リリィ女王の短い“手紙”に書かれている言葉

800年前の彼女の短い“手紙” -ワンピース最新考察研究室.1084

800年前のアラバスタ王国女王リリィの短い“手紙”が代々王家に受け継がれている。そこには何が書かれてあったのでしょう。これまでの記事でも取り上げて来ましたが、ようやく僕の中で納得できるものが浮かんでくれました。あれなんじゃないかなぁと。

-画像はONE PIECE 第1084話より引用-

【短い“手紙”に書かれていたのは】


もう頭からズバリ行きますね!!

“D”はまた必ず嵐を呼ぶ
-ONE PIECE 第764話より引用-

「“D”はまた必ず嵐を呼ぶ」

↑これだけが手紙に書かれているのでは?

コブラ王が「短い」と言ってるんですね。上の文章なら10文字って事になります。ただそれだけが手紙には記されているのではないか。そして、それを読んだコブラ王が五老星に「“D”とは?」と聞いているのであって。

コブラ王にとっては何が何やら分からない。それがモンキー・D・ルフィの様に名前に入っている“D”を指しているのかどうかすら分からない。ゆえにルフィの名前を見たからといって反応はせず。

ローはその言葉の“D”が自分の名前に含まれる「隠し名」である事を知ってます。それは経緯があったからですよね。コラソンとの会話があっての言葉なのです。それだけが書かれていたとすればコブラ王には訳が分からないと言えるかもですよね。

これならばどうだろうか。

アラバスタの王家は代々これを守る事を義務づけられている -ワンピース最新考察研究室.202
-ONE PIECE 第202話より引用-

そうだとすれば古代兵器プルトンについて記されるポーネグリフを守り続ける事についてはリリィ女王の手紙からではなく、その後を継いだ弟からの言い伝えという事になるかも。ポーネグリフを運び込んだ使者からの伝言としてって感じでね。

ここは色々と考えられそう。



【リリィ女王と聖地マリージョア】


もしも手紙に「“D”はまた嵐を呼ぶ」と記されていた場合、その内容はコブラ王には全く分からないだろう事が1つありまして。そこに加えてリリィ女王の行方にも関わる事になるのかも知れない。

その理由とは…

コラソンが語る“D”にまつわる話 -ワンピース最新考察研究室.764
-ONE PIECE 第764話より引用-

「“D”はまた嵐を呼ぶ」という言葉は、コラソンの故郷で言われているものである事。コラソンから聞いたからトラファルガー・ローも知っているのです。

コラソンの故郷とはどこか…

そこに住む老人とは何者なのか…

パンゲア城の正門の前には3つの門がある -ワンピース最新考察研究室.908
-ONE PIECE 第908話より引用-

聖地マリージョアの“神々の地”に暮らす天竜人(世界貴族)ですよね!! コラソンことドンキホーテ・ロシナンテは天竜人ドンキホーテ一族だったのです。元天竜人です。だから知っている。

たとえ世界会議で聖地マリージョアに行けても、コブラ王は天竜門の向こう側にある“神々の地”には行けないハズです。そう簡単に行ける場所ではないハズなのです。よってコブラ王は「“D”はまた嵐を呼ぶ」などという言葉は知らず…。

しかしながら、

「アラバスタ」のネフェルタリ家だけは聖地マリージョアへの移住を拒否
-ONE PIECE 第722話より引用-

聖地マリージョアへの移住を拒否し、天竜人にならなかったネフェルタリ家のリリィ女王がなぜ手紙にその言葉を記しているんだ?と。それは“神々の地”の言い伝えですけど?みたいな。

ここに持って行くんじゃないだろうか。

問題はですね、

どのタイミングでリリィ女王が手紙を送っているかなんです。そこに「“D”はまた嵐を呼ぶ」なんて言葉が記されていたとして、その言葉はいつの言葉なのか。どういう意味で使われた言葉なのか。

その言葉は天竜人にとっては“恐怖”か、あるいは“いましめ”を意味しそうですけどね。真逆の立場の人々からすれば、その言葉は未来への“希望”とも捉えられる様な気がするんです。あるいは“期待”ですね。

つまり、リリィ女王がその言葉を祖国アラバスタ王国に伝えたとして、どちらの意味で使っているかはハッキリさせる事はできないと考えています。そうはいってもですね、イムの顔というのがビビと瓜二つの可能性があるんですよ。

パンゲア城内ー 花の部屋のイム -ワンピース最新考察研究室.908
-ONE PIECE 第908話より引用-

あの花の部屋の武器こそが“虚の玉座”の前には立てられなかったリリィ女王の武器なんじゃないの?とね。この第1084話はイム=リリィ女王を思わせる描写のオンパレードなんですよ。ここに今回の記事の内容がバチッと当てはまる可能性は大です。

どうなんでしょうね?と。

僕はリリィ女王の短い手紙には「“D”はまた嵐を呼ぶ」と書かれている様な気がしています。これはこれで面白くなりそうなんですよ!! ただし、それは再び“D”が立ち上がる日が来ると伝えるものであってですね。

ジョイボーイに代わって約束を果たしに来る者が現れる -ワンピース最新考察研究室.649
-ONE PIECE 第649話より引用-

魚人島リュウグウ王国の王家に伝わる伝説に通じるものと考えています。“神々の地”に住む天竜人の老人が言う意味とは違っているんじゃないか。それは“希望”なんじゃないかと。こちらで考えております。

これまで色々と書いて来ましたけどね、この内容を第一候補として待ってみようかと思います。だからといって前までの予想を消すって事はしないでおきます。色んな考え方で待ってみたいですもんね!!

推移を見守りたいと思います!!!


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コメント 2

There are no comments yet.
しゅうまつ
2023/05/27 (Sat) 09:46

最初の20人が世界に対して何か取り返しがつかないような大きな罪を犯しているのは間違いないと思います…
彼女が自分達…自分の罪に気づいたのは全てが終わった後だったと思えますから、彼女にはもうできる事は無かった…
しかし、おそらく魚人島にいつか古代兵器ポセイドンたる人魚姫を導く者が現れ、その時世界に大きな変革が訪れるという話と、光月家とミンク族が待つ世界を夜明けに導く者達、更にロジャー達がラフテルで知った20年以上後に現れるというロジャー達を越える存在…おでん様がいうジョイボーイというような予言めいた伝説の存在があります。
火災のキングことルナーリア族のアルベルの話からするにルナーリア族にもジョイボーイの名は受け継がれていた…
それらのジョイボーイの再来伝説とリリィ女王の手紙の内容は繋がっている可能性はかなり高いと思います。
リリィ女王の弟がそれを代々守るようにしたのは、おそらくその手紙をジョイボーイの再来に届ける為だろうと思いますし、その内容はジョイボーイに自分の罪を詫びると共に未来に現れるジョイボーイの再来に世界を取り返して欲しいというようなものではないかと、今はそんな風に思いますね…

ひーちゃん@管理人
2023/05/31 (Wed) 12:38

コメントありがとうございます しゅうまつさん

なるほど、

アラバスタ王国にもジョイボーイに関する伝説が伝わっているのかどうか。ここにリリィ女王からの手紙が関わっているとなると面白くなりそうです!!

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