【第1077話考察】“早く気づくべきだった”
扉絵は「ジェルマ66のあゝ無感情海遊記」です。

vol.32「考えて見れば邪魔だったのはベガパンク」
喧嘩しながら互いに過去を振り返ってみると、あぁ邪魔だったのはDr.ベガパンクだったなと。だからって仲直りじゃないんでしょうけどね。これから2人はどうするのでしょう。万年No.2トリオだったクイーンに目を向けるのか、2人でDr.ベガパンクを敵視して手を組むのか。
では本編です。
タイトルは“早く気づくべきだった”です!!
ー画像はONE PIECE第1077話より引用ー
【あらゆる損失を熟慮しても“消すべき”】
オハラの事件を例に出し、エッグヘッドの作業員&研究員に様を出る様にうながす戦桃丸。パシフィスタ(マークⅢ)を島中に配備したのは海軍と戦う意図があるからでしょう。
戦桃丸が続けて言うには…

-ONE PIECE 第1077話より引用-
世界一の頭脳を持つDr.ベガパンクが狙われるという事は、あらゆる損失を熟慮しても“消すべき”と世界政府が判断したんだろうなと。それは何があるからなのか。
ポーネグリフの研究については漏れるハズがないという話でしたよね(第1076話)。このDr.ベガパンクの話を信じるならオハラと同じ理由で消されるワケではないのです。Dr.ベガパンクがポーネグリフを研究してるなど世界政府は知らない。
となるとコレかな?
“古代のエネルギー”ですね!!
世界中の町に火を灯しているのを見ていて、Dr.ベガパンクが“古代のエネルギー”に着実に近づいている事が分かった。このヤバさとDr.ベガパンクを失う損失を天秤にかけて… 残念だが消すべきだと判断。
こういう事かもです。
もしかすると伝説の鉄の巨人が再び動き出す危険を想定しての100隻を超える船という事だろうか。鉄の巨人が動き出すといった予兆は今のところないんですけどね…。
もう1つ気になるのが、「パンクレコーズ」というDr.ベガパンクの頭脳そのものを世界政府はどうするつもりなのでしょう。Dr.ベガパンクを消しても脳は生き続けるというのなら話は変わって来ます。
また、もしも海軍が総攻撃を加えるなら…

-ONE PIECE 第395話より引用-
先にエッグヘッドに入っているCP0の誰かがゴールデン電伝虫(バスターコール発動)の様なものを持っているハズなんですよね。おそらくはルッチ。何らかの連絡があっての総攻撃のハズなんです。ルッチ達も共に消すつもりの作戦ではないと思うのですが… さて。
【セラフィムとルナーリア族の血】
4人がかりで攻撃を加えますが2体のセラフィムに効き目はナシ。ルフィも「カイドウか!!!」と言ってますね。ようやくゾロがキングに似てるんだよな… と気づきます。
その話を聞いたシャカが、そのルナーリア族は昔パンクバザードからカイドウと共に脱走したアルベルであり、セラフィムには彼の“ルナーリア族の血”で強化されている事を教えてくれます。ただしアルベルが百獣海賊団にキングとして所属していた事は知らなかったみたい。丸わかりやろ(笑
そこでゾロがルナーリア族の体質のルールを教えます。ポイントは背中の炎です。ちょくちょく消えているんですよね。その時に攻撃しないと効き目はナシです。
それで活路が見出せるのかどうか。
【ナミを助けにサンジ登場(逆眉)】
A棟3階のナミがいるフロアにジンベエ型のセラフィムであるS・シャークが登場。これが前回のナミの悲鳴の理由だったみたい。すでにブルックは攻撃を受けエジソンは半壊。ナミがゼウスで応戦します!!
子供じゃないと自分に言い聞かせますが、それでもナミは攻撃しづらい。目を閉じてゼウスに任せるもルナーリア族の特性により“雷霆”は効きません。そんな窮地に現れたのがサンジ!!
しかしサンジの様子が少しおかしい。

