【徹底的な正義】サカズキ元帥は“世界政府の犬”なのか!?

赤犬「本当に家族を想うちょるんなら」-ワンピース最新考察研究室.556

今や海軍本部元帥となった赤犬ことサカズキ。彼は“世界政府の犬”と言える人物なのだろうか。「徹底的な正義」はどの方向に進むのでしょうね?

-画像はONE PIECE 第556話より引用-


【国家の犬】


警察組織を蔑視する言葉に“国家の犬”だとか“公権力の犬”というものがあります。ONE PIECEにおける海軍本部というのは、権力を行使して世界の治安を維持する組織であって。軍隊でもあり警察でもある実力組織と言えると思います。

海軍の“新元帥”はサカズキ -ワンピース最新考察研究室.650
-ONE PIECE 第650話より引用-

そんな海軍本部のトップである元帥がサカズキであって、通称“赤犬”なんですよね。掲げる正義は「徹底的な正義」であります。

世界政府は「正義の名の下に」と“悪”とみなす者を滅ぼし、また海軍本部は「“絶対正義の名の下に」を合言葉にします。

サカズキという人物は“世界政府の犬”として設定されているのかな。主人に従順であり、たまに飼い主の手を噛む事もあるが、良い様に使われている?



【赤犬めが取りこぼした女】


ニコ・ロビンか 赤犬めが取りこぼした女… -ワンピース最新考察研究室.1113
-ONE PIECE 第1113話より引用-

五老星ジェイガルシア・サターン聖がニコ・ロビンを見て「赤犬めが取りこぼした女」と言いました。「ぬるい男だ…」というのはサカズキの事。

ロビンを逃したのはクザン(青雉)ですが、それはバレていないハズです。CP9スパンダインはサウロが逃したと考えていました(第398話)。しかしサターン聖は赤犬サカズキを槍玉に上げているんです。

サカズキ中将の砲撃に驚愕するクザン -ワンピース最新考察研究室.397
-ONE PIECE 第397話より引用-

サカズキによる避難船の砲撃というのは、彼の独断によるものではない。「徹底的な正義」が暴走したのではない。サターン聖を含む五老星による指示だったのかも。

この可能性が浮上したと考えます。

エッグヘッド編においても…

海軍は脱出した船の位置を確認済み -ワンピース最新考察研究室.1089
-ONE PIECE 第1089話より引用-

研究員と従業員達を乗せて脱出した船を沈める様に指示を出していましたよね。これがあっての第1113話の「赤犬めが取りこぼした」なる発言になっていると思うんです。

オハラの避難船についても指示してたっぽい?



【オハラの避難船撃沈の真相】


22年前のオハラの事件において、世界政府・海軍が標的にしたのは考古学者(オハラの悪魔達)です。それ以外の町民については避難船に誘導しています(第394話)。

ロビンも避難船に乗ろうとしますが…

スパンダイン「避難船!! そのガキを乗せるな!!」-ワンピース最新考察研究室.397
-ONE PIECE 第397話より引用-

考古学だから乗せるな、とスパンダインが避難船に向けて指示を出していました。それはロビンを避難させるなという意味であり、その船に乗せれば避難させてしまうとスパンダインは思っていた。

世界政府の役人(CP)に避難船を沈める意図はなかったんですよね。そしてオハラに派遣された中将の1人であるクザンが、サカズキの行動に「バカ野郎…」と言ってますので、その様な命令はされていなかったハズ。

避難船に乗っていればロビンは死んでいました。それにストップをかけたのがスパンダイン(CP9長官)。この形になっていますよね。

サカズキ「“悪”は可能性から根絶やしにせねばならん」-ワンピース最新考察研究室.397
-ONE PIECE 第397話より引用-

サカズキにだけ「オハラは誰一人として生かしてはならない」という様な指示が出ていたんじゃないかな?と。軍艦で砲撃しろとね。しかもセンゴクからではなく五老星(サターン聖)。

そういう経緯があってこそ、サターン聖の「赤犬めが取りこぼした」のセリフに辻褄が合うと思うんです。作中の描写だけでは、ロビンの脱出に関してサカズキは全く関わっていないのです。

