最後の島「ラフテル」はガイモンのいる“珍獣の島”

グランドラインの最終地点である「ラフテル」は… ガイモンがいる“珍獣の島”である!! つまりロジャー海賊団が辿り着いたのは“珍獣の島”だった!! ただし、そこは「ラフテル」であって「ラフテル」ではない!!
-画像はONE PIECE 第22話より引用-
【ロジャー海賊団と「ラフテル」】
Netflixで実写版ワンピースが配信開始されたという事ですので、それに因(ちな)んだ話を1つしようかなぁと思いまして。それならやはりスタートのロジャー絡みが良さそうだなと。“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”と「ラフテル」の話で行きましょう!!
実写版がどこまで原作を映像化しているのか分からないのですが、その範囲だけで説明するなんて無理ですからね。しっかり原作を読んでらっしゃる方に向けた考察になります。実写版にはガイモンが登場するのかな。まぁ登場しなくても構わないです。
では、
まずはロジャー海賊団と「ラフテル」について!!

-ONE PIECE 第967話より引用-
ロジャー海賊団(シャンクスとバギーは除く)は「ラフテル」に辿り着いています。その島に「ラフテル(Laugh Tale)」と名づけた男こそがゴール・D・ロジャーなんですからね。そこで“莫大な宝”を見つけております。
「ラフテル」に辿り着いたロジャー海賊団にはクロッカスが船医として乗船していました。今は双子岬の灯台守をしている人物です。双子岬はグランドラインのスタート地点。
元ロジャー海賊団クロッカスによると…

-ONE PIECE 第105話より引用-
歴史上 グランドラインの最終地点である「ラフテル」という島を確認したのは海賊王の一団だけだと。こう話していたんですよね。そこが最終地点であり「ラフテル」だと確認した。
この話を聞いたウソップが、「そこ(=ラフテル)」に“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”があるのか?と聞くんですよね。それに対して元ロジャー海賊団であるクロッカスは「さァな」と言い…

-ONE PIECE 第105話より引用-
その説が最も有力だが「誰もそこにたどり着けずにいる」と教えてくれていたんです。この部分の不思議は古くから取り上げられていますからね。ご存知の方も多いと思います。
つまりクロッカスによると…
・ロジャーはラフテルを確認しただけ
・ロジャーはラフテルに辿り着いていない
こういう事になるんです。
しかしながら、現にロジャーは「ラフテル」と名付ける事になる島に辿り着いており、それは4つのロードポーネグリフから導き出した地点にあった島だったのです。そこはロードポーネグリフが導く最終地点に間違いないのです。
どういう事なんだ?と。

-ONE PIECE 第1話より引用-
一体「そこ」ってどこなんだよ!! って話。
ロジャー海賊団は“どこ”に辿り着き、“どこ”に辿り着いていないのか。その辿り着いていない“どこか”を歴史上ロジャー海賊団だけが確認した。その“どこか”が「そこ」であり、その場所に“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”があると有力視されている。
↑伝わるでしょうか…(汗
つまりはですね、
ロジャー海賊団は確かにグランドラインの最終地点に辿り着いている。しかし、そこに“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”は無い。ただし実際に“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”がある場所に繋がる島には辿り着いている。その「ラフテル」と名付けた島に辿り着く事によって、“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”のある場所が確認できた。
ロジャー海賊団が辿り着いたのは「ラフテル」だが「ラフテル」ではない!! 「真のラフテル」と呼べる場所は他にある!! これが「この世の全て」であり「世界の秘密」である。“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)はどこにあるのか?
説明します!!!
【“からくり島”と“カラクリ島”】

-ONE PIECE 第523話より引用-
天才科学者Dr.ベガパンクが生まれたのはグランドラインの“からくり島”にある「未来国バルジモア」です。そこは「冬島」であります。一年中ほぼ冬といった島なんでしょう。
これとは違い扉絵だけに登場する…

-ONE PIECE 第448話より引用-
“カラクリ島”という場所があります。
表紙連載「エネルのスペース大作戦」に出て来るんです。ここにはツキミ博士なる人物が登場します。ツキミ博士は4体の機械兵を生み出しており、それは月に眠っていた機械兵とそっくりそのままでしたよね。つまりツキミ博士の科学力は月の科学力に迫るものと言えます。
この、
“からくり島”と“カラクリ島”の関係性とは?
フランキーが訪れた“からくり島”とは別にツキミ博士のいた“カラクリ島”も世界のどこかにあるのかな?と。少なくとも“からくり島”と“カラクリ島”は同一の場所ではありません。ツキミ博士のいた“カラクリ島”は冬島ではないのです。

