【「売る」か「使う」か】黒ひげティーチは聖地マリージョアの秘密を知らないのか!?

勝利島の激闘に勝利した“黒ひげ”マーシャル・D・ティーチ。トラファルガー・ローから“オペオペの実”を奪おうとする様にな仕草を見せるのですが、その時のセリフが少し気になるんですね。どうやら“オペオペの実”の重要性は知っていそうですが、それが聖地マリージョアの秘密に絡むと知るのか知らないのか。
-画像はONE PIECE 第1081話より引用-
【黒ひげティーチと“オペオペの実”】
海賊島ハチノスに捕まえていたゲッコー・モリアとは対照的に、黒ひげティーチはローを勝利島で死なせてしまおうとしています。その心臓を持ち帰れば… という話をしているのです。ローとモリアでは目的が違っていそう。
もうローは死なせてしまい、彼が持つ“オペオペの実”をここで奪ってしまおうと考えている。そして「売る」か「使う」か悩ましいとし、おれを「不老不死」にもできるのか?と話しています。まず問題なのが「売る」とした場合の相手です。
“オペオペの実”については…

-ONE PIECE 第765話より引用-
13年前に元海軍将校の海賊「ディエス・バレルズ」(ドレークの父親)が手にしており、世界政府に対して50億の取り引きを持ちかけた過去があります。それだけの価値が世界政府にはあるのです。

-ONE PIECE 第957話より引用-
ちょうど当時の「四皇」エドワード・ニューゲートの懸賞金額と同じだったと思われます。白ひげの首にかけたのと同じ金額を出しても良いから“オペオペの実”を渡せ。これが世界政府とバレルズの取り引きだったのです。
世界政府にとっての“オペオペの実”の価値が今も同じなのかは分かりません。ただ1つ言えるのは、その首に50億ベリーもの価値をかけられた海賊はもういません。もしもカイドウ&マムが死亡しているなら、黒ひげティーチの“39億9600ベリー”が最高額になる。その遥か上。
もうアレコレ言わず行きますが…

-ONE PIECE 第1080話より引用-
“英雄”コビー大佐の命を交渉の材料にするよりも、もしかすると“オペオペの実”を引き換えに世界政府と取り引きをする方が効果的かも知れない。ここがやはり浮かぶワケですよね。
ひとまず現状を整理します。
黒ひげティーチは今コビーを巡る救出劇が海賊島ハチノスで起こっている事を知らないハズです。ほぼ同時刻である風に描いています。まだコビーを交渉の材料にするつもりでいるんですよね。
結果的にローには逃げられるワケですが、もしも“オペオペの実”を能力者狩りした場合の「売る」とする相手は世界政府だったのかどうか。「使う」かで悩む理由とは何なのか。

-ONE PIECE 第780話より引用-
不老手術が聖地マリージョアの国宝の利用に絡む事は知っているのか知らないのか。ここは重要なポイントになるんですね。ひとえに黒ひげティーチの夢との関係であります!!
【黒ひげティーチの夢と“オペオペの実”】

-ONE PIECE 第761話より引用-
聖地マリージョア内部にある重要な国宝。これを利用するには“オペオペの実”の能力者に不老手術をしてもらう必要がある。ドフラミンゴのセリフからそう考えられるワケですよね。
そして今、現に聖地マリージョアでその国宝を利用する者がいるハズなのです。その者は不老である。イムなのか五老星なのか… そのどちらも不老なのか。こういった話があるのです。
その聖地マリージョアの国宝の秘密はドフラミンゴだからこそ知っている。実際に聖地マリージョアで見たんだと思われる。この秘密をサボは見たのか、ビビやワポルはどうなのか。ここら辺が気になるところですけどね。
①聖地マリージョアの国宝
②国宝の利用には不老手術
③聖地に不老の者がいる
これらを黒ひげティーチは知らないのかもね。知らなくても何ら不思議ではありません。よってローから“オペオペの実”の能力を奪う事と上記①〜③とは接点はないのかもね。

-ONE PIECE 第1080話より引用-
ならば、何が理由で海賊島ハチノスを世界政府加盟国として認めて欲しいのか?なのです。黒ひげティーチは「黒ひげ王国」の王様になろうとしている。それは世界政府に近づくのが目的なのかも知れない。その様に考えられてもいました。
そんな黒ひげティーチの計画に、“オペオペの実”の能力は組み込まれているの?いないの?どっちなんだい?と。ここをどう考えれば良いのかなんですよ。

-ONE PIECE 第1081話より引用-
↑この口振りでは少し曖昧なのです。
どっちにも取れるんですよね。
「売る」とする相手に世界政府を想定しているなら、コビーに代わる交渉の材料と考えているのかも知れません。「売る」と取り引きを持ちかけ、黒ひげ王国を認めるなら0ベリーで渡しても良いですよ?とね。
あるいは「使う」なり「不老不死」なら、聖地マリージョアで国宝を利用している者に成り代わろうという野心があると見ても良いのです。もう仲間(10人の巨漢船長)は全て能力者なんですからね。不老手術をすれば能力者は死にますから、仲間を死なせて「不老不死」になろうというのではない。
問題は、そうじゃなかった場合!!

-ONE PIECE 第906話より引用-
↑これらを黒ひげティーチは知らないとするなら、それを真の目的として黒ひげ王国を作りたいワケじゃないって事になるんですよ。イムも国宝も知らないのに、世界政府加盟国の王様になりたいと言ってる。この可能性が出るのです。
改めて「黒ひげ王国」って何なの?と。

-ONE PIECE 第957話より引用-
もしも「世界の王」というロックスと同じ野心を黒ひげティーチも持っているのだとして。現時点での「世界の王」がイムだとして、その人物が聖地マリージョアの国宝を利用しているんだとして。これに代わろうって話じゃなくなります。黒ひげティーチが秘密を知らないのならね。
かつてロックスも世界政府加盟国の王様になりたいと思ったのかどうか。加盟国の王様になる事に何の意味があるのか。ましてや国宝の秘密も知らないで。ここが大きくクローズアップされるのです。
僕はとしてはですね…
今回の黒ひげティーチの“オペオペの実”に対する発言に感じたのは“軽さ”です。どうしてもローから奪わなければならないという懸命さを感じませんでした。ドフラミンゴとは違うなぁと。つまり黒ひげティーチは国宝について知らなそうだぞ?と。
しかし、まだ分からない!!
黒ひげティーチは“オペオペの実”を奪えたとすれば何をするつもりでいたのか。黒ひげ王国というのは何なのか。その先の目的があるのかどうか。そこにイムや聖地マリージョアの国宝の秘密は絡んでいるのか。それらを知らない可能性が出たとも読めます。

-ONE PIECE 第1060話より引用-
↑これに関わる話になるかも知れないし…
さて、どう考えれば良いのか…
また改めて黒ひげティーチの夢について考える必要が出て来ましたよね。イムや国宝を想定したものではないかも知れないのだから。その選択肢を取り除いた場合の目的とは何なのか。
推移を見守りたいです!!!
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