ルッチ「黄猿とおれがいれば お前ら全滅だ」と言う理由

ルッチには何か考えがあるのか…? 何を根拠に2人で全滅できると言うのでしょうね。
-画像はONE PIECE 第1091話より引用-
【黄猿とおれがいれば】
ルッチは何を言いたいのか。ここの部分がポイントになると思うんです。さすがに“黄猿”と自身の2人だけで「四皇」麦わらの一味を全滅できるとは思ってないでしょう。まともに当たって、です。

-ONE PIECE 第1090話より引用-
ルッチが内部の状況を報告し、偉そうに主導権を握った様に喋っていたルフィだが実際のところは閉じ込められていると。こういった現在の状況と、“黄猿”と自身の2人と敵とを見比べた上で全滅も可能と判断しているのだと思うんです。過度な自信が加わっているのは確かなんでしょうけどね。
ルッチが言っているのは…
付け入る隙(すき)があるって事かも!!
“黄猿”がルッチに対して「優秀な男です」と言っているんです(第1090話)。この言葉を信用して話を進めてみたいと思います。ただ自分達を過大評価しているだけではなく、ある程度の根拠があってのセリフではないのか?と。
そのヒントがこの第1091話に描かれていると考えていまして。果たして“黄猿”とルッチの2人には何があるんだろう。この2人ならば全滅させられると考える理由とは何なのか。ある共通点が描かれます。

-ONE PIECE 第1089話より引用-
今回“黄猿”はDr.ベガパンクを消そうとしており、それを止めようとする戦桃丸を意識不明にしました。まだDr.ベガパンクとの関係性は明かされていませんが、戦桃丸は「傷つけちゃいけねぇ物」だったのに倒しているんですね。かわいかった弟子なのに。
もう一方のルッチに関しては…

-ONE PIECE 第1091話より引用-
カクの事を見捨てたとする描写が入っているんですよね。第1090話でコッソリ海軍側に報告するルッチでしたが、カクに「何じゃ?」と言われて「一人言だ…」と教えなかったのです。重傷と見るや作戦から除外したのでしょう。
この2人に共通するのは、“仲間じゃないのか?”と言われる様な事でもできるみたいなんです。排除できるんです。作戦遂行において感情を外に置いておける。ルッチの方はそもそも情など持っていないかも。この2人からして麦わらの一味というのは“甘い”のだと思うんです。
付け入る隙があるなら“甘さ”!!
ここを突いて来る様な気がします!!

-ONE PIECE 第1091話より引用-
手当てをしてしまうのは当然として、ルッチとカクの2人に海楼石の錠をしない… この“詰めの甘さ”ですよね。麦わらの一味全員でかかれば海楼石の錠をかけられたハズ。それをしない。地下のCPには食事を与える。
その“甘さ”こそが麦わらの一味の魅力であり、また強さなんですよね。あるいは温情をかける事で救われる事もあるんです。しかし、しばしば窮地におちいる時もあります。今回はどうか。

-ONE PIECE 第970話より引用-
カイドウからして“白ひげ”やロジャーは「強ェがどこか甘い奴ら」という事でしたが、ルフィもそうなのでしょう。この点が描かれる事になるのかも知れないと考えます。
放っておけば良いのに放っておけない。そういうシーンがゾロvsルッチの中で出て来るんじゃないのかなぁ。人質を取られるというのも1つのパターンとして考えられるでしょうか。
・非情になりきれる者
・非情になりきれない者
そんな両者の戦いというのがポイントになるのかも。特にルッチは卑怯な事をしてくる可能性が高いと考えています。戦いに汚いも何もないという風な事を言うのかも。もちろん、それでこそルッチというキャラなんです!!
【ルッチはどう動くのか】
ルフィvs“黄猿”にしてもゾロvsルッチにしても実力は伯仲していると考えています。簡単には勝てないが負けてしまう事はないだろうなと。そこに“詰めの甘さ”を突かれてしまう展開が来る可能性もありそうだぞと。

【ルフィvs黄猿】絶対に「ベガフォース1」だけは死守せよ!!
思っていたよりも早くルフィと“黄猿”が戦う事になりました。この状況… 最も大切な...
ルフィvs“黄猿”に関しては記事にしており、もしもルフィが勝てるとしても「ベガフォース1」を狙われるとヤバいとしました。脱出手段を狙われると絶体絶命ですからね。ここに注目しておりまして。
今回ゾロは戦いの場所を外にしました。

-ONE PIECE 第1091話より引用-
こうする事でDr.ベガパンク本体を狙われない様にしたんだと思うんです。逆にゾロだけ分断させられる事になっているんですよね。ここからどう戦いが動くのか?であります。
これからルッチが…
①非情な面を見せる
②敵を全滅させる
この2点をポイントに動いて来るというなら、

-ONE PIECE 第1090話より引用-
どうもCPとセラフィムがいる地下(旧“悪魔の実”研究室)を目指す方向になるのかなぁと。まさに①と②が揃っているんですよ。仲間を仲間と思わない行動(①)と敵を全滅させられる戦力(②)が揃ってる。
現実的な話として“黄猿”とルッチでは全滅できないと思います。しかし手が無いワケではないと思うんですね。それがセラフィムの解放であって。あとは高みの見物を決め込めば良いって感じじゃないのかな。
どうなんでしょうね?
おそらくですが、すんなり脱出とは行かないと考えてます。麦わらの一味にとって苦しい展開が待っていると思うんです。簡単に“黄猿”とルッチが負ける展開はなさそう。行方不明のカリブーや黒ひげ海賊団の介入もありますしね。

-ONE PIECE 第1091話より引用-
ルッチのセリフはハッタリも含まれるのでしょうが、何か考えがあるのかも知れない。もしも手があると考えているなら地下のセラフィムが頭にあるんじゃないのかなぁと。ここら辺でゾロが“甘さ”を見せてしまわないだろうか。
ルッチがルッチらしさを見せ、仲間を仲間とも思わない行動に出た先に… それが逆に自分の身に降りかかる末路となって返って来る。この方向も頭に浮かんでいます。

-ONE PIECE 第1090話より引用-
サターン聖によって切り捨てられるのかなと。おそらくルッチは今回の件とルルシア王国の件を結びつけており、これは世界政府にとって不都合な事なのかも知れないのです。ルッチもまた非情な決断を食らいそうな気がしますが… さて。
きっとサターン聖も研究層に入って来ると睨んでます。そうなるとフロンティアドームが解除されてからも重大な局面が待っていそう。その時点でまだルッチは無事だと思うんです。ゾロが敗北するとは思ってませんが、ルッチの敗北もなさそうなんですけどね。
どうなって行くのでしょうか。
推移を見守りたいと思います!!!
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