-ONE PIECE 第451話より引用-
ツキミ博士は月見団子を喉に詰まらせて亡くなってしまうのですが、それは月の爆発に驚いたからです。この爆発は宇宙海賊の仕業です。この宇宙海賊をエネルが討伐するんです。ツキミ博士は過去の人物ではないのです。
僕が考えるに、
・“からくり島”のある世界
・“カラクリ島”のある世界
↑これらは同一世界ではないのかも。
仮にDr.ベガパンクの故郷“からくり島”のある世界を「表」とすれば、ツキミ博士のいた“カラクリ島”のある世界は「裏」であって。今ルフィ達のいる世界は「表の世界」である。それとは別に「裏の世界」が存在する。
月の科学が伝わるツキミ博士の世界
月の科学が消されたベガパンクの世界
↑この2つの並行世界の存在!!
「こちらの世界(表)」で言うところの天才科学者はDr.ベガパンクであるが、それに対応する「もう一つの世界(裏)」の天才科学者はツキミ博士である。このカラクリを解き明かすのが“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”であって。それを誰かが見つけた時…

-ONE PIECE 第576話より引用-
世界はひっくり返るのさ…!!
「表の世界」と「裏の世界」があって、それらが反転するとまでは言いませんけどね。並行世界の存在は世界をひっくり返すレベルだと考えております。
現時点で、その2つの並行世界が交わる場所こそが“月”なんだと。「表の世界」から月へ向かったエネルと「裏の世界」から月へ向かったスペーシー中尉が出会ったと考えます。月には何かがあり、それと繋がる何かが“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”ではないかな。
その宝は「ラフテル」であって「ラフテル」でない場所にある。ロジャー海賊団が辿り着いた「ラフテル」とは違う場所に“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”は存在し、その存在をロジャー達は確認できた!! ロジャー海賊団は「裏の世界」の存在を確認した!!
つまりですね…
「ラフテル」と「らふてる」がある!!
↑こう考えてみました!!!
【もう一つの世界の「らふてる」】

-ONE PIECE 第22話より引用-
ロジャー海賊団が4つのロードポーネグリフを揃え、そこから導き出して辿り着いた最終地点こそ“東の海”にある「珍獣の島」だったと考えます。ただし、その時点でガイモンはいません。無人島だったハズです。
ロジャー海賊団がグランドラインを制覇したのは25年前であり、ガイモンが宝箱にはまるのは22年前です。その無人島にロジャーは「ラフテル(Laugh Tale)」と名付けるも誰も知らないって事ではないかなと。
この「珍獣の島」が「ラフテル」であり…

-ONE PIECE 第105話より引用-
この島に対応する「裏の世界」にある島こそが「真のラフテル」であり、この記事で言うところの「らふてる」と呼べる島である。こう僕は考えてみました。
問題は大岩の上にあった宝箱です!!

-ONE PIECE 第22話より引用-
ルフィが見た時は空っぽでしたが、ロジャー海賊団が訪れた時にはどうだったか分からない。大笑いする様なものがあったのでしょう。ただし「裏の世界」の宝箱には“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”があるんだと思うんです。
そこに辿り着かねばならず、ロジャー海賊団は辿り着けていない。ただし、その「裏の世界」の存在は確認できたのであり、この世界が2つある事に気づけたんだと思うんです。それが「この世の全て」であり「世界の秘密」であると。
何をどう気付いたのかは分かりませんけど。
上に書いた様に、Dr.ベガパンクに対するツキミ博士なる存在があるのならね。こちらの世界のガイモンに当たる人物が「真のラフテル」にいると考えます。そこに誰かいる!! それが「眼帯の海賊」ではないかな?と。何者かが待ってそう。
そこで僕が注目しているのが…

-ONE PIECE 第452話より引用-
Dr.ベガパンクに対応する並行世界の天才科学者がツキミ博士だとして、もう2年前に亡くなっているんですね。Dr.ベガパンクは生きているのですが、ちょっと不穏な感じになっているんです。もうすでに2名のサテライトが死亡しました。
エッグヘッド編の成り行きに注目してます。
もしも表と裏があるなら、その共通点です。“からくり島”と“カラクリ島”は全くの別世界なんでしょうが、ツキミ博士とDr.ベガパンクをどこまで揃えて来るのか。それによってガイモンやサーファンクルの存在も見え隠れして来そうな。
さてさて。
並行世界と呼べるものがありそうなんですよね。表と裏と呼べる様な世界が存在している様な気がするんです。前半の海の冒険(2年前)と新世界の冒険(2年後)に似通った部分があるんです。まるで折り返して描くかの様にね。これもヒントっぽいのですが…。

-ONE PIECE 第1069話より引用-
この世界には「異次元」が存在し、そこにルフィ達は行く事になると予想します。その「異次元」に誰も辿り着けずにいる「真のラフテル」があると考えます。それこそが、こちらの世界で言う「珍獣の島」である。ガイモン登場の第22話はラストで重要な意味を持つと考えます!!
推移を見守りたいと思います!!!
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