【第1095話チョイ見せ考察】五老星の肖像画と“初代鬼徹”

尾田栄一郎公認ポータルサイト「ONE PIECE.com」にて、10月16日に発売される週刊少年ジャンプに掲載の第1095話の冒頭1ページが公開されました!!
最新話を公式発売日まで待ちたい方はご遠慮くださいませ。
【第1095話冒頭1ページ】
ジャンプの『ONE PIECE』をチョイ見せ!第1095話#ONEPIECE
— ONE PIECE.com(ワンピース) (@OPcom_info) October 13, 2023
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五老星ジェイガルシア・サターン聖の上陸を受け、中将・少将を残して中心部から離れる様に全兵へ通達。逃げる様に下級海兵が走ります。
いつどうやって上陸したのかと疑問に思う海兵。肖像画でしか見た事がないと言っている者もいます。「神々の頂点(天竜人の最高位)」がエッグヘッドにまで来ている事に驚く者も。
バリバリと黒い稲光が走る!!!
ここで冒頭1ページは終了。
注目は「肖像画」です。
これは「御真影(ごしんえい)」をモデルにしていると思われます。戦前までは天皇の姿を見るなど畏(おそ)れ多い。いや、肖像写真や肖像画でさえ直に見てはならん。教育現場などに配布されるも厳重に保管され… みたいな事があったそう。

-ONE PIECE 第1094話より引用-
准将以下は「まみえる(会うの謙譲語)」のも許されないという話でした。つまり五老星を見ても良いのは海軍本部少将から。ブランニュー准将はダメ。コビー大佐もダメです。これは雲上人や殿上人がモデルでしょうか。
ある身分より上でなければ五老星の姿を見る事など許されない。Dr.ベガパンクは特別に謁見が許されたんでしょうね。イベル平和賞を受賞したから。ただし姿を見れる身分でなくても肖像画は見る事を許されているみたい。
要は“神格化”でしょうね!!
見たからといって何かあるワケじゃない。それならば謁見したDr.ベガパンクが無事である事が説明できません。五老星は“神々の頂点”であるから下々民が易々と見ても良いお方ではないんだ。こういう事だと思うんです。日本における戦前の天皇家を思い浮かべれば良いと考えます。
それにしても肖像画があったとは…。
【五老星の認知度】

-ONE PIECE 第1094話より引用-
フランキーが「ゴローセイ!?」と聞いていて、五老星という存在を知らなかった様子でしたよね。Dr.ベガパンクから世界の最高権力者と説明されて驚いています。その隣にいるサンジはスルー。知っているのかも。
これはちゃんと教育を受けているか、あるいは新聞に目を通しているかどうかの話なんだと考えます。フランキーはそれをしていないから五老星の存在を知らなかったのだろうなと。

-ONE PIECE 第908話より引用-
イムはその全てが秘密なんでしょうが、五老星はそこまでじゃない。会う事を許されていない者であっても存在は知っている。肖像画は見る事を許されている。五老星は秘密の存在ではない。
こう考えられると思うんですね。
【鬼徹を使ってる剣士】

-ONE PIECE 第97話より引用-
“東の海”ローグタウン。海賊王ロジャーが生まれ、そして処刑された町。そこにある武器屋の店主いっぽんマツの話に“鬼徹”が出ていましたよね。「この世に“鬼徹”を使ってる剣士は一人もいねェ」と。
いっぽんマツは肖像画を見ていない?

-ONE PIECE 第233話より引用-
肖像画のイーザンバロン・V・ナス寿郎聖は“初代鬼徹”と思われる刀を手にしていないのだろうか。いっぽんマツのセリフは何を意味していると考えれば良いのだろう。
そこで上のいっぽんマツの画像を再び見て欲しいのですが、「この世」の部分に点がふってあるのが確認できると思います。ここに注目すればナス寿郎聖が剣士かどうかなど関係ないと思います。
下々民が暮らす「下界」=「この世」と考えれば良いのかな。神々の頂点である五老星ナス寿郎聖は「この世」のお方ではない。いっぽんマツがそう認識して話していたかどうかは分かりませんけども。

-ONE PIECE 第97話より引用-
肖像画のナス寿郎聖が刀を持っているのなら、見る者が見れば“初代鬼徹”かどうかは分かるハズなんですよ。肖像画を見た者から、“初代鬼徹”が聖地マリージョアにある話が広まりそうなものなんですけどね。
これまで僕は五老星という存在が世間にどう認知されているのか知りたくて仕方なかったのです。そこに今回の肖像画の話だったのです。そういうのがあるんだ、と。
ナス寿郎聖からすれば“初代鬼徹”を持っている事を隠す理由があるとは考えられませんからね。いっぽんマツのセリフがこれから意味を持って来そうな気がします。どこまで知ってて話していたのか。
今となっては妖刀は名刀であり…

-ONE PIECE 第1033話より引用-
それを腰にして死んだとしても実力がともなわなかったからって話なんです。ただ剣士の実力が刀に見合っていなかっただけ。おそらくナス寿郎聖は実力がともなっていそう。
しかし妖刀と“死”というのは気になります。

悪魔(イム)と契約する五老星は“不老”ではなく“不死”
魔法陣から現れた五老星ジェイガルシア・サターン聖。この魔法陣というのは悪魔との契...
ちょうど五老星と“不死”というのを記事にしたところでした。五老星って何なんでしょうね。ナス寿郎聖の服装は“左前”で着てはいませんが死装束ではないのかって話もありますしね。
どうも気になるなぁ。
いっぽんマツ自体は知らなかったとして、あの第97話の“鬼徹”に関するセリフの答えは後で出て来ると考えています。「この世」が何を示していたかの答えは提示されるハズ。ここは見守りたいですね!!
さて、
この続きは10月16日(月)になります!!
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