サカズキならば何の問題もなく命令に従うだろう。こう五老星に思われた。そして実際に従順だった。しかし結果的にロビンを逃しているので罵(ののし)られている。

これが避難船撃沈の真相ではないかな。



【徹底的な正義】


次期「海軍元帥」に青キジを推薦するセンゴク -ワンピース最新考察研究室.594
-ONE PIECE 第594話より引用-

センゴクが職を辞するにあたって、次の元帥に推薦したのがクザンです。しかし世界政府の上層部がサカズキを推すんですよね(第650話)。

この上層部というのは五老星だと思うんです。

ここの経緯には理由が2つあって。

モンキー・D・ガープの弟子であるクザンに難色を示した。これは思想的なものになるでしょうか。そしてサカズキならば与(くみ)し易いというのがあったのではないかな。扱いやすい。

サカズキの掲げる「徹底的な正義」というのは、世界政府の“正義”の実現にとって都合が良い。ガープの弟子であるクザンでは危ない。まさにサカズキは“世界政府の犬”として期待されて元帥に推されたんじゃないかなぁ。

ここまでを振り返ると…

赤犬サカズキ「海賊という“悪”を許すな!!」-ワンピース最新考察研究室.579
-ONE PIECE 第579話より引用-

その正義を徹底できていないんですよね。

①オハラではロビンを逃す
②白ひげ海賊団を壊滅できず
③クザンを生かして海軍から出す

「徹底的な正義」を掲げながらも完遂できておりません。おそらく、これからも完遂できずに終わりそうなんですよ。それは、そのまま世界政府の正義が完遂できないのと同調しそうで。

結局“世界政府の犬”として終わるキャラなのかな。そんな気がするんですよ。サカズキ元帥が海軍本部を率いて、世界政府に反旗を翻すという展開は来ないのではないか。

“赤犬”サカズキの前に立ち塞がるコビー -ワンピース最新考察研究室.579
-ONE PIECE 第579話より引用-

またどこかでSWORDのコビーに立ち塞がれてしまう。今度はコビーによって止められる事になるのではないかな。そしてサカズキの正義は行き過ぎた狂気として終わるのかも。

五老星にしてもサカズキにしてもマキャベリズムであって。目的の為ならば手段を選ばないという君主論。それは組織の退廃を呼び… って感じで描かれそうな気がしてます。

五老星に反論するサカズキ元帥 -ワンピース最新考察研究室.793
-ONE PIECE 第793話より引用-

ドフラミンゴの誤報の件でサカズキが五老星に噛み付くんですけどね。それはサカズキが面子や体面を気にしたからであって。独善的な理由で怒っているだけとも言えそうで。

これをもってサカズキが五老星(世界政府)を裏切る展開が待っているとは言えないのではないか。サカズキのプライドに触ってしまっただけ。ちょっと飼い犬に噛まれました、みたいな。

その程度の事なのかなぁと。

どうなんでしょうね?

これからのサカズキ元帥の行動に注目ですね!!



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コメント 2

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2024/05/12 (Sun) 09:20

確かに改めて考えるとマジでサカズキは海軍元帥の器だよね
俺が海兵でも赤犬支持すると思う
激動の時代に「全員返り討ちにする」って言い切ってくれる人がトップなのは心強い
規律を重んじ不本意な上からの命令に怒鳴りはするも必ずやり遂げる
軍人としてこの上ない優秀な人材

大海賊時代の海軍元帥』なら一択

味噌
2024/05/12 (Sun) 11:28

赤犬は過激派っぽいが、民衆としては海賊という悪を許さない姿勢は好感が持てるますよね。
何も知らない民衆的には「海賊を殲滅してくれる」「海賊に怯えなくて済む」と思います。
ただ、軍内部としては過激派がトップになったから穏健派な人にしてみたら全部が全部過激なものに変わってしまい、働きにくい環境ではあると思うけど。
「仕方ないで」割り切れるならいいが、割り切れない人は辞職とかしてるか辞令で支部に飛ばされたりしてるんだろうな…

まあそれでもクザンが思ったよりアレだったんで今思えばサカズキ一択だったとは思いますね。
言葉次第で四皇の軍門に下ってしまう奴が元帥はマズイ😖💦

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