【第961話考察】どうして光月おでんの刀は黒刀に成らなかった？

posted by ひーちゃん@管理人

2019/11/08

2021/12/17

山の神を真っ二つに斬り裂いた“桃源白滝”!! 光月おでんが持つ2振りの刀の刀身はまさに黒刀そのものです。しかしそれは瞬間的なものであって、閻魔も天羽々斬も黒刀に成った訳ではないんですね。流桜(武装色の覇気)による擬似黒刀なのです。

どうすれば黒刀に成るのか。光月おでんが出来なかった事をゾロに出来るのか。謎は深まります。

天狗山飛徹からゾロに向けられたセリフにある、

お前次第で の部分ですよね。

この先ゾロが閻魔を黒刀と成す可能性がとても高いのです。この難問にどう立ち向かい、どう為すというのでしょう。

刀身に覇気を纏わせて擬似的な黒刀に出来るのは判明してます。

①何度も何度も覇気を纏わせる
②より強い覇気を纏わせる
③多くの硬いモノを斬り続ける

そうやって刀に纏わせた覇気が定着して黒刀に成るのかも…とは思えるのですが。どうしたって壁にブチ当たってしまうんですよね？

とてつもない覇気を扱える者が何人かいます。

どうしてシャンクスの剣は黒刀になっていないのでしょう。

レイリーの刀だって白ひげの長刀だって。何年も何年もその刀身に覇気を纏わせて敵を斬って来てた筈なんです。光月おでんは…

あの硬いウロコを持つカイドウに傷をつけたんです。とてつもない覇気を纏わせて斬った筈なんですよ。それでも黒刀には成らなかった。

ゾロの力量とキャリアなんて比べ物にならないのです。しかし、並居る強者が出来なかった事をゾロが短期間の内に為してしまうんだとして。上に挙げた①〜③の条件にプラスアルファがあるのかも知れないんですよね。問題はココにありそう。

ただ、キャリア不足を埋める事は可能かも知れません。

↑どちらの刀にもかつて光月おでんが纏わせた覇気が残っている。そういった可能性はあるんですよね。そこにゾロが上乗せする形で覇気を纏わせて黒刀に成すという方法。

しかし、それでは飛徹の「お前次第」にそぐわない。光月おでんの功績の横取りの形にもなりかねないのです。ここがどうにも悩みどころなんです。気持ちとしてはやはり、ゾロによって閻魔が黒刀に成ったって形になって欲しいのです。閻魔には光月おでんの覇気の蓄積は無いものと考えたい。

この問題については色々と考えました。

そこで一つの結論なんですが…

レイリーにもシャンクスにも、そして光月おでんにも刀を黒刀と成す力量はあったと考えざるを得ないのではないでしょうか。ただ、刀を黒刀に成す方法を行った事がない。だから黒刀に成せていない。わざわざ黒刀に成す必要性も感じていないというのもあるかも。

逆にリューマとミホークはその方法を行ったから黒刀に成せたって事ではないだろうか。これからその方法をゾロも行って閻魔を黒刀に成す。これなら難問に答える事が可能かも。

覇気(流桜)についてこんな説明があります。

外に大きくまとう「流桜」…つまり「覇気」

それは…“見えない鎧”の様に防御し攻撃にも転じる強力な力!!

第947話のヒョウ五郎による説明ですね。これのもう一段上の覇気の使い方というのがありましたよね。

纏った覇気を内部に到達させる!! これにより対象物を内部から破壊する事が可能となるのですが…。

通常刀に覇気を纏わせるといっても、刀身の外にだけなのではないかな？表面に纏わせているだけ。これとは違い、刀身は破壊しない様に内部にまで強い覇気を纏わせた場合に刀が黒刀に成るんじゃないかなぁ。

つまりですね。

どれだけ強い覇気を纏わせようが、刀身をコーティングしただけでは黒刀には成らない。それだけでは覇気が刀身には定着せず抜けてしまう。刀身の内部にまで強い覇気を染み込ませなければならない!!?

これからゾロも、

修行の末にルフィが体得した一段上の覇気というのが扱えなければならないのではないだろうか。扱えた上で閻魔に対して使用した時に、有り得ない程の斬れ味を我がモノとし… 閻魔の刀身も黒くなったまま。すなわち黒刀と成る、って事かなぁ。

おそらく光月おでんも閻魔を黒刀には成せた。成せる力量はあったんだけどその方法は行わずに斬ってたって事ではないかな、と。そこまで圧倒的にゾロが光月おでんを超えるって風にも思えないんですね。また、光月おでんが閻魔に覇気を纏わせた期間をゾロが超える筈もないんです。そうなるとこう考えるしかない様な。今のところこう考えています。

どうでしょうか。

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