【106巻SBS考察】戦桃丸とDr.ベガパンクの過去

海軍本部“科学部隊隊長”戦桃丸にとってDr.ベガパンクは拾ってもらった恩人との事でした。この経緯について106巻のSBSで尾田先生からの回答が掲載されております。そこから少し考えてみようかと思います!!
-画像はONE PIECE 第1069話より引用-
【戦桃丸とDr.ベガパンクのエピソード】

-ONE PIECE 第1069話より引用-
ある島で野生のくま達が人里を荒らし困っているという連絡が海軍に入りました。くまの撃退システムの設置にベガパンクも同行。危険な山を調査する海軍が目にしたのは、くま達を“相撲”でなぎ倒し、山のボスとして君臨する1人の少年、「戦桃丸」でした。
彼は幼い頃、あまりに乱暴な為に村人達に捨てられた少年だったのです。村へも戻れずいつも腹を空かせていた戦桃丸の“強さ”に惹かれ、ベガパンクは自分のボディガードに雇いました。そんな過去です。
↑なるほど。
「足柄山の山奥で」「相撲の稽古」の金太郎をモデルにする戦桃丸(34歳)らしいエピソードが挟まれております。この尾田先生の回答の中には幾つかのキーワードが目につきます。そこから色々と考えるワケですけど。
まず、いつ頃の話なんだ?と。
過去エピソードが出て来た場合の定番ですよね。真っ先に調べたくなるポイントだろうと思います。しかし、その前に済ませておきたいものがあるんです。
【戦桃丸と「黄猿の“オジキ”」】

-ONE PIECE 第907話より引用-
海軍本部大将“黄猿”ボルサリーノに対して戦桃丸は“オジキ”と呼んでいるんですよね。まだ海軍に正式入隊する前、戦桃丸がDr.ベガパンクのボディガードでしかない時からです。
今回のSBSで明かされたエピソードというのは、この戦桃丸と“黄猿”の話も絡んでいる様な気がしています。ある島の熊退治に向かった海軍に“黄猿”がいたんじゃないかな?と。
その部隊の隊長というのが“黄猿”であって、そこにDr.ベガパンクが同行したという話なんじゃないか。そして山のボスとして君臨していた少年(戦桃丸)を降参させたのが“黄猿”であってですね。
戦桃丸が生まれて初めて「こいつには敵わない」と思ったのが“黄猿”なのかな。その時から戦桃丸は“黄猿”に対して“オジキ”と呼ぶ様になる。あくまでも戦桃丸にとって“盃を交わした”相手はDr.ベガパンクであって、“黄猿”はその兄弟分という認識だから“オジキ”なのかな。
まだよく分からないんですが、戦桃丸のエピソードで海軍が動いていた事が大きいんですよね。そして、そこにDr.ベガパンクが同行しているって事は… いつ頃の話なのか、と。
【戦桃丸とDr.ベガパンクの出会い】

-ONE PIECE 第1066話より引用-
ドラゴンがDr.ベガパンクに対して「ついに政府の飼い犬になったとは」と話しているシーンがあります。これはMADSにいたDr.ベガパンクが世界政府に買収された事を示しています。
上のシーンは22年前のオハラの「バスターコール事件」の数ヶ月後になります。この時Dr.ベガパンクはまだ戦桃丸をボディガードに雇う前かも知れないんですよね。なぜならDr.ベガパンクは単独でオハラに上陸しているのです。
戦桃丸が海軍に正式入隊するのは2年前以降ですからね。22年前なら戦桃丸に内緒で行動する必要はなさそうです。それでも連れて来ていなかったとなると、2人の出会いは“まだ”なのかも。
少なくとも22年前のオハラの事件当時Dr.ベガパンクは世界政府に買収されパンクハザードの所長になっております。この後になるのかな。海軍に同行して熊退治に向かうのは。その年であっても戦桃丸は当時12歳。
【戦桃丸とバーソロミュー・くま】
Dr.ベガパンクの研究施設には「パンクハザード」と「エッグヘッド」があります。4年前のシーザーによる暴発事故でパンクハザードが壊滅状態になり、エッグヘッドへと移る事になったんでしょうけどね。

-ONE PIECE 第1062話より引用-
ジュエリー・ボニー(推定24歳)が子供の頃にエッグヘッドへ来た事があるそうなんです。当時はまだ普通の研究所だったそう。そこでボニーはDr.ベガパンク(電球みてーな頭)に会っていて、それを記憶しているんです。
研究所が2つあったとしても、Dr.ベガパンクと戦桃丸は行動を共にしているハズなので関係ないんですよね。何せボディガードなんですから。いつからボディガードをしているかによって、戦桃丸とボニーが会っている可能性が出ます。
それはこれから判明するのでしょうが…

-ONE PIECE 第513話より引用-
戦桃丸とバーソロミュー・くまは旧知の仲のハズなんですよね。それこそバーソロミュー・くまにまたがり「お馬の稽古」みたいな事をしてるシーンが出て来そう。
しかし戦桃丸はシャボンディ諸島におけるバーソロミュー・くまの行動が理解できず、2年間サニー号を守った事についても「奇行」と言っていて意味が分からなかったみたい。プログラムの存在を聞かされていない。
そういう事なんですけどね。今回のSBSの尾田先生の回答にある「あまりに乱暴な為に村人達に捨てられた少年」なる部分がですね…

-ONE PIECE 第1064話より引用-
“暴君”バーソロミュー・くまの世間に知られている過去と似通っているといった印象を受けたのです。何か意味がありそうな気がしたんです。
もしも麦わらの一味が無事にエッグヘッドを脱出するとします。そして次の行き先に関して、ボニーの願い(くまを元に戻す)というのが関わって来るのならね。戦桃丸も同行する事になるんじゃないのかなぁと。バーソロミュー・くまは麦わらの一味にとって恩人なのです。助ける義理はあるんです。
その展開になるのなら、そこで戦桃丸とバーソロミュー・くま及びボニーとの過去が出て来る可能性がありますよね。昔話の金太郎(戦桃丸)と熊(バーソロミュー・くま)の関係性をどう作中に落とし込むのか。ここに注目でしょうか。
エッグヘッドに“黄猿”が攻め寄せて来ているんですけどね。戦桃丸にとって“黄猿”は特に恩人というワケではなく、少年の頃に成敗された相手って事で“オジキ”と呼んでいるだけかも知れず。ここの関係性に何かを求めるのは違うのかな?と。
どうなんでしょうか。
戦桃丸の今後も気になりますよね!!
推移を見守りたいと思います!!
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