【自然の母“海”】血統因子を操作するとカナヅチになる

グリーンブラッドを投与されて超人系(パラミシアけい)の能力を得たセラフィムはカナヅチになるのかorならないのか。僕はカナヅチになると考えます。なぜそう考えるのか。それは血統因子の操作が関係していると考えるからなのですが…。
-画像はONE PIECE 第1070話より引用-
【血統因子の操作とカナヅチ】

-ONE PIECE 第943話より引用-
しのぶの説明によると、シーザーが開発した人工悪魔の実SMILEを食べた者は「海に嫌われ泳げなくなる」という話でした。これはハズレを引いて副作用だけが出た者も同じくです。
そしてモモの助を振り返ると…

-ONE PIECE 第795話より引用-
ゾウの噴火雨に流された時に泳げない事が判明しているんですね。これはDr.ベガパンクが作った人工悪魔の実を食べた事が理由ではないかな?と。ブルック(能力者)と同じで「あんたもなのね」って事っぽいのです。
Dr.ベガパンクの人工悪魔の実というのは、能力者の血統因子を抽出して作り出します。能力者由来の成分から作っているので、それを食べた者もカナヅチになるのは何も不思議な事ではない。そういう事なんだろうな、みたいな。
しかしSMILEに能力者は無関係。

-ONE PIECE 99巻SBSより引用-
現存する生物の血統因子から抽出して作り出しています。SMILEの能力で登場したカバもゾウも泳げる動物ですからね。しかし、それらの動物のSMILEの能力者は泳げない。
ここから導き出せるのは…
血統因子を操作するとカナヅチになる
↑こういう事であって…

-ONE PIECE 第766話より引用-
悪魔の実を食べても同じく血統因子が操作されているからカナヅチになっている。天然だろうが人工だろうが悪魔の実というのは血統因子を操作するモノである。
生物が悪魔の実を食べると血統因子が組み換わる。悪魔の実を食べる前と後で血統因子は組み換わっている。こういう事なんじゃないかな?と。
物に血統因子なんてモノは存在しないので、悪魔の実を食べさせても何も組み換わるモノなどない。剣の形態のファンクフリードを海に沈めても何も起こらない。そもそも剣にカナヅチになるorならないという概念など存在しない。
ただし、

-ONE PIECE 第386話より引用-
ファンクフリードは普通の象とは血統因子が違っており泳ぐ事はできないと考えます。象の形態&人獣型(象剣)においてはカナヅチ。血統因子とカナヅチには関係性があるんじゃないかと思うんです。
ゆえに、

-ONE PIECE 第1069話より引用-
悪魔の実を食べた事で組み換わった能力者の血統因子から作った「グリーンブラッド」の流れるセラフィムにおいても、同じく血統因子が組み換わっていると思われるのでカナヅチになっている。「グリーンブラッド」の流れるセラフィムもカナヅチである。
こう考えます。
【自然の母“海”に嫌われる】

-ONE PIECE 第616話より引用-
魚人島編のデンの話に“遺伝子”という言葉が出ているのに、なぜ“血統因子”という言葉を当てているのか。何か“血”や“血液”というモノにあるんじゃないか。「グリーンブラッド」なる存在もあって凄く気になりますよね。
「血液と海水の成分は似ている」
こんな話を聞いた事があるでしょうか。もちろん海水には血球なんて含まれておりませんし、塩分濃度も全く違っております。ただ、生理食塩水というのがありますよね。人体に入れても溶血は起こらない。
原始生物の体液というのは、その当時の原始海洋の成分と同じではないか。それは海から生物が誕生したからである、と。その原始生物が進化して人類が誕生するワケです。
そこで、です。

-ONE PIECE 第1069話より引用-
その“不自然”は自然の母“海”に嫌われる
↑この言葉というのは…
血統因子の“不自然”は自然の母“海”に嫌われる
↑こう置き換える事ができるのではないか。
もちろんONE PIECEオリジナルの設定だと考えていて。そもそも海水が原始生物の体液となり、それが進化して血液となっている。通常の進化を飛び越えて血統因子を操作すれば海に嫌われてカナヅチになる。
悪魔の実を食べる事はそれに当たり、血統因子の操作こそがカナヅチの要因となっている。人工悪魔の実も「グリーンブラッド」も血統因子の操作であるからカナヅチになる。
こう考えてみました!!
そして、この事が…

-ONE PIECE 第609話より引用-
「人間に血液を分かつ事を禁ず」
↑この魚人島リュウグウ王国に古くからある法律に深く関わっているのではないか。これも血統因子の操作に近いモノがあるんじゃないか?と。
今回の「グリーンブラッド」というのを見て、この人間と魚人族・人魚族の輸血の禁止が浮かびました。何か繋がりがあるかも知れないぞと。
それと言うのもですね、輸血を必要とするルフィを助ける為にジンベエが名乗りを上げましたよね。その時に騒然とするのですが、そこでネプチューン王がですね…
「古い法律もまた… “呪い”じゃもん…」と。

-ONE PIECE 第385話より引用-
悪魔の実というのも“呪い”なんですよね。また、バンダー・デッケン九世の“マトマトの呪い”というのもあります。これらと上記の輸血の件が絡むのかどうか。
人間の血液をもらった魚人島、逆に魚人族の血液をもらった人間。何かが起こったりするのだろうか。まさかカナヅチになったりはしないだろうな…と。
ここに何かあるとすれば…

-ONE PIECE 第1話より引用-
悪魔の実を食べる前からルフィがカナヅチだった事にも意味が出て来るのかも知れません。もうすでに血統因子が操作される様な事が起こっていたのではないか。さらに古い過去編が残っているのではないか。
そんな気もチラリ。
血統因子の操作こそがカナヅチになる要因であって。血統因子というのは“血液”にも深く関わっているのかも。それが海に嫌われる要因であり、血液と海水というのは何かしら設定されている様な気がしています。
自然の母“海”とは… 血液の根源であって。海水が進化して“血液”となったと設定されているのではないか。それを操作すると海に嫌われてしまうんだよ、と。
最後にアインシュタインの言葉を1つ。
人は海のようなものである。
あるときは穏やかで友好的。
あるときはしけて、悪意に満ちている。
ここで知っておかなければならないのは、
人間もほとんどが
水で構成されているということです。
Dr.ベガパンクのモデルと思われる人物です。
さぁ どういう事なんでしょうね?
見守りたいと思います!!!
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