ジュエリー・ボニーは常にDr.ベガパンクに守られてきた

下層「工場層」にジュエリー・ボニーがいると知るや、すぐに救出に飛び出したDr.ベガパンク。命が狙われているというのに全く構う様子はありません。まるで命に代えてでもボニーは守るという強い意志を感じます。ずっとそうだったんじゃないかな?
-画像はONE PIECE 第1093話より引用-
【ボニーが逃げたと聞いて「ひやりとした」】

-ONE PIECE 第1093話より引用-
まさにサンジの言う通り“血相変えて”飛び出したDr.ベガパンク(ステラ)。「ベガタンク8」のハンドルを握りつつ「手を出すなよォ…!!! 海兵共」と言っております。そんな事をすると絶対に許さないぞ、という事でしょうか。
このボニーに対する反応は今だけの事なのでしょうか。僕はそうは思わないんです。何年も前からずっと。Dr.ベガパンクは常にボニーの事を気にかけて来ていて、今回の事態で爆発したんだと思うんです。
赤犬サカズキによるとボニーは世界政府から逃げ出していたそうです(第595話)。逃げない様にされていたのかな。ただし、たとえ捕まえていたとしても何らボニーは危害を加えられていなかったと考えます。今回のDr.ベガパンクの反応からしてです。
もしもボニーが牢獄に入れられていたり、何かに利用されていたりすれば… それを知ったDr.ベガパンクは世界政府に敵意を向けたハズだと思うんです。こんな“幼い子”に何をするんじゃ!! と。そんな気がするんです。
もしかするとボニーは世界政府・海軍から守られていたのではないかな。ボニーの身に何かあればDr.ベガパンクが黙っていない。だから常に安全な状況に置かれていた。“南の海”のソルベ王国にて世界政府の護衛がついていたのかも。

-ONE PIECE 第595話より引用-
それを逃げ出したものだから「ひやりとした」って事なんじゃないかなぁ。何かあればDr.ベガパンクが血相を変えて動き出してしまう。怒りの矛先は逃げない様にしておかなかった世界政府にまで。
そこで、
世界政府は逃げ出したボニーに対して…

-ONE PIECE 第801話より引用-
サンジの時の様に「ONLY ALIVE(生け取りのみ)」で1億4000万ベリーの懸賞金をつけた。これがあったから黒ひげはボニーを生け取りにしておいて戦艦と交換しようとした。こういう事だったのではないかな?と予想しております。
最悪の世代のボニーは“南の海”から双子岬→ジャボンディ諸島と航海して来て、Dr.ベガパンクを捜しに“新世界”に入ったのだと思うんです。聖地マリージョアで捕まっていたのなら、そのまま“新世界”に行けたハズなんです。

-ONE PIECE 第1084話より引用-
ショートカットできたハズなのにしてない。“南の海”で仲間を集めてボニー海賊団を結成してからグランドラインに入ったと思うんです。ならば出発地点はソルベ王国っぽいんですよ。ここで政府から逃げてると思うんですよね。
【用済みになったボニー】

-ONE PIECE 第1067話より引用-
ルッチがボニーの事を用済みのハズだと言ってました。これは、もうDr.ベガパンクを消すんだからボニーについても用はないよな?って事なんだと思うんです。
これまでは政府の科学者としてDr.ベガパンクをコントロールする為にボニーを保護下において安全を保証していたのだが、それに気を使う必要はなくなってるハズでしょ?と。そう周囲に聞いてるのかも。
【Dr.ベガパンクと世界政府の協約】

-ONE PIECE 第560話より引用-
バーソロミュー・くまが志願しDr.ベガパンクが改造手術をすると決断した時、娘のボニーの安全だけは世界政府が保証しろと。この様な協約が取り交わされていたんじゃないかなと考えています。もしもボニーに何かあれば科学班の全戦力を世界政府に向けるぞ、みたいな。
父であるバーソロミュー・くまは自我を失ってしまう。Dr.ベガパンクが失わせる張本人ですからね。後の事は任せろと。わしが世界政府に守らせてやるから。こんな感じじゃないかなぁと。
ならば逃げたと聞いて赤犬サカズキが「ひやりとした」のも分かりそうで。この時バーソロミュー・くまは最後の改造を終えているから「もう全て終わった」となる。ただし引き続き保護下に置いておかねばならないのに「脱走を繰り返す目障りな女」。しかしDr.ベガパンクを消すと決まったので「用済み」。保護する必要はもうない。
どうでしょうか?
全てはですね…

-ONE PIECE 第1093話より引用-
ボニーの危機に血相を変えたDr.ベガパンクが「海兵共」と工場層に乗り込んでいる事です。かつてボニーが世界政府に捕まっていたとして、もしも危険な状態に置かれていたのなら今回の様な事になっていたんじゃないのかな?と。ここの疑問点からスタートしてます。
Dr.ベガパンクに隠れて捕まえていた可能性はありますけどね。これまでの色んな描写から考えると、Dr.ベガパンク及びバーソロミュー・くまと世界政府の間でボニーに関する約束があった様な気がするんですよ。それが崩れたのがDr.ベガパンク暗殺じゃないのかな。
Dr.ベガパンクは常にボニーを守って来ていた。それを知らずにボニーはDr.ベガパンクを恨んでいたのであって。しかし、その疑いは晴れたんでしょうね。父の記憶の中に全ての真相があったのかも。
さぁ どういう事だったのでしょう。
推移を見守りたいと思います!!
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