【第972話考察】おでんから受け継がれる意志
- 2020/02/22
- 12:00
光月おでん散る!!

その豪傑の最期は作中屈指の名シーンと言えるでしょう。おでんが死んでも夢は叶う。なぜなら 受け継ぐ者がいるからです。光月おでんの意志はシッカリと受け継がれた!!
ー画像はONE PIECE972話より引用ー

その豪傑の最期は作中屈指の名シーンと言えるでしょう。おでんが死んでも夢は叶う。なぜなら 受け継ぐ者がいるからです。光月おでんの意志はシッカリと受け継がれた!!
ー画像はONE PIECE972話より引用ー
光月おでんの“公開処刑による死”については何度となく記事にして来ました。見当違いの記事も多かったんです。その背景には大きな勘違いがあったのです。光月おでんと花の都の人々との関係に対して大きな勘違いをしてたんですね。今回でスッキリしました!! なるほど、そういう事だったのか、となりました。イチから考察のし直しです!!
さてさて、
まずは光月おでんの最期を見て行きましょう。
もうコレは歌舞伎ですよね!! それが尾田先生の念頭にあるのは疑いの余地もない。大釜が舞台であり、それを観客が見てる。この構図で描かれています。


ONE PIECE 第972話より引用
本来なら主役である光月おでんが颯爽と見得を切ったトコロで、観客が「○○屋(おでん様)!!」と掛け声をかける…筈だった。しかしカイドウが邪魔するもんだから、観客が名文句を繋いだってトコロでしょうか。
光月おでんは「煮えてなんぼのォ〜!!」までしか言わせて貰えない。そこを花の都の人々が「おでんに候!!」と引き継ぐんですよね!! ここには大きな意味がありそう。
名文句を引き継ぐ前に人々が「すぅ〜〜」っと息を大きく吸い込むのは まるで…

ONE PIECE 第972話より引用
死んでいく光月おでんの魂を胸に吸い込もうかという様な描写であって。これにより光月おでんの魂は花の都の人々の中に生き続けて行く事となるのではないだろうか。
花の都の人々が光月おでんの名文句を引き継いだのは、任せて下さいという想いがこもっているのであって。

ワノ国の開国というのは、光月おでんから9人の家臣に向けられた言葉であったのだが、その意志は我々も受け継ぎますよ、と。花の都の人々にも光月おでんの意志が受け継がれた事を意味してるんだと思うんです。名文句を引き継ぐ描写とはソレなのであって。
その花の都の人々の想いが届いたからこそ…

ONE PIECE 第972話より引用
光月おでんは笑って死んで行ったんでしょうね。まるで これなら大丈夫だ、と言わんばかりに光月おでんが笑ってるんですよね。そして、その次のコマには大泣きする人々が描写されます。笑う光月おでんと泣く花の都の人々の2つのコマを縦に繋いでいるんです。そこには意図がありそう。
光月おでんの意志は
赤鞘九人男だけではなく
花の都の人々にも
受け継がれている!!
左足に“月の印”の刺青を入れた人々だけではない。花の都のほとんどの人達が光月おでんの意志を受け継いでる。光月おでんの意志(魂)は花の都の人々の中に生き続けている。だからこそ、黒炭オロチは躍起になって子供達(次の世代)に洗脳教育を施すのでしょう。
これまでイマイチ僕が分からなかったのは、花の都の人々が光月おでんと開国について どう思っているかだったんです。

ONE PIECE 第920話より引用
20年の時を飛んだ錦えもん達が見たワノ国には、「光月」の名を蔑む者ばかりが居たといった印象だったんです。どうも違ってそうだぞ、と。そりゃ黒炭オロチに忠誠を誓った人々はそうなのでしょう。しかし全部が全部ではない筈です!! この第972話の事があるんですもん。
口には出さずとも、光月家の復活を待っている人々が花の都には沢山いる。開国という光月おでんの夢を叶える為に待ち続けている人々が花の都には沢山いる!! これを踏まえた上で…

ONE PIECE 第955話より引用
羅刹町牢屋敷の人々の今後や…

ONE PIECE 第958話より引用
約束の港に誰も現れない、誰とも連絡がつかない点が絡んで来るのかも知れません。それらと直接の関係は無いにしても、その後の展開において関わりが出て来るのかも知れないんです。
囚人採掘場や各地の武器工場だけにオロチ&カイドウに対する怒りが集まっているのではない。実は花の都にもオロチ達への怒りが潜在している。光月家に対して大きな自責の念を抱えている人々がいる。裸踊りで助けて貰った恩返しがしたい人達が沢山いる。光月おでんの意志を受け継ぐ者達がいる!! この視点で次から考察して行く必要がありそうです!!

