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【105巻SBS考察】サンジの眉毛と「科学の力」の発現

青白い炎をまとうサンジの足 -ワンピース最新考察研究室.102

102巻から103巻におけるサンジの眉毛の変化について尾田先生からのコメントが掲載されました。102巻の表紙では逆向きに変化しているのが描かれています。何がキッカケで起きているかは判明しています。問題は“これから”なんですよね。そんな話を今回は。

-画像はONE PIECE 102巻より引用-

【サンジの眉毛と「科学の力」の発現】


84巻の表紙のサンジと家族 -ワンピース最新考察研究室.84
-ONE PIECE 84巻より引用-

サンジの兄弟は皆んな“血統因子操作”により、生まれた時から超人の素質と強靭な「外骨格」と呼ばれる皮膚を持っていました。そんな姉レイジュを含む兄弟の眉毛は全員「66」になっているんですよね。

今回 105巻のSBSにおける尾田先生のコメントにより、片方だけしか見えていない3人(レイジュ・イチジ・ニジ)についてもヨンジと同じく「66」になっている事が判明。これは重要な意味を持ちますので覚えておいて下さいね!!

一方サンジは母の抵抗により普通の人間として生まれていて、兄弟の眉毛とは真逆になっていました。そんな眉毛が兄弟と同じになっていた時があるんですよね。

サンジと怪我をした芸者 -ワンピース最新考察研究室.1031
-ONE PIECE 第1031話より引用-

ちょうど女性(お染)に手をあげてしまったんじゃないかという疑惑が出ていた時でした。ここでレイドスーツを着たのがキッカケで「科学の力」が目覚めたと知り、レイドスーツを踏み潰してしまうのでした。

お染についてはクイーンの仕業と分かりサンジの疑惑は解消。見事にクイーンを撃破するもサンジは気を失ってしまいます。手当を受けて寝かされていたサンジでしたが、ルフィの様子の変化に目を覚ました時…

サンジがルフィの変化に気づく -ワンピース最新考察研究室.1044
-ONE PIECE 第1044話より引用-

↑元通りの眉毛に戻っていたんでしたね。

そこで105巻SBSの尾田先生のコメントです。


レイドスーツをきっかけに
「科学の力」が発現してしまった!という戦いでした。
元々“炎”に異常な耐性を持つサンジ。
不思議でしたよね。
今後も見守っていきましょう。



↑こうあります。

炎の耐性よりも、まず何で足から炎が出るんだ?って話。これについても同じページにて言及があり、「足からおならが出るよりかっこいいからだよ〜」って事らしいです。残念ながら理由があるのか、理屈じゃないのかハッキリしません。

ここは置いておくとして、

・科学の力の発現
・眉毛の向き

この2つに関係性があるのならね。サンジの「科学の力」の発現は一時的なモノであり、眉毛が元に戻ったと同時に失われたと考えて良いのかどうかです。この記事の本題はココです。

ちなみに、眉毛の向きと感情は別です!!

レイジュの体の改造は成功してる ワンピース最新考察研究室.841
-ONE PIECE 第841話より引用-

レイジュには「かわいそう」とか「悲しい」と思う感情があります。そこが他の3人とは違うんですが、眉毛は同じ「66」なのです。ヨンジの様になっているそうなのです。

サンジがクイーンに勝利できたのは、やはり「科学の力」があってこそだったと思うんです。「外骨格」に今まで鍛えた「武装色」を重ねた事で、より高温の炎をまとう強靭な脚になれたのです。

サンジの“魔神風脚” -ワンピース最新考察研究室.1034
-ONE PIECE 第1034話より引用-

“魔神風脚”はあの時だけなの?

次の強敵には「科学の力」はナシ?

