【ワノ国】鎖国を始めたのはワノ国の意志？

2019/10/06
20:00

大物達はなぜこうも「ワノ国」に関わるのか

そんな疑問をサカズキ元帥にブツけたセンゴク。鎖国国家ワノ国は海外との交流を断っている筈なのです。それなのに海賊の大物達が次々とワノ国に関わる不思議。どうも、鎖国政策そのものに関わっていそうな気がします!!

かつて白ひげもロジャーもワノ国に上陸した事がある。どちらの船にも光月おでんは乗っていたのです。両者は光月おでんの意志に反してはいない。

それとは逆に、光月おでんの意志に反する者としてカイドウと将軍オロチがいるんですよね。

そのカイドウがマムとワノ国で同盟を結ぶ。

それに対して立ち向かうのがルフィなんですね。

支配を嫌い自由を求めるルフィがです!!

鎖国をして国を閉じるというのは自由とは正反対であると考える事ができます。冒険者を拒む鎖国とは、この海にとって“不自由の象徴”と言えるのです。そんな国へ大物達が関わって来る。重要なのは、どう帰結するかなのです。大物達が関わった結果最後に何が待っているかなのです。

光月おでんの本懐が遂げられるのです!!

開国が待っている!!!

開国とは不自由を正す、不自然な状態を正常に戻す行為と言えそう。敵味方どちらもがワノ国へと関わって来るのは、あたかもワノ国を開国させようと促しているかの様なのです。そこで考えるのです。

そもそも

どうして鎖国する事になったの？

それは光月家の祖法なのでしょうか？

光月おでんは先祖の取り決めに疑問を持っているのでしょうか？

ここに僕は大きな疑問を持ったのです。

世界に点在するポーネグリフが作られたのはここワノ国です。その事から、ワノ国は今の世界政府と敵対していたと考えられるのです。ゆえに、非加盟国を貫き鎖国する道を選んだのだろうな、と。

でも、

ワノ国が鎖国国家である事は、世界政府にとって大きなメリットがあるのです!! ここにこそ注目すべきなのではないでしょうか。ワノ国が加盟国になると世界政府にとってはマズイ!!

ワノ国の光月家に伝わる古代文字の読み書きが流出する危険があるからです!! 4年に一度の世界会議にワノ国の将軍が参加するなんて… アラバスタ王家よりも危険きわまりないのです。他国の王と交流させるべきではないのです。

滅ぼそうにも侍が強過ぎて無理。だったら、せめて隔離させてしまおう。こういう事にしたんじゃないかなぁ。

つまり、

ワノ国を鎖国国家にしたのは
将軍家(光月一族)ではなく
世界政府の方ではないのか!?

世界政府がワノ国に鎖国をする様にそそのかした。あるいは、そうなる様に誘導した。これが真相なのではないだろうか。世界政府がワノ国を不自由にした。不自然な状態にした。それに立ち向かうのが光月おでんでありルフィである!! こういう事なんじゃないだろうか。

となるとキーマンは…

初代鬼徹と思われる刀を持つ五老星の1人。あの老人が絡んでいる可能性が高いですよね!!

ワノ国には空白の100年に関する重要な秘密が眠っているのかも知れません。その秘密を守る為に、ワノ国が自分達で国を閉じたのではなくて。その秘密がワノ国から外に出ない様に、世界政府が鎖国させたのではないだろうか。

もしかすると、

ワノ国を「黄金の国」であると世界に広めたのは世界政府ではないだろうか。ワノ国が黄金の国であるというのは真っ赤な嘘なのかも。

そういう風に喧伝する事で海賊達がワノ国に殺到する訳です。それによって、ワノ国の国民に鎖国政策を守る様にそそのかして来た。ワノ国の“黄金の国伝説”とは世界政府による策略ではないだろうか。実はワノ国に大量の黄金なんて無かったのかも。侍リューマが守った筈なのにワノ国に黄金などどこにも残ってないのです。カイドウが略奪した様にも見えないのです。

世界政府がワノ国を鎖国国家にした。そして数百年も守らせて来た。こう考える事で色々な事の意味も分かって来る様な気がします。ワノ国を開国させるという事は、世界政府の策略を打ち破る事である!!