【8ゕ国革命】ドーン島ゴア王国で市民は反乱を起こしたのか

革命軍総司令官モンキー・D・ドラゴンの口から「8ゕ国革命」とは何であるかが説明されました。気になるのはルフィやサボ、そしてドラゴンの故郷であるドーン島ゴア王国であります。ゴア王国は「8ゕ国革命」に関係しているのかどうか。
-画像はONE PIECE 第1083話より引用-
【「8ゕ国革命」とゴア王国】

-ONE PIECE 第585話より引用-
ゴア王国は“東の海”で最も美しい国だと言われているそう。それは要らぬものを綺麗に排除した隔離社会の成功例である事が理由であると語られています。石壁によって人々の住む場所を分けているのです。
ルフィの生まれたフーシャ村もゴア王国に含まれており、サボは王族と貴族が暮らす“高町”と呼ばれる場所の生まれです。ドラゴンもまた「この国に生まれた」と言っております(第586話)。そんな重要な国なんですよね。
12年前にドラゴンは革命軍の仲間達とゴア王国を訪れており、そこで出会ったサボに「まだ おれにはこの国を変えられる程の力がない」と話しています。あの時は“まだ”だったのです。
天竜人をともなった世界政府の使節団が訪れるという事で当時のゴア王国の王は、石壁の外“不確かな物の終着駅(グレイ・ターミナル)”を燃やすという暴挙に出ました。そこには沢山の人々が住んでいます。

-ONE PIECE 第587話より引用-
ドラゴン達はそこに住む人々を革命軍の同志として船に乗せて行くんでしたよね。この国こそ世界の未来の縮図。そう言って、いつか必ずこの世界を変えてみせると誓うドラゴン。サボもまたドラゴンによって救われました。
この様な背景がありました。
そして革命軍の息のかかった12の国で市民が反乱を起こし、その内の8つの国で革命軍が成功したのです。海軍犯罪捜査局の局長の黒馬(テンセイ)によると、世界会議に参加した王の帰還を狙ったものと説明されています(第1054話)。
つまり、反乱が起きた国々というのは世界会議に参加した50国に含まれていたです。王族と護衛の不在を狙って反乱の計画が進められたって事なんでしょうね。ルルシア王国もそんな1国であります。
そしてゴア王国も世界会議に出席していた!!
国王はステリー!!
サボの義理の弟であります!!

-ONE PIECE 第905話より引用-
虎視眈々と王族との縁を狙っていたステリーは王女ナントカネットと結婚。元国王と王子の“不審な死”によって数ヶ月前に王座についたと説明されていました。怪しさ満点です!!
さぁ どう考えましょうか。
ステリー王のゴア王国は…
①「8ゕ国革命」が起きた国である
②反乱は起きるも革命は成功せず
③反乱など起きていない
↑どれかなんですよ!!!
ステリー王が最後に描かれたのは第956話“ビッグニュース”です。ちょうど世界会議が解散してゴア王国に船で帰還するシーンで登場しています。そこでサボのニュースを見るのです。
この後①〜③の展開が待っている!!
そこで1つ書いておきたいのが…

-ONE PIECE 第1060話より引用-
革命が成功したからといって必ずしも王は処刑されているとは限らないのです。ルルシア王国がそうでした。罪を認めて下さいと生かしておりました。そして命を取る気はなさそうなんです。罪を認めたとしてもね。
よってステリーが死んでいるとは思えないので①はない。こう考える必要はなさそうです。革命が成功した国の王族に何が待つかはその国によるのです。
ゴア王国は“東の海”にあり、現在の物語の舞台である“グランドライン”からは遠く離れています。そうはいってもゴア王国については必ず何かあると思われます。あの国は絶対に変わらなければならないと思うんです!!
そこでゴア王国の現状について。
【ゴア王国のステリー王】
ゴア王国の現国王ステリーについて少し分からない点があるんです。少年時代から今に至るまでの発言の数々、王になった経緯の謎もあります。暗君(おろかな王)っぽいのだが…

-ONE PIECE 第956話より引用-
ゴア王国に帰還中にニュースを目にしたステリー王がサボの事を「兄様」と呼んでるんですね。ステリーの反応はセリフからして驚いているだけかも知れませんが、隣のナントカネットの反応は気になります。これは… 「あぁ何て事を」と嘆(なげ)いているんですよね?
ステリーにとっては今もサボは兄であって。その呼び方(兄様)に何ら軽蔑の気持ちは見られません。何なら慕(した)っているとすら言えるかも知れないのです。一応は少年の頃も「お兄様」と呼んではおりましたが…

-ONE PIECE 第586話より引用-
その直後に「おめェ」と呼んで馬鹿にしていました。もはや周囲を気にする事もない王の立場であるステリー。しかもサボは自分達(世界政府)の敵である革命軍のNo.2。それを「兄様」と呼ぶのは気になるところなんです。
ステリーは倒されるべき王なのか?
↑ここなんですよ。
こんな見方はできないだろうか…

-ONE PIECE 第587話より引用-
もうすでにステリーによってゴア王国の革命は始まっていた、と。不自然に顔を隠していた元の王というのは気になるんですけどね。あの山火事を起こした張本人である悪王をステリーが排除していたという可能性。
12年前のサボの事件(天竜人に撃たれる)がステリーに心境の変化を起こしていた。魚人族に対する発言も“知らない”からってだけなのかなぁと。ジンベエの知れば何かが変わるのか?であります。
ちょっと良く見過ぎだとは思うんだけど…。
サボのニュースを見るステリー達の反応は、その前後で描かれるドラゴン達やマキノ達に通じるものがありそうなんです。それはつまり“そんな事をサボがするハズがない”というもの。これは気になるんですよね。
ステリーに対する認識が問題なのです。

-ONE PIECE 第905話より引用-
ステリーは天竜人になりたい。
何を目的として天竜人になりたいのか。

-ONE PIECE 第1078話より引用-
Dr.ベガパンクのサテライトの1人ヨークも天竜人になると話しています。これと同じなのか、はたまた違うのか。そもそもヨークが天竜人になりたい理由がまだ分かっておりません。なれたら何をするつもりなのか。
ヨークが天竜人になりたいのは、何も仲間入りがしたいと思っての事ではないかも知れないのです。それだと話の辻褄が合わない部分があるんですね。

-ONE PIECE 第1079話より引用-
世界政府が自分の事を消そうとしている事が分かっていて、その上でヨークは天竜人になると言っているんです。何か作戦を立てているんです。何を狙っているのか不明なんです。やっぱりヨークを消すのはやめる、と世界政府に思わせたいのかな。よく分かってません。
おそらくですが、
ステリー王のゴア王国と「8ゕ国革命」についてと、エッグヘッド編のヨークの計画の結末というのは同じタイミングで描かれる事になると考えています。同じ結末を辿るかは分からないまでも、ヨークに待つ結末とステリーに待っていた結末は揃えて描くんじゃないかなぁと。
ゴア王国で革命は成功しており…
ステリーが死んでいる可能性はあります!!
それでもまだ引っかかるんですよ。
サボの弟ステリーこそが名君となる未来もあるのかなぁと。いや、すでに名君となってゴア王国が変わりつつあったりしないかな。良い方向に見過ぎているのかも知れませんけどね。
もう少し推移を見守りたいです!!
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