【第961話考察】黒炭オロチが白舞に目をつけた理由
- 2019/11/09
- 16:30

都を追放されて康イエの城を訪れた光月おでん。そして 康イエにコマ使いとして拾われた黒炭オロチ。まるで導かれるかの様に康イエの治める白舞で2人は接点を持つのです。
花の都でも九里でもない。白舞という場所の重要性。そこには何かがありますね!!

↑この時 すでに黒炭オロチは大いなる野望を隠していたというのでしょうか。爪を隠して周囲を油断させているのでしょうか。もしかすると、すでに黒炭オロチの頭の中には計画が練られていたのかも知れないのです。

かの黒ひげティーチが そうであった様に。
そう考えるならば、黒炭オロチが将軍に成り上がる計画のスタートは白舞にあったという事になりますよね。
何十年と白ひげの船にいて。決して目立つ様な事をせず、隊長の座につく事もなく虎視眈々とヤミヤミの実が転がり込んで来るのを待っていた黒ひげティーチ。それと同じく、黒炭オロチも白舞で何かを待っていたのかも知れません。

黒炭オロチが他ならぬ白舞という郷に目をつけた理由。何かありそうな気がしてなりません。
では、白舞といえば何があります?
①ワノ国唯一の正規港「潜港」
②ワノ国最強の軍隊
③ワノ国一広い港「刃武港」
真っ先に思い浮かぶのは上記の3つですよね!!
何といっても「港」なんですね。その為の軍隊です。港があるからこそ防御には常に気を配らねばならない。ここに黒炭オロチは目をつけたのかも知れないのです。
つまり…
黒ひげティーチにとっての“ヤミヤミの実”に当たる「黒炭オロチの求める力」。これが入って来る可能性が最も高かったのが白舞という郷であった。
白舞で待っていたら いつか手に入る。自分を将軍へと成り上げてくれる力が。その為に白舞に目をつけ、大名である霜月康イエとの接触を図った。そして運良くコマ使いとして拾われたって事なのかも知れません。結果的に21年の時を待って黒炭オロチは将軍になる訳です。

そんな黒炭オロチを将軍に押し上げたのはカイドウですよね。ならば、黒炭オロチが白舞において待っていたのは…
強い海賊の到来???
今から23年前に起こる「海賊騒ぎ」。ここにカイドウやゲッコー・モリアが関係してるのは間違いないとして。仮にそれを待つ為に黒炭オロチが白舞に目をつけたとしましょう。もしもカイドウ達が白舞に入って来たんだとすると潜港から入って来た事になるんですよね?

滝を割って入って潜港に至り、ゴンドラを上がって白舞へと。これは かなり気になりますよね!?
ワノ国に入国する方法は2つ。潜港か滝登りです。滝登りの入国なら どの郷に至るか分からない筈なんです。滝登りで入国したルフィとマムは九里が浜に漂着しました。
海賊が
潜港から入国したければ
ワノ国側から
呼び込まねば
ならない筈なんですよ
そう考えると、黒炭オロチがカイドウやモリアを呼び込んだ可能性が浮上するんですよね。ここが気になるのです。そんな事は可能なのでしょうか。
ずっとワノ国は鎖国状態だったのですが

海楼石が世界に拡がっていたり…

銃を持つ人物が描かれていたり…
チラホラと世界との繋がりが見え隠れするんです。これらはワノ国が鎖国する前(空白の100年以前?)の話になるんでしょうか。実は細々ながら世界との窓口があったとすれば どうでしょう。江戸時代の日本の出島の様な存在です。

カイドウが住む前の鬼ヶ島って無人島だったの?
白舞にある刃武港から目と鼻の先にある鬼ヶ島。この島が気になるんです。カイドウの本拠地になる以前です。まさか長崎の出島の様に、鎖国国家における海外との窓口の役割を果たしていたって事はないでしょうね。そこに黒炭オロチが目をつけた、と。
可能性は低いかも知れません。ただ、もしも黒炭オロチがカイドウをワノ国に呼び寄せたのなら、海外との接点がワノ国のどこかにあった筈なんですよね。この点は頭に入れておきたい様な気がします!! 白舞に黒炭オロチが求める何かがあったとは思うんですけどねェ。
どうなんだろう。
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