それで勝てるの? と。

これについて3つ用意させてもらいました。

①眉毛は戻ったが「科学の力」を持つ
②「科学の力」を自在に覚醒させられる
③Dr.ベガパンクの科学


このどれかなんだと思うんですけど…



【サンジの外骨格の獲得】


ゾロ(2位)とサンジ(4位)の争い -ワンピース最新考察研究室.1058
-ONE PIECE 第1058話より引用-

ワノ国を出航したサニー号の船上での出来事。サンジの蹴りをゾロが刀で受けており、その時に金属がブツかる様な音が出ているんですね。これはサンジの足が外骨格だから?いや、これは武装色の覇気?

どちらなのか微妙なんですよね。

そこで少し前を振り返ると…

サンジ「あいつらと同じ力が目覚めたんじゃねェよな…」-ワンピース最新考察研究室.1028
-ONE PIECE 第1028話より引用-

まだ眉毛に変化が出ていない時点で、すでにサンジの体に外骨格が発現していたのです。クイーンに全身の骨を折られたハズが無事であり、振り下ろされた刀を首で折る!! 眉毛に変化が出るのは第1031話まで待たねばならない。

これを踏まえると…

眉毛の変化と「科学の力」の発現は完全に一致しているワケではないという事になりそうなんです。元に戻ったからといって、今もサンジの体は外骨格に包まれているのかも知れない。

こういう事なのかなぁ。

ならば眉毛の変化に何の意味があったんだ?って話なんですよね。お染についてはサンジは無関係であり、感情と眉毛についてはレイジュで否定されています。きっと眉毛にも何かありそうなのです!!



【自在に覚醒させられる「科学の力」】


また次に強敵と戦う時、“魔神風脚(イフリート・ジャンブ)”でなければ倒せないとなった時、やはりサンジの眉毛が逆の向きとなるのではないか。「科学の力」とは呼び覚ますチカラであるのかも。

つまりはチカラの覚醒です!!!

通常時は外骨格は発現していない。それを必要な時に覚醒させられる様になった。こういう事だと考えられないだろうか。もはやレイドスーツは必要ないって事。

レイドスーツを着た事で目覚めた“科学” -ワンピース最新考察研究室.1031
-ONE PIECE 第1031話より引用-

レイドスーツの着用はキッカケに過ぎない。しかし、そのキッカケが欲しかった!! それが無ければ「科学の力」は真の意味で呼び覚まされる事はなかった、と。

そもそもサンジの足が炎をまとうのは、軸足を回転させる事による摩擦熱を利用したモノと考えられていたんですよね。それが2年間の修行の後だったでしょうか… 回転を加えなくても炎が出る様になった。

これと似た様なモノであり…

例えばサンジの怒りがマックスに到達した時だとかに、眉毛の変化と共に外骨格が発現できる様になるんじゃないかな。覚醒モードに入るといった感じですね。もはやレイドスーツを着用しなくても覚醒させられる体になってるのかも?

レイドスーツを着る前から、尾田先生によると「元々“炎”に異常な耐性を持つサンジ。不思議でしたよね。」って事なんです。そもそも不思議なチカラを持っていたって事。

サンジも血統因子の操作は成功した筈だった -ワンピース最新考察研究室.840
-ONE PIECE 第840話より引用-

サンジについても血統因子の操作は成功していたハズだった… という話だったのです。体は改造を受けてる。サンジの体には元から「科学の力」が眠っていたのかもね。それは母ソラの抵抗によって眠らせられていたって事かも。

しかし母ソラが抵抗してくれたから感情を持って生まれたのであって。レイドスーツによって感情はそのままに、戦いに有効な「科学の力」だけが呼び覚まされた。

こういう事じゃないかな。



【Dr.ベガパンクの科学力】


レイドスーツは着ないと断言したサンジ -ワンピース最新考察研究室.1028
-ONE PIECE 第1028話より引用-

あくまでもサンジは「ジェルマ66」が嫌なのであって。だからレイドスーツを着るのも嫌がっていたんですよね。それを破壊したのはジェルマへの訣別も意味していたのです。

そこでエッグヘッド編です!!

