は死を受け入れなかった。だから いくら釜の油の温度を上げようが死にはしなかった。釜茹での刑では光月おでんの魂を殺す事はできなかった。


頼んだぞ!! お前ら…!!「ワノ国」を開国せよ!!!
ONE PIECE 第972話より引用


ワノ国を開国する夢を託した家臣の命を守る為。その一心で光月おでんの魂は生き続けた。光月おでんの魂は決して折れる事はなかった。だからこそ1時間を耐え抜いたのであり、それを果たした後 カイドウの銃弾に倒れた。笑みを浮かべて油の中に沈んだんですよね。


さぁ ここからなんです。


光月おでんは最期にこう言ったのです。


光月おでん「忘れてくれて構わねェ おれの魂は生きて行く」
ONE PIECE 第972話より引用


おれの魂は生きて行く!!


ブルックの説明だと、死んだ人の魂は黄泉の国へ行く筈なんです。ヨミヨミの実を食べていない限り戻って来る事などない。ならば光月おでんの魂はどこでどう生きて行くというのだろう。ここが謎なんです!! なぜ謎とするのかと言うと…


ロジャー「この石は強い“声”がつまってて見つけ易い」
ONE PIECE 第966話より引用


ポーネグリフに「“声”がつまってて」って話がありましたでしょ?この“声”の主って何なのでしょう。空島のポーネグリフ(石)に宿る魂の声である可能性があるんじゃないだろうか。ある巨大な王国の人かシャンディアの人の魂が宿っているから声がするのかもね。


では、


光月おでんの魂も、黄泉の国には行かずに何かに宿って生きて行くのだろうか。例えば、息子モモの助に託した「天羽々斬」に宿って守護神になってくれたりだとか…。こう考える事も可能になるんですよね。


まぁしかし、光月おでんの魂は死なず、その意志を受け継ぐ者達が夢を叶えるって事なんでしょうけれど。少し魂に関しては気にしておきたいですね。悪魔の実の伝達や黒ひげティーチの異形には、ONE PIECEという作品の魂に関する世界観が大きく関わっている筈なんです。


どうなって行くのでしょうね!!

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