【第962話考察】イゾウと罪人となった父

イゾウが元花柳流家元の子。その弟が雪の丞。実は2人は兄弟だと明かされたんですね。そんな彼らの説明の中で僕の目を引いたのが…
父が罪人となり 家族は散々に
父が罪人となり の部分だったのです。


何の罪で家が没落してしまうのでしょう。その事が この後のイゾウの行動にも影響を与えてはいないだろうか。少し考えてみたいです!!


この第962話で色々な事がハッキリしましたよね。


ワノ国の舞踊の家元の息子だったイゾウこそが
イゾウ
後に白ひげ海賊団16番隊隊長となるのです。


イゾウといえば二丁拳銃のイメージですが、
刀を持つイゾウ
頂上戦争では刀を手に戦ってもいたんですよね(第580話“終戦”)。やはりイゾウはワノ国の侍である。そう言えるシーンではないかと思われます。


イゾウと白ひげ海賊団とを繋ぐのは間違いなく光月おでんだと思うんです。光月おでんは白ひげのモビーディック号に乗って隊長まで務めていたと言います。つまり…
白ひげの船に乗っていたイヌアラシとネコマムシ
従者として光月おでんに同行した家臣はイヌアラシとネコマムシだけではなく、実はイゾウもだったのでしょうね!!


という事はですね。


イヌアラシとネコマムシはゾウの人間であって。ワノ国の法に縛られる事はありません。しかしイゾウは違うのです。ワノの出身者なんです。
鎖国国家のワノ国においては海外へ出る事自体が罪
鎖国国家ワノ国においては海外へ出る事自体が罪なんです。それをしようとする光月おでんを錦えもん達は止めていたんですよね。イゾウも本来なら止める立場の人間だった筈なんです。


鎖国制度に疑問を持つ光月おでんは別として、イゾウだけが唯一ワノ国の人間として船に乗るのです。海外へと出るのです。どうして そういう事になったのでしょう。錦えもん達はイゾウを止めたのでしょうか。


そこで少し考えたのです。


イゾウも 光月おでんと同じく興味があったのではないだろうか。ここに罪人になったという父の存在が絡んでいるのではないか。つまりイゾウの父の罪名とは…


違法出国では?


家族が散々になるなんて相当な罪である筈です。鎖国の禁を破ったというのも重罪になるんじゃないかと思ったんです。父が海外に興味を持ち、成功したか失敗したかは分かりませんが違法出国を試みて罪に問われた。それがあってのイゾウの出国なんじゃないのかな?と。



元花柳流家元 の子イゾウ 弟 菊の丞
↑まだ小さな弟と共に こんな暮らしになってしまったのが父の責任だとして。それが違法出国であったとして。そんなにも海外へ出る事とは罪であるのか。そこに疑問を持った、とかね?



父が出国に成功していたのなら、それを探す目的を胸に従者としての同行を願い出たのかも知れません。どうして そう考えるかというとですね。光月おでんとイゾウとで出国の目的に違いがある方が、なぜイゾウは光月おでんと共にロジャーの船に移らなかったかが説明できるのです。
おでんがポーネグリフに興味を持ったのが発端
光月おでんはポーネグリフに興味があるからロジャーのスカウトに応じた。でもイゾウは別の目的の為に白ひげの船に残らせて貰った、と。



先の記事にて、
霜月コウ三郎
もしかするとイゾウの父は霜月コウ三郎と共に違法出国していた可能性もあるかも?と書かせて頂きました。


しかし、これだと菊の丞の年齢がネックになるんですよね。ちょっと微妙なんです。41年前の過去編に登場する菊の丞が50年以上前に違法出国した父の子だとすると10歳は超えてる筈になるんですよね。難しいところです。



イゾウと菊の丞の父の罪名は何だったのでしょう。何も触れられないかも知れませんし、イゾウの人生に大きく関わっているかも知れませんし。イゾウの今を知るヒントなのかも知れません。白ひげ海賊団の船員や傘下の海賊達は皆んな船長であるエドワード・ニューゲートの事を「親父」と呼ぶんですね。この事とイゾウ、そして その父との事が絡んでいる様な気もするんです。エースの様に恨んでいる可能性もありますね。罪人となった父を恨み、白ひげこそが親父といった具合です。何かしら出て来るとは考えています。


密かに注目してみたいです!!

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