サンジの父ヴィンスモーク・ジャッジはDr.ベガパンクと共に「MADS」に所属する科学者でした。ジャッジに作れるモノはDr.ベガパンクにも作れるのかな?と。そんな風に考えれば1つ浮かぶモノがあります。

Dr.ベガパンクの研究所には、サンジの体に眠る「科学の力」を呼び覚ますアイテムがあるのかも知れない。これを今後は利用して戦うというのはどうでしょうか。

これならば抵抗感が低いかも?

さらに高性能のスーツがあるのかも知れませんしね。もっとサンジが気にいるスタイルかも。あるいはスーツではない何かかも知れません。血統因子の操作となればDr.ベガパンクもお手のモノでしょうからね。

どうかなぁ。



【まとめ】


青白い炎をまとうサンジの足 -ワンピース最新考察研究室.102
-ONE PIECE 102巻より引用-

眉毛の変化と共に「科学の力」が呼び覚まされたサンジの足は青白い高温の炎をまといます。それは「外骨格」あってのチカラだと作中で説明されていました。

戦いが終わり、サンジの眉毛は元に戻ってしまいました。レイドスーツも踏み潰してしまった。もうあのチカラは使えなくなったのだろうか。そうは思えないんですよね!! あのチカラが今後も必要なハズです!!

①眉毛は戻ったが「科学の力」を持つ
②「科学の力」を自在に覚醒させられる
③Dr.ベガパンクの科学


この3つの可能性と考えますが…

僕はであると予想します!!

また眉毛に変化が出る時が来る!!

それがサンジの覚醒モード。そうすれば再び「外骨格」を獲得でき、その上で元からの炎に対する耐性についても大きなチカラが呼び覚まされる様になると考えています。

サンジの今後に期待します!!!


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コメント 6

There are no comments yet.
このよのさん
2023/03/04 (Sat) 10:09

管理人さん、おはようございます。

まぁ、色々心配だろうし、サンジはベガパンクに診察してもらうといいと思う。

>血統因子の操作
セラフィムのルナーリア人特性にしろグリーンブラッドが能力者の血統因子から生成されたことにしろ
血統因子の操作は元となる種族や個人がいるようなのですが、

外骨格のある種族っていましたっけ?

たぶんいなかったと思うんですが、となると、可能性があるのは……くま?

ルナーリア人(キング)の血統因子入手したのは、政府の科学者になってからだろうから、その前にくまとベガパンクにつきあいがあれば、くまの血統因子を入手できる可能性は一応あるが、くまは別に炎だしたりしてませんし

いや、レーザーはだしているのか(熱耐性?)、でもレーザーならフランキーやクイーンも使えるしなぁ。

>サンジの外骨格の性能
四皇幹部クイーンの刀を無防備(ここ重要)に首で受けて、逆に刀を折るとか、他の4人と比べても頑丈過ぎませんかね?

baron
2023/03/04 (Sat) 16:14

やはり母ソラの劇薬を飲んだ抵抗が重要でしたね

>サンジについても血統因子の操作は成功していたハズだった… という話だったのです。体は改造を受けてる。サンジの体には元から「科学の力」が眠っていたのかもね。それは母ソラの抵抗によって眠らせられていたって事かも。
 👆ここはやはり ぼくも注目していました。ほかの3人と比べてサンジは 大器晩成型に変化しただけだったんですよ。

【自在に覚醒させられる「科学の力」】
👆 しかし それだと見る目がなかったのはジャッジだった事になりますね。ビッグマムとの政略結婚でも役立たずと決めつけたサンジを「生贄」として差し出しておいて あげくみな〇しの罠だったとも知らず なんのリスクも背負うことなくビッグマムの傘下に入れると思っていたので頭の中がいかにもおめでたかった。

もうサンジは大丈夫でしょう。 レイドスーツは必要ないけれども 自在に超人的な力は自在ですって。
むしろ レイドスーツを 着用し続けると 氷の心まで発動してました。それこそ ソラの抵抗自体が無駄になってました。

