“神”の名を持つ3つの古代兵器の役割

何の為にか遠い昔に実在した“神”の名を持つ3つの古代兵器。「プルトン」「ウラヌス」「ポセイドン」。この世界を滅ぼせる程の力を持つと言われています。全ての古代兵器には役割があると思われます。それは一体何であるのか。
-画像はONE PIECE 第650話より引用-
【古代兵器の存在理由】
第626話でオトヒメ王妃が古代兵器ポセイドン(しらほし姫)のチカラについて説いています。人を救おうとすれば幾千もの命を救える「愛の力」である。しかし悪意を持てば世界を海に沈めてしまえる程の「恐い力」であると。
そして、しらほし姫の元にはいつかその力を正しく導く者が現れ、この世界に大きな変化が訪れるという伝説を語ります。その正しく導く者というのは古代兵器ポセイドン(しらほし姫)の「愛の力」で世界を変化させるのでしょう。
何であれ使い方なんでしょうね。
全ての古代兵器には存在理由があり…

-ONE PIECE 第301話より引用-
ポーネグリフに古代兵器の存在を書き記した者達はそれを後世に伝えたかった。こういう事なんだと思うんです。きっと役割を持つ時が来る。その役割とは何なのか?って事なんです。
そこでラフテル到達についてです。
ロジャー海賊団はラフテルに辿り着いて世界の秘密を知りました。そこにある“莫大な宝”を見ています。よってラフテル到達に古代兵器のチカラは無関係であると考えております。古代兵器がなくてもラフテルには行けます!!
その当時はまだ古代兵器ポセイドンはありません。しらほし姫が生まれる前であります。そして古代兵器プルトンはワノ国に封印されたままの状態です。古代兵器ウラヌスは世界政府が所持していると考えておりますからロジャー海賊団が使えたとは思えない。

「マザーフレイム」は古代兵器ウラヌスの動力源!?
「ルルシア王国消滅事件」について語るサボ。ここにDr.ベガパンクが作った「マザー...

-ONE PIECE 第105話より引用-
ただし元ロジャー海賊団の船医クロッカスの「誰もそこにたどり着けずにいる」が何を指すのかは不明であります。何をもって「そこ」というのか。ここに古代兵器が絡む可能性はあるかも。それでもロジャー海賊団は4つのロードポーネグリフを辿ってラフテルには到達し島を確認しているんです。
今回はここ以外に目を向けます!!
【古代兵器プルトンの役割】

-ONE PIECE 第193話より引用-
古代兵器プルトンは「島一つを跡形もなく消し飛ばす」と言います。それは“造船島”ウォーターセブンで作られた戦艦であり、設計図が伝えられていました。その設計図を元に「もう一つ兵器」を生み出せたのですが、それはフランキーが燃やしました。

古代兵器プルトンの破壊力の正体とフランキー
代々ウォーターセブンの船大工に受け継がれて来た古代兵器プルトンの設計図。それはト...
古代兵器プルトンというのは蒸気機関を利用していると考えています。ジャヤを空島まで吹き飛ばした“ノックアップストリーム”を人工的に再現したものと考えています。これを砲台に使ってそうな。
そして古代兵器プルトンの設計図を持っていたフランキーは、その理論をサニー号の“ガオン砲”やフランキー将軍の“将軍砲(ジェネラルキャノン)”に応用していると考えております。フランキーが持っていた事には意味がありそう。
では古代兵器プルトンを向けるのは“どこ”?

-ONE PIECE 第101話より引用-
リヴァース・マウンテンと考えます!!!
ここを古代兵器プルトンによって消し飛ばす。グランドラインに入るまでに半分は死亡するという運河をなくしてしまう。これにより前半の海にも新世界にも自由に入る事ができる様になると考えています。
何よりブルックが“正面から”ラブーンに再会を果たすには邪魔なんですね。これを消し飛ばさなければ新世界を真っ直ぐ進んで再び会う事はできない。これからアイランドクジラの群れもリヴァース・マウンテンの裏側に集まって来ると考えています。
古代兵器プルトンが封印されているのはワノ国。そのワノ国は巨大な防御壁に囲まれており滝が流れています。そこを巨大な鯉に引っ張ってもらって上陸しましたよね。リヴァース・マウンテンも山を駆け登るのです。

-ONE PIECE 第101話より引用-
その運河には門があり、そこには不思議な生き物の姿が彫られています。登竜門(鯉が滝を登って龍になる)をモチーフにするのか、魚人や人魚を模しているのか。何かありそうなんです。
ワノ国の滝登りとリヴァース・マウンテンには何やら示唆するものがあると僕は考えていますので、まずワノ国の防御壁を破壊して解放させた古代兵器プルトンはリヴァース・マウンテンを消し飛ばす為に使うと考えます。
聖地マリージョアは消し飛ばさないです。

-ONE PIECE 第1022話より引用-
そこはルナーリア族の故郷だからです!!!
ルナーリア族キング(アルベル)が生き残っていたのですから、世界のどこかにルナーリア族が隠れて暮らしている可能性がある。その人達の帰るべき場所を破壊するとは考えていません。天竜人を排除するだけです。
また、その直下にある魚人島のある場所こそ…

