【ボニーの父親】くまは娘を助ける為に自我を失った

ドラゴン率いる“自勇軍”を報じる新聞を見たバーソロミュー・くまが、自らの命を「誰かを助ける為」に使いたいと話していました。この「誰か」というのがボニーと考えて良さそうですよね?
-画像はONE PIECE 第1097話より引用-
【この命を誰かを助ける為に使いたい】
まずバーソロミュー・くまの「この命を使いたい!!」という言葉の解釈です。命を使ったなら待っているのは“死”であるとするならば、それは自我を失う事なんだと思うんです。

-ONE PIECE 第560話より引用-
自我を消し、人として生まれた記憶すらなくなれば死人も同然。その選択こそ命を使うという事であり、その自我消失を決断したのは「誰かを助ける為」であった。こう繋がるのかな?と。
ならば助けたのは誰!?
①ボニー
②ジニー
③ソルベ王国の老人達
④その他(革命軍など)
これらになると思われますが…
【ボニーを助ける為】

-ONE PIECE 第1072話より引用-
自我を失うという決断をした理由を話せばボニーを傷つけてしまう。その改造をしたDr.ベガパンクがこう話していましたからね。ボニーを助ける為にこそ自我を失ったのだと思われるのです。
当初Dr.ベガパンクによって強制的に改造手術を受け、自我を失わされたと思っていたボニー。それが自分の為だと知れば傷ついてしまう。この流れなんだと思うんです。
バーソロミュー・くまとDr.ベガパンクは、ボニーが自分のせいで自我を失ったと思わせない為に理由を話さないと約束していた。この背景があったと思われます。

-ONE PIECE 第1094話より引用-
ただしDr.ベガパンクに対して自我を消す様に命令したのは五老星ジェイガルシア・サターン聖なんです。これはボニーが父の記憶から知った話。その現場にバーソロミュー・くまもいたんでしょうね。
もちろんサターン聖は電伝虫の向こう側。Dr.ベガパンクとサターン聖は謁見した時の一度しか会ってません。そしてボニーは不在。Dr.ベガパンクとバーソロミュー・くまがいる所にサターン聖が電伝虫から「自我を残す事は絶対に許さん!!」と。こんな状況だったのでしょう。
まずバーソロミュー・くまとサターン聖の間で話は決まっていたのでしょう。改造手術を受け入れ自我を失っても良い。その代わりにボニーは助けてくれと。そしてDr.ベガパンクに執刀の命令が下り、「それではくまは!!」と抵抗するも…。
こんな話の流れがあって、頂上戦争の直前にバーソロミュー・くまは最後の改造が終わって自我を失うのかな。これによりボニーは助けてくれという契約は履行されねばならなくなる。

-ONE PIECE 第595話より引用-
そういう話になっていのだが、バーソロミュー・くまが自我を失う前にボニーが逃げ出すものだから「ひやりとした」。しかし「もう全て終わった…」と。これでボニーが解放されたのか、まだ何かあったのかは不明です。エッグヘッドでは「放っておけ」という話でしたね。
頂上戦争の時点でジニーが生きているのかどうかで話は変わりますが、これまでの話をまとめるとボニーが軸となっていると思われるんですよね。そんな風な話の流れになっているっぽいんです。
ここにですね…

-ONE PIECE 第1095話より引用-
ボニーの「あたしのことも自由にしてくれるの?」というセリフが関係しているのかどうか。ボニーを自由にしてあげる為に父であるバーソロミュー・くまが身を投げ出したって事になるのでしょうか。
くまはボニーを助ける為に命を使い、ボニーのヒーローとなって人生を終える選択をした。くまとしては悔いはナシって感じになるのかな。
【くまが自我を失う決断をした理由】
Dr.ベガパンクも戦桃丸もボニーを助けようと動いているんですけどね。それは自発的なものであって。別にバーソロミュー・くまからボニーの事を託されていた様子はないんです。すぐ近くにいるから助けてるって感じ。
くまが自我を失って2年が経ってますもんね。

-ONE PIECE 第1089話より引用-
世界政府はボニーに対して何かしら用があったのだが、今のとなってはもう用はないんですよね。放っておけと。何の用があったのでしょう。人質って事なんですかね?
世界政府は約束を守っており、くまも約束は守ってもらえると信じていた。くまが自我を失いさえすればボニーは狙わない。だからボニーの事を誰かに託す様な事はしていない。
こういう事なんですかね?
どこか解せないんですよ。
納得できない。
世界政府なんて信じられます?
ボニーの事で、バーソロミュー・くまに自我があっては困る事がある。これならば話は分かるんですよ。例えばですね、ボニーには何か秘密があるんだけどバーソロミュー・くまの記憶さえ消せたなら「ただの小娘」。しかしながら、くまの自我がある限り「ただの小娘」では済まない。
つまり、くまが自我を消す決断をしたのは娘ボニーを「ただの小娘」にしてもらう為。自我を消さないというのならボニーの命はない。こう世界政府に言われたって事になるのかなぁと。
ここの話において…

-ONE PIECE 第1098話より引用-
ジニーが攫われた事、及び天竜人に目をつけられていたって話が絡んで来るんですかね。ここにボニーの事が関係していて、父であるバーソロミュー・くまだけが知る“何か”がある。自我さえ消せれば、その“何か”も闇に葬れるって言うの?
そんなの何があるって言うんだろ…。
おそらくですが、

-ONE PIECE 第1097話より引用-
ボニーの父親はくまじゃなさそうなんです。くまが実の父親ならボニーはただじゃ済まないんです。それこそ「ただの小娘」なんて認めてもらえそうにない。くまはジニーと結婚せず、2人の子供を残してもいないと思うんですね。
そのボニーの実の父親というのを…
くまは知っていて、その父親となる人物というのが世界政府にとっては極めて不都合。何が何でも隠さねばならない存在である。一大スキャンダル。これならば話は分かって来るんですけどね。どうなんだろう。
世界政府はくまの自我を消す事で闇に葬れたと思っているのだが、Dr.ベガパンクとボニーは記憶を見ているから知っている。まさかエッグヘッドに記憶が保管されているとは知る由もない。
こういう事なんでしょうか?
となると、ボニーの父親が何者なのか?って話になるんです。ネームドキャラなんですか?って話なんですよ。ただしイムの可能性は消さねばならないと考えていますが… どうだろう。流石にイムが出て来る事はないと思うんですけどね。隠したい存在の筆頭となれば、なんだけど。そんなワケないでしょうから。
さぁ どうなって行くのでしょう。
おそらくバーソロミュー・くまが自我を消す決断をしたのはボニーを助ける為だったと考えます。ボニーの為だったから、理由はボニーには伝えない様にしようね、と。ボニーには何か出生に秘密があって、それは世界政府には不都合な事実なのかな?と。
バーソロミュー・くまだけは知っていて、くまの自我を消すorボニーの存在を無かった事にするという選択を迫られ… くまは自我を消す決断をした。そこには重要人物が関わっていそうな。
そんな予想をしていますが… さて。
推移を見守りたいと思います!!!
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