ただ かんりにんさんが 「クイーンの科学力はジャッジの足元にも及ばない」の記事で僕へのお返事コメントで

<ヴィンスモーク家の側には何かイベントが待っている可能性あると考えてます。少なくとも再登場はある筈なんですよね。ジャッジが考えを改めて、サンジに対して反省する様な事が起こるのかも?>
👆 この可能性も 今後もなくはないかもしれませんよ。 見守りましょうよ

ひーちゃん@管理人
2023/03/05 (Sun) 13:28

コメントありがとうございます このよのさんさん

おはようございます♪

外骨格というのも血統因子の操作からのモノみたいですね。仰る通り謎ですよね。何らかの種族の血統因子を混ぜたにしろ… そんな種族いたか?と。ここにバーソロミュー・くまを当てはめるのも面白いですね!!

炎やそれに対する耐性については別かもです!!

確かにサンジは硬すぎるんですが、おそらくクイーンは武装色の覇気を使い忘れたのでしょうね。受けたサンジも覇気をまとってなかったみたい。お互いに忘れてたみたい。それしか考えられませんね(笑

ひーちゃん@管理人
2023/03/05 (Sun) 13:44

コメントありがとうございます baronさん

サンジというのは、人間として生まれ人間として体を鍛えたトコロに後から「科学の力」が発現した事が大きいと思うんです。他の兄弟も訓練をして鍛えているんだけど、最初から外骨格や超人的な力を持っていた事がマイナスに働いたんじゃないかなと。かまけた部分あるんじゃないかなぁと。

これはジャッジの盲点だったのかも。もちろん見る目がなかったのは確かですけどね。やはりソラのお陰でサンジは他の兄弟を超える力を得られたのだと考えてます。大器晩成型にしてくれて良かった!!

もちろんサンジの努力の賜物なんですけどね!!

ジャッジとの再会。ジェルマ66の再登場は必ずあるハズ。どんなストーリーが待っているか楽しみですよね!!

このよのさん
2023/03/05 (Sun) 18:45

ちょっと妄想をぶちかまします。

サンジとジェルマの能力を見てみると

レイジュ:毒の吸収と放出、考えるまでもなく毒耐性あり
イチジ:火花(光なのか爆発なのかよくわからん)スーツなしで出せるか耐性があるかは不明
ニジ:電撃 スーツなしで出せるか耐性があるかは不明
サンジ:炎 スーツなしで出せる耐性あり
ヨンジ:ウインチ(怪力?) えーとこれどうなんだ 力に対する耐性ありにしてはサンジにあっけなくボコられてるし

毒、火花(光?)、電撃、炎、怪力と能力に統一性がない。
ただこれらを一緒くたにできる存在のイメージはあるんですよ
ドラゴンです。いやモンキー・D・ドラゴンじゃなくファンタジーのドラゴンね。
毒竜、光竜、雷竜、火竜、でどれにしろ無茶苦茶堅そうだしドラゴンでひとくくりにできてしまう。

そしてワンピース世界にはドラゴンいるんです。正確には【いた】なのかもしれませんが、パンクハザードでベガパンクが生み出している。(まぁ、あれは炎だけみたいですが)
管理人さんもおっしゃっていたクローン技術による絶滅種の復活というやつですかね?

で、ですね。魚人(人魚)はいるミンク族(獣人)はいるルナーリア人(天使?)はいる
でも竜人はいない、いわゆるリザードマンもいないですよね?

「いやいるだろ!ここまで出ててファンタジーの花形の竜がいないわけないだろ!」と

ついでに言えば天竜人の名前、天を神=ルナーリア人として、竜に該当する種族もいたんではないかと

ひーちゃん@管理人
2023/03/06 (Mon) 04:19

コメントありがとうございます このよのさんさん

まだ未知の種族がいる可能性はあるんですよね!! 竜に関する種族というのも面白いです。実はマムのナワバリにいました、でも良いですしね。ヒトデのパッパグというのが何者なのか謎のままですしね。

確かに天竜人にしても何が「竜」なのか判明してません。これも気になります。

おそらくサンジの耐性についての秘密は血統因子の操作にありそう。これが分かるとジャッジが子供にした事の秘密も分かりそうですね!!

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