-ONE PIECE 第1077話より引用-
またもやサンジの眉毛が逆向きになっており、少し言葉遣いが荒いです。おそらくは再び「科学の力」が呼び覚まされたみたいです。怒りと共に開放されたといった感じですね。
【105巻SBS考察】サンジの眉毛と「科学の力」の発現
↑これについては105巻の考察記事で触れておりました。どういう事なのか明らかになりそうですよね。怒りに取り込まれてしまうという事はないと考えておりますが… どうだろう。
おそらく今のサンジには「外骨格」が発現していると思われますが、それでもルナーリア族の血で強化されたセラフィムのルールを解き明かさなければ攻撃は効かないと思うんです。それがどう出るかですね!!
注目です!!!
【「バブル」は海のエネルギー】
ハンコック型のセラフィム(S・スネーク)に対してリリスがバブルガンで応戦。バブルガンから撃ち出された「バブル」は海のエネルギーで作られているそう。ただ攻撃を跳ね返すだけじゃないのです。
「グリーンブラッド」は能力者のリスクごと供与されるらしく、S・スネークにとって「バブル」は弱点です。バブル状の海楼石だと考えれば理解が早いですね。それに触れると力が抜けて能力も使えなくなるのでしょう。
それによりS・スネークを追い詰めたフランキーでしたが、敵の方が1枚も2枚も上手で反撃をくらってしまいます。フランキーは石化。そして続けてウソップとリリスも石化です。
残るは頭部だけになったピタゴラスのみ。
どうなるんだ?
【シャカが撃たれる】

A棟4階の「司令室」にいたシャカが、Dr.ベガパンク本体の居場所に心当たりがあると向かったのは地下の「旧“悪魔の実”研究室」と呼ばれる場所でした。もう今は使われていない場所なんでしょうね。
ここでシャカはカプセルに閉じ込められているCPの諜報部員とDr.ベガパンク本体を発見。救い出そうと駆け寄るシャカに向かってDr.ベガパンク本体が言う…
おい…「正(シャカ)」… 誰と来た?
その言葉にシャカは「え??」と返しています。シャカが階段を下りて来た時の「カツン」はDOMシューズが鳴っているんでしょうね。自分の足跡しか聞こえてなかった。そしてDr.ベガパンク本体からは誰かが見えてる。
そしてピストルで撃たれるシャカ。

-ONE PIECE 第1077話より引用-
誰がシャカを撃ったのでしょう。それが全ての事件の犯人(黒幕)なのか。そうではなく新たに命令を受けて動き出したセラフィムなのか。ここがポイントになるんでしょうね。
セラフィムだとすると、ドフラミンゴ型かクロコダイル型が出て来ている様な気がします。黒幕だとすればアトラスの“付け替えパーツ”を利用した「パンクレコーズ」と考えています。アトラス自体は黒幕ではないハズですからね。フロンティアドームの操作ができませんでしたから。
さてさて、
事件の黒幕というのはDr.ベガパンクの本体は消そうとしていません。隠して閉じ込めるだけです。消せるのに消してない。本体は生かしておいてサテライトを消して行っている様に見えます。何が狙いなのでしょう。
今回のラストというのは、全ての黒幕とは別に存在する刺客というのをシャカが連れて来てしまった可能性もあります。例えばステューシーが怪しいだとか、ボニーはどうなった?だとかです。まだまだハッキリしない部分が多いのです。
次回で何か分かるかもですね!!!
【次回予告】
やはり休載明けは衝撃が待っている事が多いですね。狙撃されたシャカには驚きました。階段を下りて来るのは何者なのでしょう。早く真相が知りたいところですね!!
今回のサブタイトル「早く気づくべきだった」というのは、扉絵から本編に至るまで様々なキャラに当てはまるものになってます。ジャッジとシーザー、戦桃丸もそうでしょうか。ルナーリア族についてのゾロ、悲鳴に駆けつけたサンジにも当てはまるのかな。そしてシャカですね!!
そして続きは…
3月20日(月)になります!!!
次の記事からは個別で詳しく考えて行きます!!
ありがとうございます♪
- 関連記事
-
-
黒ひげ海賊団のエッグヘッド来訪でカリブーは念願の「あの人」の下へ!? 2023/03/31
-
【旧“悪魔の実”研究室】地下のCPを待ち受ける恐怖の実験 2023/03/30
-
【赤髪海賊団の傘下】シャンクスもまた仲間の為に「逃げない」!? 2023/03/29
-
シャンクスの圧倒的な覇気に対して黒ひげティーチは…!? 2023/03/28
-
【第1079話考察】“「四皇」赤髪海賊団” 2023/03/27
-
エッグヘッドに黒ひげ海賊団現る!! その目的は!? 2023/03/27
-
シャンクスとの圧倒的な戦力差!! キッド海賊団は壊滅!? 2023/03/27
-
【天竜人になるんだ】天竜人とは一体何者なのか 2023/03/26
-
Dr.ベガパンク本体が死んでもサテライトは存在し続ける 2023/03/25
-
【事の発端は3ゕ月前】ヨークが天竜人になりたい理由 2023/03/23
-