【英雄出撃】コビーの夢の実現にガープの“死”は不回避なのか!?

いつか海軍の“大将”の座についてみせる!! そう夢を語ったコビー。“人の夢”と“受け継がれる意志”、そして“時代のうねり”の中で… コビーにとってガープの“死”というのは避けられないモノなのかも知れない。そんな話を1つ。
-画像はONE PIECE 第433話より引用-
【英雄出撃】

-ONE PIECE 第1071話より引用-
コビー大佐を救出する為、海賊島「ハチノス」へ出撃するガープ中将!! これをどう読むかなのです。その結末が何であれ“フラグが立った”と感じた方も多いと思われます。
ガープが海賊島「ハチノス」に向かうとして。まだ状況はハッキリしませんけどね、頂上戦争編を例に取るとすればですね…
“白ひげ”エドワード・ニューゲートが「15人の隊長」も「傘下の海賊団船長」も引き連れず、処刑されようとするエースを救出しに海軍本部マリンフォードに乗り込む。共に行くのは中佐(ひばり)や少佐(ヘルメッポ)レベルの海賊。
これとほぼ同じだと思うんです。
もちろん乗り込むガープ側の陣容も、待ち受けるハチノスの陣容も分からないのでハッキリしませんけどね。ちょっと無謀だよなって印象はあるんです。ガープを恩人と言うクザンの存在もあります。
さて、
ガープがハチノスに乗り込んだ場合の展開はまた別の記事で書かせて頂くとしまして。まず今回は“受け継がれる意志”をポイントに考えてみようと思うんです。それはガープの意志です!!
【受け継がれる意志】

-ONE PIECE 第145話より引用-
おれが死んでも おれの夢はかなう
その夢や想いを受け継ぐ者がいれば、です。こうヒルルクは語りました。ヒルルクの夢を叶えるのはチョッパーなんだと思うんです。チョッパーはヒルルクの意志を継ぎ「この世に治せない病気はない」と証明する!!
受け継がれる意志というのは“遺志”であり、故人のモノである事が多いんですよね。誰しもが“誰かの死”を背負って夢に向かって走っております。
ルフィは少し変則的であり…
800年前にジョイボーイが果たせなかった夢を代わりに実現させる。つまりルフィはジョイボーイの意志を受け継ぐ。遠い昔から脈々と受け継がれて来た意志。これこそが“Dの意志”!!
こんな風に僕は考えています。
そんなルフィ以外の者達は、何かしらの関係性を築いた者の死を境に意志を受け継いでいる。もちろん色んなカタチがありますが、多くの場合が故人の夢を実現するというモノ。何かを引き継いでおります。
あるいは、
ナミの夢を「楽しみね!」と言ってくれたベルメールだとか、サンジの料理を「おいしいっ!!」と言って食べてくれた母ソラなど… 何かしら故人が夢に関わっております。ナミは夢の実現を天国のベルメールに報告するのかな。サンジの場合は「人間の心」を持ち続けるのも母の死と関わりますよね。
そして、ここからが重要でして。
ペドロの意志を継いだキャロットの存在。
キャロットがモコモ公国の王となり、ゾウのミンク族を率いる事になったんですよね。その裏にペドロの意志がある。
特筆すべきは現在軸で描かれている事。誰かの死を背負うというのは過去編で描かれる事が多かったのです。誰かの過去に「恩人の死」のドラマがあった、といった感じ。
ここにコビーなんです!!
【コビーが受け継ぐ意志】

-ONE PIECE 第2話より引用-
「海軍に入ってえらくなって悪い奴を取りしまる」という小さい頃からの夢。その“コビーの原点”と言えるモノ。まだコビーには過去編が残されているのかどうか。
悪い奴に親を、だとかね。あるいは尊敬する海兵がいて、その人が…だとか。誰かの死がコビーの夢の原点である可能性はあります。ここが最大のポイントになりそうなんです。
もうすでに誰かの死をコビーが乗り越えているのなら、その“誰か”の意志を受け継いでいるって事で良さそうです。しかし、そういうのがないのなら、師であるガープの死というのが描かれるかも知れない。

-ONE PIECE 第957話より引用-
天竜人の直属の部下になるのが嫌でガープが拒否し続けた「大将」の座。コビーは言ったのです。「“大将”の座についてみせます!!」と。
これはガープが果たせなかった夢を、コビーが大将の座について叶えるという事なんじゃないのか?と。頭にチラチラッとするんですよね。
もしもハチノスの件でガープが死に、その意志をコビーが受け継ぐというストーリーになるのなら。ただ単に黒ひげ海賊団に敗北するって事にはしないかも。
コビーが世界政府や海軍本部に対して不信感を抱く様な何かが起こりそう。ある種の対立軸を鮮明にさせる可能性アリと見てます。モンキー・D・ガープは捨て駒にされちゃうかも?みたいな。
僕個人としては、ガープの死なんて受け入れられません!! 絶対に嫌です!! 最悪だよ… って思うでしょうね、そりゃ。
問題は物語の主要キャラであるコビーが誰の意志を受け継ぐのか?です。果たして誰の死を乗り越えてるんだろう。まだ過去編が残されているならガープの死は無いと断言したいです!!
……そうじゃない場合(泣
どうなるのでしょうね。もう少し推移を見守りたいです。今回のガープの行動に対してサカズキ元帥や五老星が何を言うのか。ここら辺も気になっております。
おそらく、ルフィとコビーとでゴッドバレー事件の再現はあると思うんです。ロジャーとガープが手を組んだというモノです。そこへ繋げるストーリーというのもありますしね。うーん。
見守りたいですね!!!
- 関連記事
-
-
【第1073話考察】“ミス・バッキンガム・ステューシー” 2023/01/30
-
【第1073話考察】世界最高権力「五老星」ジェイガルシア・サターン聖 2023/01/30
-
ウィーブルは“ウオウオの実”の人工悪魔の実の能力者か!? 2023/01/29
-
【もう一つの魂】バーソロミュー・くまの自我は“影”に残る 2023/01/28
-
【歪んだ未来】ウィーブルは白ひげのクローン!? 2023/01/26
-
バーソロミュー・くまが残した「記憶」にはボニー出生の秘密が!? 2023/01/25
-
Dr.ベガパンクがホワイトボードに書いているのは「能力の伝達条件」か!? 2023/01/24
-
エッグヘッド失踪事件の真犯人は「ステューシー」か!? 2023/01/24
-
【第1072話考察】“記憶の重さ” 2023/01/23
-
【ロックス海賊団】ミス・バッキンガム・ステューシーのクローンは敵か味方か 2023/01/23
-
スポンサーサイト