【第1098話考察】“ボニー誕生”
今週の扉絵は読者リクエストです。

「ブルックがデンキウナギの電気を使ったエレキギターでソロを弾いているところ」
そのギターはチョーキング効いて泣いているのかな。爆音かき鳴らして叫んでいるのか。どっちのギターソロなんでしょうね。どちらであっても本編にそった扉絵と言えそうです。
では本編です。
タイトルは“ボニー誕生”!!
ー画像はONE PIECE 第1098話より引用ー
【ジニーは天竜人の妻へと】

-ONE PIECE 第1098話より引用-
なんとジニーは天竜人の“妻”にと連れ去られたのでした。男性にもてるという描写がありましたけどね。まさか“妻”にだったとは。しかしその狙いはジニーの美貌だけだったのだろうか。

【第1098話チョイ見せ考察】ジニーは目をつけられていた
尾田栄一郎公認ポータルサイト「ONE PIECE.com」にて、11月13日に発...
僕はやはりソルベ王国のベコリ王が背景にいると思っていまして。バーソロミュー・くまとの関係や革命軍の軍隊長である事、さらにはジニーの過去があっての事の様に思います。まさか丁重に迎え入れられたとは思ってません。
2ページ目が少し分かりにくいかも知れません。電伝虫が伝えている「部隊は思わぬ横槍で全滅…!!」というのは海軍への連絡ではなくて。その2年前にジニーが攫われた事を伝えていた続きと思われます。
つまりジニーが軍隊長をしていた“東軍”は思わぬ横槍を受けて全滅していた。「思わぬ敵」というのは想定外の敵の“出現”って事であり、思ってもみない敵が現れたという事ではなかった。僕にとってはミスリードでした。
しかし全滅していたとなりますと…

-ONE PIECE 第904話より引用-
今の“東軍”の軍隊長であるベロ・ベティが「当時の“東軍”副軍隊長」だったというワケではなさそうです。そうは言ってもベティの口の悪さはジニー譲りっぽいですし。何かしら関係性があったのかもね。
さて、
くまが来てくれた事によって劣勢だったトゥミの反乱は勝利に終わった様です。革命軍は「市民の“英雄”」と沸き立ちますが、くまの顔はどこか冴えない。ジニー1人守れずして… といった感情になるでしょうか。
【帰って来たジニーと赤ん坊】
ジニーが天竜人の妻として攫われてから約2年が過ぎた頃、そのジニーからバルティゴに連絡が入ります。下界に帰って来たよと。しかしジニーによると病気になったので捨てられたという話です。
すぐに行くから場所を教えてくれとくまが言うのですが、ジニーは絶対に会いに来ないで欲しいと断ります。これはそうですよね。くまを愛するからこそ… 会いに来て欲しくない。しかし、くまは飛び出します。
ジニーの病気は、“自然光”を浴びると全身の皮膚が青く石の様に固まるというもの。それでも陽の当たる海を渡ってソルベ王国までやって来た。もしもジニーが死んでも子供は生きて行ける様にとです。その子供がボニー。

-ONE PIECE 第1098話より引用-
くまはその子供を育てると決意する!!
病気については後述しますが、おそらくボニーは天竜人(父)とジニー(母)の子供という事になるんでしょうね。天竜人の血が流れる子供をくまが育てる事になる。これは重い!!!
くまの家族が天竜人に受けた仕打ち… いや、くまが“バッカニア族”の一族の末裔として背負っているものを考えればですね。なかなかに重いんです。ただし、これにより物語の方向性が少なからず見えて来ています。ここはまた別記事ですね!!
革命軍の活動とボニーの育児に奮闘するくま。すくすくとボニーは育ちます。微笑ましい描写が続くのも束の間、ある日くまが教会の窓という窓を閉ざします。何事かと驚くギョギョ達。

-ONE PIECE 第1098話より引用-
ボニーにもジニーと同じ症状が現れる!!!
【青玉鱗とは】

-ONE PIECE 第1098話より引用-
ジニーがかかり、またボニーにも症状が現れた病気の名前は“青玉鱗(せいぎょくりん)”と言われる難病です。医者が言うには「近年ごくまれに聞く病気」との事です。
これが何を示すかと考えるにですね。
おそらく、どこかの島の「風土病」なんだと思うんです。梅毒・ペスト・天然痘・黄熱病・マラリアみたいなもの。これらの病気は元々はどこかの風土病だったのです。大航海時代に病気も海を渡ったんですよね。コロンブスが梅毒を持ち帰った話が有名でしょうか。
その様な病気を聖地マリージョアへ天竜人の妻として攫われていたジニーがかかったという事なんですよ。天竜人がどこかで風土病をもらって来てたって事なのかも知れないのです。どこか未開の地に天竜人が?

-ONE PIECE 第1095話より引用-
となるとゴッドバレーで行われた大会が、どこか未開の地の非加盟国でも行われていてですね。そもそも“青玉鱗”はどこかの風土病だったのに近年広がりを見せているって事なんじゃないかな?と。
“青玉鱗”は伝染病(感染症)だと思います!!
ジニーからボニーに感染しているが、くまや周囲には感染していないんです。となると飛沫だとか空気感染する様な病気じゃないんです。おそらくモチーフとするのは梅毒。胎内でボニーは感染していたと考えます。
そうなるとボニーの父親は死んでます!!
“青玉鱗”に感染して死んでいるハズ!!
僕はそう思います!!

【ボニーの父親】くまは娘を助ける為に自我を失った
ドラゴン率いる“自勇軍”を報じる新聞を見たバーソロミュー・くまが、自らの命を「誰...
↑再考の必要アリです!!
この“青玉鱗”という病気は、まさに天竜人に罰を与える病気と言えると思うんです。なぜなら“日光”“月光”を浴びると死に至る病気だからです。つまり太陽の光と月の光が死に至らすのです。もうズバリでしょ?
そんな病気をジニーはもらってしまったのだが、どうやらボニーは治っているんです。治療法があるのかも知れない。抗生物質か何かによる治療法があるのかも。もちろんDr.ベガパンクが絡んでいそう。
その病気の名前(青・鱗)からして…

-ONE PIECE 92巻より引用-
青龍が関係していると考えます!!
ここはまた別記事で考えるとして、ボニーは10歳までしか生きられないという診断でした。ボニーの実年齢が12歳と判明しましたので、ちょうど2年前の時点までしか生きられないとされていたのです。
ここも色々と考えたいですね!!
【ソルベ王国で再び事件が】

-ONE PIECE 第1098話より引用-
今から6年前 ソルベ王国のベコリ王が動きます!! これはゴア王国の「グレイ・ターミナル」の山火事を彷彿させます。ソルベ王国の場合は島の南部を焼き払うという暴挙に出たと思われます。
おそらく天竜人の入れ知恵でしょうね。
この事件でようやくベコリ王は倒される事になるのでしょう。そしてバーソロミュー・くまが王になるのかな。さらにコニー王太后が出て来そうな雰囲気。色々と謎が明かされて来そうな。コニーについては頭に浮かぶものがあります。
どうなって行くのでしょう!!
【次週は休載】
これでもかと悲惨な状況が続くバーソロミュー・くまの過去編。ここで終わるとは思えませんからね。まだ肝心の改造手術、そして自我消失が待っています。ここにボニーの病気が絡むのでしょうが…。
次週は休載だそうです。
続きは11月27日(月)になりそう!!
さて、次の記事からは個別で詳しく考えて行こうと思ってます。いつも読んで頂きありがとうございます♪
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