-ONE PIECE 第56話より引用-
伝説のオールブルーになると考えます!!!
魚人島に住む魚人や人魚が地上への移住を果たした後、陽樹イブの恵みに導かれた魚達の楽園が形成される事になる。それは地上から追いやられた魚人達が魚人島に住み始める前の姿。オールブルーだった場所に魚人島ができた。
オールブルーについて“海域”とされているのに、世界の海が1つになってオールブルーなんて意味が分からないんです。今でも4つの海とグランドラインは繋がっていますしね。レッドラインには穴が空いています。

古代兵器プルトンを解放して消し飛ばす場所
一発放てば島一つを跡形もなく消し飛ばすと言われる古代兵器プルトン。その“ありか”...
ゆえに古代兵器プルトンがレッドラインを突き通すにしても、その場所はリヴァース・マウンテンであって聖地マリージョアのある場所とは考えておりません。そこは変わらず重要な場所として残されると考えています。
【古代兵器ポセイドンの役割】

-ONE PIECE 第648話より引用-
古代兵器ポセイドンとは海王類と心を通じ合わせる事ができる伝説の人魚であります。しらほし姫こそが古代兵器ポセイドンであり海王類にとって彼女は“王”であります。
そして巨大な方舟ノアは海王類が引く為に作られたという話です。ネプチューン王はノアを「約束の船」と呼び、ジョイボーイとの約束を果たす為に使われる事になるのです。ノアの背負う使命とは何か。

-ONE PIECE 第621話より引用-
それはオトヒメ王妃の夢見る世界であり、魚人島の地上への移住が深く結びついていると思われます。この約束の日にノアは使命を帯びる事になるんですよね。
何かを運ぶのだと思うんです。
よって…
引越しの為に必要だと考えます!!
あの方舟ノアに移住する魚人達の家財道具を満載する事になると思うんです。それを海王類が引く事になっている。移住先は最後の島ラフテルだと考えています!! そこに正しく導く者こそが海賊王モンキー・D・ルフィとなると考えております!!
そして、しらほし姫が海王類に対してカームベルトを通過する船を襲わない様に言うんじゃないかな。これからは自由に4つの海とグランドラインを行き来できる様になる。こんな感じですかね。

【ジョイボーイと伝説の人魚姫】約束の船ノアの役割とは!?
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↑これまで色々と考えては来ましたけれど。
【古代兵器ウラヌスの役割】

-ONE PIECE 第1060話より引用-
まだ古代兵器ウラヌスは登場しておりませんが、ルルシア王国を消滅させた空飛ぶ物体こそが古代兵器ウラヌスだと考えおります。すなわちイム達が古代兵器ウラヌスを所持している。

【真っ黒い何か】古代兵器ウラヌスの正体は「ある巨大な王国」そのもの
今はもう跡形もないと言われる「ある巨大な王国」。実は消滅してしまったのではなく、...
あくまでも「マザーフレイム」は動力であって兵器そのものではないとするスタンスです。Dr.ベガパンクは“古代のエネルギー”の実現に成功していたのであり、それによって古代兵器ウラヌスが今になって動き出したと考えているんですね。
そうなると古代兵器ウラヌスこそが…

-ONE PIECE 第1068話より引用-
Dr.ベガパンクの夢を実現させるものであり、世界中に無償でエネルギーを行き渡る世界の実現させるものだと考えます。古代兵器ウラヌスが世界中に無償のエネルギーを行き渡らせる。
エネルギーの方向を変えるだけ!!
イムは真下に集中させてエネルギーを降り注がせる事でルルシア王国を消滅させた。これを世界中に向けてエネルギーを送るカタチに使えば良い。それこそが本来の使い方であって…

-ONE PIECE 第284話より引用-
あとは世界中の島々に“電気管”を配置させておけばエネルギーを受け取る事ができる。エネルの作ったマクシムや月の古代都市ビルカにも電気管がありましたよね。これさえ備え付ければ良いんだと思うんです。
プルトンやポセイドンと違って、古代兵器ウラヌスは世界政府が所持していると考えていますからね。その使用法については、世界政府との戦い(世界中を巻き込む程の“巨大な戦い”)に勝利した後の事で考えれば良いと思うんです。取り返してからどう使うのか?であります。
この点が先の2つと古代兵器ウラヌスの違いだと捉えています。よって、ルルシア王国を消滅させたのが古代兵器ウラヌスと考えるにしても、何も古代兵器プルトンの様な使い方を模索する必要はない。これが僕の考え方であります。今のところですけどね。
さてさて、
“神”の名を持つ3つの古代兵器には、それぞれ三者三様の役割があると考えております。ちゃんと実在するのには理由があり、それぞれに“自由”や“解放”がキーワードとなる使い方がなされると考えております。それを望んで「ある巨大な王国」の人々はポーネグリフに存在を書き記した。
どうなって行くのでしょうか。
今回の記事の内容には皆さん色んな考えを持ってらっしゃると思います。僕とは全く別の考え方も沢山あるんでしょうね。僕もこれまで色々と考えた末に辿り着いております。また違う考えが浮かぶ事もありそう。こういうのが楽しいんですよね!! 新たな情報が飛び出すかもですし。
ひとまず推移を見守りたいと思います!!!
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