自然系(ロギア)の悪魔の実の能力は再現できない!!?

悪魔の実の最強種と言われる“自然系(ロギアけい)”。これの再現について「手を尽くしたが難しい」とDr.ベガパンクは言います。他とは違う何かがあるみたい。おそらくロギア系の能力の複製(コピー)は不可能と僕は考えるのですが…。
-画像はONE PIECE 58巻より引用-
【ロギア系の複製は不可能】
・動物系(ゾオンけい)
・超人系(パラミシアけい)
・自然系(ロギアけい)
悪魔の実の能力は大きく3種に分類されます。中には「特殊な」と言われるモノもあるんですけどね。“モチモチの実”なんてのは、ほぼロギア系なのに「特殊な“パラミシア系”」との事です。連載時のままで良かったのに、と個人的には思います。
今のところDr.ベガパンクに再現できるのはゾオン系とパラミシア系の2種のみです。ロギア系に関しては「難しい」との事です。“不可能”とは一言も言ってません。
しかし、僕はロギア系の能力に限っては再現できないと考えております。今のところはね。再現できない理由があると考えるからです。
ただし、方法はあると考えます。つまり理論上は可能となるでしょうか。しかし、その方法を実践する事が不可能。だからロギア系の再現は不可能である。この論理です。
【人工悪魔の実とグリーンブラッド】

-ONE PIECE 第1007話より引用-
モモの助が食べたパンクハザードにあった人工悪魔の実。それはカイドウの血統因子を抽出して作ったモノであります。元となるのは能力者だったカイドウの血統因子。
カイドウの血統因子には、“ウオウオの実”幻獣種(モデル青龍)を食べた事によって「龍の因子」が含まれていたのかな。それを抽出して果実に含ませたのが、モモの助が食べた人工悪魔の実という事になるかも。

-ONE PIECE 第1070話より引用-
幻獣だろうが神であろうが、それになれる能力者の血統因子さえ入手できれば人工悪魔の実は作れる。能力者にはそれらの因子が含まれているのである。こうなるでしょうか。
結局はクローンなんでしょうね。
クローン技術をONE PIECEの世界観に落とし込んで生まれたのが人工悪魔の実。クローン(複製)だから動物の系統のモノしかできない。ゆえに人工悪魔の実として作れるのはゾオン系だけ。SMILEも理論上は同じ。
それに対してパラミシア系は…

-ONE PIECE 第1070話より引用-
特殊な血液「グリーンブラッド」というモノを生成して投与すれば能力を得る事ができるという話。ただし、これも能力者の血統因子の入手が必要です。
どういうカラクリかハッキリしませんが…

-ONE PIECE 第124話より引用-
ミス・ゴールデンウィークの“カラーズトラップ”は悪魔の実の能力ではありません。催眠術の様なモノ。では彼女以外のキャラも使う催眠術って何なんだ… の延長線上にパラミシア系の能力があるのかな?と。
同列にするにはブッ飛び過ぎですけどね。これで解釈する以外にないと思うんですよ。ミス・ゴールデンウィークの技を最大限“拡大解釈”したモノがパラミシア系能力という位置付け。

-ONE PIECE 第411話より引用-
ミス・ゴールデンウィークの“カラーズトラップ”は催眠術の暗示の域を超えてます。変身した姿のまま脱獄してカフェをオープンしてます。これで悪魔の実の能力じゃないって言うんです。
それが悪魔の実によろうが何であろうが、習得した特殊能力(特殊技能)というモノは血統因子に記憶されるモノである。それを能力者から抽出して特別な何かをして作った血液には特殊能力(特殊技能)が含まれている。複製の完成。
自分でも何を言ってるかよく分からないんですけどね(笑) それがどんなモノであろうが人為的なチカラというのは血統因子が記憶しちゃうんだと。まるで悪魔の実の能力だけど、そうじゃない特殊な能力が出てましたよねって。どこか曖昧な部分を描いていた。
何にせよ、ここまで“血統因子”が大きく関係しております。ゾオン系にしてもパラミシア系にしても、元となる能力者の血統因子をどうにかして複製して再現しているんです。
その上で…
「ロギア系」は手を尽くしたが難しいな…
↑こう話しているんですからね。
能力者の血統因子について様々な実験をしたのだが、ロギア系だけは難しいと言っているんだと解釈できるんです。つまりロギア系の再現に血統因子は無関係である。こういった解釈も可能。
ロギア系能力者の血統因子をどうしようがダメ。手を尽くすというのはそういう事ですからね。できる限りの事を試してダメだったんだと思うんですよ。
だとすれば…
もしもロギア系の能力も再現できるとすれば、血統因子に頼らない方法を模索する必要がある。こういう風に捉えてみたんです。血統因子以外の何かを複製(コピー)しなければならない。
【黒ひげ海賊団による能力者狩り】

-ONE PIECE 第787話より引用-
サボが持つロギア系“メラメラの実”。これを黒ひげ海賊団ジーザス・バージェスが能力者狩りしようと企んでいました。この事例から、ロギア系であっても能力者狩りが可能である事が分かります。
黒ひげ海賊団は、死んだ能力者から能力を奪う方法を持っているのです。あらゆる能力であっても奪い取る事ができるみたいなのです。
では、能力を奪うって何?
何かがあるんですよね。能力者の体の中には。それを奪い取っているのでしょう。だったら、その何かが複製(コピー)できれば良い。それが可能なら再現できるハズですよ。
能力者狩りとは何を奪うのか。

-ONE PIECE 第703話より引用-
↑この赤丸でしょ? と。
悪魔の実の状態では果実に宿り、それが憑依すれば能力者に宿る“悪魔”であります。これこそが能力の正体なんだと思われます。
ロギア系を再現したければ、この“悪魔”なる存在を複製(コピー)するなりしなければならないのではないか。それは生物に宿るとされる“魂”に準ずる存在であって。
最も非科学的なモノと言えます!!
非科学的というのを「超自然的」と言い換える事ができます。ロギア系(自然系)の能力というのは「超自然的」な存在なんだと。複製や再現がしたければ「超自然的」な事柄にタッチしなければならない。
それは、いくらマンガ(空想)の世界においても科学者がタッチできるモノではない。ゆえにDr.ベガパンク(天才科学者)では不可能なんだ。科学の領域を遥かに超えている。こう捉えるのはどうでしょうか。
しようと思えばできる!!
ならば“悪魔”にメスが入れられるのか?って話。こう考えるので、方法はあるが実践する事はできないと冒頭で書かせて頂いたんです。
Dr.ベガパンクが発見した血統因子をどうしようがダメ。しかし黒ひげ海賊団は確かに何かを奪い取っている。ロギア系であっても根源となるモノが能力者には存在するのは確か。これらを突き詰めれば何が浮かぶのか?なんです。
ロギア系の能力とは「超自然的」な存在であり最も科学の遠いトコロにある。これが再現できない最大の理由だと僕は考えます。ゆえに悪魔の実が人工的に作れるかどうかなど言うに及びません。
“悪魔”なんて存在するんですか?
それは“神”は存在するんですか?と同じ。Dr.ベガパンクは「考えるまでもない」と言いました(第1069話)。存在したとして、それは人の手によるモノなんですか?と。僕は思いますが… さて。
見守りたいです!!!
さてさて、今年もあと少し。沢山の記事を書いて来ましたが、それは読んで下さる皆さんがいてくれたからです。そうじゃなければ続けられなかった!!! 心の底からそう思います!!
本当にありがとうございます!!!
良いお年をお迎え下さいませね。
また来年もよろしくお願いします!!!
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