ついに最後の島へと辿り着いたロジャー海賊団。これより「船長命令」で海賊団は解散になるのだけれど(第506話)。再びロジャーはワノ国に向かうと思われるのです。
いざ解散と言われても光月おでんは1人でワノ国には帰る事ができないんですね。航海の才能が“0”なんです。イヌアラシもネコマムシもいませんから帰れない。必然的にロジャー海賊団に送って貰うしかないんです。
これに加えて当時の花の都の大親分ヒョウ五郎が…
ONE PIECE 第940話より引用ロジャーに会っていた事が絡んで来ます。ロジャーといっても単なるロジャーではありませんよ!!
おれは「海賊王」になる男だから そいつら全員倒さなきゃならねェ!!
「海賊王」…… ロジャーの様な男かい?
ーONE PIECE 第940話より引用ー
そうなんです!!
ONE PIECE 第967話より引用新聞報道が先か 世間から言われ出すのか先なのか、ヒョウ五郎は海賊王と呼ばれ出してからのロジャーに会っているのです。ヒョウ五郎は鎖国国家ワノ国にいますから世界の情報はキャッチできない。誰かから聞かなければロジャーを海賊王と知る事なんて不可能。つまり ヒョウ五郎がロジャーと出会うのは次の第968話以降の話である可能性が高いのです。
ただし、絶対にこれから会うとは断言できません。光月おでんをワノ国に送るところまではアリだとしても、そのまま上陸するかはハッキリしません。わずか数時間だけといっても、ロードポーネグリフの写しを取る為にロジャーもワノ国に滞在してたんです。この時にヒョウ五郎と会っていたのかも知れない。
すでにヒョウ五郎とロジャーとには面識があって、ヒョウ五郎がロジャーを海賊王と知るのは、後から光月おでんから聞いたというのも考えられます。考えられるんですけどね…
ONE PIECE 第934話より引用わずか数時間で九里の錦えもん達と会って、尚且つ花の都のヒョウ五郎ともあってワノ国を去る事なんて可能だったのだろうか。九里と花の都は接してはいないのです。これによって大きな疑問が出て来る訳です。
ONE PIECE 第967話より引用ロジャー海賊団は9つの“真の歴史の本文”の全てを読んではいない。「いくつか」しか揃えられていなかったんです。つまり、花の都の将軍の住う城の地下にある、ブルックが見つけた“こけし”の並んだ部屋のポーネグリフは読めてないのかもね。これも9つの“真の歴史の本文”の1つだったのではないだろうか。
これから第968話以降で当時のヒョウ五郎や“美少女こけしコレクター”である天狗山飛徹が登場するのであって。そこでロジャーやレイリーとの出会いなども描かれるのかも知れませんよね。ちなみに飛徹が海賊について何と話してたかと言いますと…
海賊〜〜〜!?
基本的に好かん!!!
ーONE PIECE 第912話より引用ー
基本的に海賊は好きじゃないけれど… どうやら例外もいそうなんですね。それはエース達の事だけなのだろうか。ロジャーとも会ってたとなると面白いんです。当然ながら会ったシチュエーションも気になります。編笠村だったのか… 上記の“こけし”が絡んで来るのか。
もしも ロジャーも再びワノ国を訪れ、光月おでんと共に花の都へ行くのだとすれば。
ONE PIECE 第967話より引用その道中で武器工場が立ち並ぶ国の様子も見たでしょうし。よもや黒炭オロチや老婆とも会ってた可能性もあるんじゃないのか?となるんですね。
ONE PIECE 第965話より引用↑この“金獅子”のシキと思われる顔にマネマネできた老婆。ロジャーは知ってる人なんですか?ここもクローズアップされますよね!! とてもワクワクします。
それにしたって僕らはワノ国の未来を知っています。黒炭オロチとカイドウによる支配は阻止できなかったのです。光月おでんがワノ国に帰って来ても、そこにロジャー達がついて来ていたとしても何も変える事はできなかった。
その原因は光月おでんがトキと共にワノ国に残らなかったからだろうか。あの時もしも…という話なのでしょうか。さらにロジャーが不治の病に罹っていなかったら。数時間ではなく数日間ワノ国に滞在してワノ国を守れたのかも知れないのかな?
そんな簡単な話ではない筈なんです!!現時点では、トキを残して最後の島を目指したのは完全な失敗だった事になっているんです。行くべきではなかったのです。最後の島に辿り着いて“莫大な宝”を見つけても世界はひっくり返らなかった。あるいは、ひっくり返せなかったのです。だったら光月おでんがワノ国に帰っていれば、ワノ国だけでも救えていたのかも知れない。
つまり、世界もワノ国もどっちも救えませんでした、で終わってるんです!! ただ単に世界を冒険したかった光月おでんの自己欲求が満たされただけで終わってしまってる。
そんな筈はない!!!トキは賢明な判断をしたのであって。光月おでんが最後の島に辿り着く事はワノ国を救う為にも重要なプロセスだった。そう描く様な気がするんですね。
ONE PIECE 第967話より引用光月おでんが世界の全てを知り、ワノ国が開国していた(世界と接していた)のを知るのは とても大切な事だったのではないだろうか。知ったからこそ光月おでんがワノ国に対して何を言い何をするのか。ここに注目すべきなのかもね。
あの時のワノ国に光月おでんが残ったとしても、再びワノ国に帰って来てロジャー達と共にワノ国の現状を見たのだとしても何も防ぐ事はできなかった。それは20年以上先の未来に託さねばならなかったんだ、と。それは なぜなのか。ここが大きくクローズアップされる気がするのです。
・おでんの冒険
・ロジャーの冒険
この2つの結末が「処刑」で終わる事も何かを感じさせます。光月おでんの処刑には、ロジャーが自首をして処刑に臨んだ事と重なる何かがあるのではないだろうか。この経緯もきっと描かれる筈です。
また、カイドウは今どうしてるのでしょう。ワノ国に「海賊騒ぎ」が起こるのは2年後です。この時にモリアと共にカイドウが現れるのか、はたまたカイドウは先にワノ国に入っていたのか。
例えば…
ONE PIECE 第967話より引用↑この時点で黒炭オロチの野望を打ち砕く事は可能だったのかも知れないが、それだと意味がなかったのかも。黒炭オロチがワノ国に本当の巨悪を呼び込んでから叩くのがベストだったのであって。その巨悪こそがカイドウなのかCP0なのか。ここら辺に繋がって行くのかもね。
尾田先生のメッセージにはこうあります。
この回想が明けると同時に、ルフィ達の冒険の重要性、戦う意義がより鮮明に見えてくるハズです!!
あぁ、だからルフィなんだ、となるっぽい。
ONE PIECE 第950話より引用だから20年後だったんだ。そういうのが明らかになって来るのかも知れませんね。
ひとまず 光月おでんがワノ国に帰って来るところからが次回になりそうです。どうなるんだろう。ロジャー達は再びワノ国を訪れるんでしょうか? 楽しみですね!!
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