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さてさて、
まずは光月おでんの最期を見て行きましょう。
もうコレは歌舞伎ですよね!! それが尾田先生の念頭にあるのは疑いの余地もない。大釜が舞台であり、それを観客が見てる。この構図で描かれています。


ONE PIECE 第972話より引用
本来なら主役である光月おでんが颯爽と見得を切ったトコロで、観客が「○○屋(おでん様)!!」と掛け声をかける…筈だった。しかしカイドウが邪魔するもんだから、観客が名文句を繋いだってトコロでしょうか。
光月おでんは「煮えてなんぼのォ〜!!」までしか言わせて貰えない。そこを花の都の人々が「おでんに候!!」と引き継ぐんですよね!! ここには大きな意味がありそう。
名文句を引き継ぐ前に人々が「すぅ〜〜」っと息を大きく吸い込むのは まるで…

ONE PIECE 第972話より引用
死んでいく光月おでんの魂を胸に吸い込もうかという様な描写であって。これにより光月おでんの魂は花の都の人々の中に生き続けて行く事となるのではないだろうか。
花の都の人々が光月おでんの名文句を引き継いだのは、任せて下さいという想いがこもっているのであって。

ワノ国の開国というのは、光月おでんから9人の家臣に向けられた言葉であったのだが、その意志は我々も受け継ぎますよ、と。花の都の人々にも光月おでんの意志が受け継がれた事を意味してるんだと思うんです。名文句を引き継ぐ描写とはソレなのであって。
その花の都の人々の想いが届いたからこそ…

ONE PIECE 第972話より引用
光月おでんは笑って死んで行ったんでしょうね。まるで これなら大丈夫だ、と言わんばかりに光月おでんが笑ってるんですよね。そして、その次のコマには大泣きする人々が描写されます。笑う光月おでんと泣く花の都の人々の2つのコマを縦に繋いでいるんです。そこには意図がありそう。
光月おでんの意志は
赤鞘九人男だけではなく
花の都の人々にも
受け継がれている!!
左足に“月の印”の刺青を入れた人々だけではない。花の都のほとんどの人達が光月おでんの意志を受け継いでる。光月おでんの意志(魂)は花の都の人々の中に生き続けている。だからこそ、黒炭オロチは躍起になって子供達(次の世代)に洗脳教育を施すのでしょう。
これまでイマイチ僕が分からなかったのは、花の都の人々が光月おでんと開国について どう思っているかだったんです。

ONE PIECE 第920話より引用
20年の時を飛んだ錦えもん達が見たワノ国には、「光月」の名を蔑む者ばかりが居たといった印象だったんです。どうも違ってそうだぞ、と。そりゃ黒炭オロチに忠誠を誓った人々はそうなのでしょう。しかし全部が全部ではない筈です!! この第972話の事があるんですもん。
口には出さずとも、光月家の復活を待っている人々が花の都には沢山いる。開国という光月おでんの夢を叶える為に待ち続けている人々が花の都には沢山いる!! これを踏まえた上で…

ONE PIECE 第955話より引用
羅刹町牢屋敷の人々の今後や…

ONE PIECE 第958話より引用
約束の港に誰も現れない、誰とも連絡がつかない点が絡んで来るのかも知れません。それらと直接の関係は無いにしても、その後の展開において関わりが出て来るのかも知れないんです。
囚人採掘場や各地の武器工場だけにオロチ&カイドウに対する怒りが集まっているのではない。実は花の都にもオロチ達への怒りが潜在している。光月家に対して大きな自責の念を抱えている人々がいる。裸踊りで助けて貰った恩返しがしたい人達が沢山いる。光月おでんの意志を受け継ぐ者達がいる!! この視点で次から考察して行く必要がありそうです!!
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