海軍大将“黄猿”は「王女ビビ失踪事件」を追ってエッグヘッドに!?

海軍本部の「最高戦力」である大将“黄猿”がエッグヘッドにやって来た!! どうやら「かねてよりの作戦」を予定通り進める様子です。これまで色々と考えて来ましたが、ようやく1つ浮かんでくれました。“黄猿”は何の為にエッグヘッドに来たのか!!
-画像はONE PIECE 第1070話より引用-
【“黄猿”の任務】
まず先にズバリ結論から行きましょう。その後で僕がそう考えるに至った理由を書かせて頂き、エッグヘッド編の展開予想へと進めるカタチにしようかと思います。
僕が考える“黄猿”の目的というのは…
①コブラ王暗殺事件
②王女ビビ失踪事件
③チャルロス聖殺人未遂
この3つの事件のどれか、あるいは①と②のアラバスタ王国に関する事件の捜査。これを主たる目的としてサカズキ元帥が“黄猿”を派遣したと考えます。
中でも僕が注目するのは…

-ONE PIECE 第1054話より引用-
②王女ビビ失踪事件です!!!
これじゃないかな?と。
すでに①はサボが実行犯とされていますし、③はミョスガルド聖が犯人を逃したとされておりますからね。現在進行形で謎のままとなっているのは②であります。それで特に②に着目しています。
つまりですね、

-ONE PIECE 第1070話より引用-
王女ビビ失踪事件における、海軍犯罪捜査局の捜査線上にCP0が浮かび上がっている。それもルッチ・カク・ステューシーの3人の名前が事件の容疑者として出ているんじゃないか。
その3名が世界政府のお膝元である聖地マリージョアを出る。Dr.ベガパンクを消すという指令により。そこに海軍本部としては絶好のチャンスを得た!! 世界政府(五老聖)の捜査への介入は許さない!!
こういう事じゃないかなぁ。
【サカズキ元帥と大将“黄猿”】

-ONE PIECE 第1054話より引用-
サカズキと“黄猿”は、今回の事になる前に「海軍本部」ニューマリンフォードで会っていたのです。正確には3人で会談していたのです。第1054話“炎帝”のヒトコマです。
・サカズキ(海軍本部元帥)
・ボルサリーノ(海軍本部大将)
・テンセイ(海軍犯罪捜査局局長)
この3人が話し合っていたのは、世界会議(レヴェリー)の前後に起こった数々の事件に関する事。これがあってのエッグヘッドなんだと考えました。
第956話でガープ中将が「海軍は全力で事件解決に努めていく」と話しています。それはアラバスタ王国に関する事件の事。ここですでに世界政府と海軍本部の対立に至る火種はくすぶっておりました。

-ONE PIECE 第908話より引用-
ビビの写真を持っていたイム、面会を求めるコブラに不信感を持っていた五老聖。そこにCP(サイファーポール)の最上位であり、天竜人直属の諜報機関であるCP0の暗躍を繋げるのは難しい事ではないハズです。
聖地では手が出せないからこそのエッグヘッドなんじゃないのかな?と。そこでサカズキ元帥は「最高戦力」である海軍大将“黄猿”の派遣を決定したんだと考えました!!
第1054話の描写は今回の件の前フリでは?
【“黄猿”の作戦の標的はCP0】

-ONE PIECE 第1070話より引用-
“黄猿”が動いていた「かねてよりの作戦」に麦わらの一味は無関係です。そう考えないと話の辻褄が合いません。“黄猿”どころかサカズキ元帥を始め海軍本部として完全な想定外です。
どうして麦わらの一味がいるの!? です。
当然ながらDr.ベガパンクに味方するなんて事も想定外であり、その事が「かねてよりの作戦」に組み込まれていたなんて考えられない。読解力ウンヌン以前の問題だと思います。
その上で…

-ONE PIECE 第1070話より引用-
予定通り進めな
↑こう言っているのですから、可能な限り軍艦をエッグヘッドへ向かわせるのも当初の予定通り。つまり「かねてよりの作戦」の通りなんだと考えられます。麦わらの一味がいたから変更したのではないのです。
・かねてよりの作戦
・黄猿の派遣
・可能な限り軍艦を
↑これらは全てエッグヘッドにいるCP0に向けられたモノである。この可能性が高いと思われます。“黄猿”の標的はCP0なんだろうな、と。
【どっちつかずの正義】
“黄猿”の作戦が標的にするのはCP0であり、麦わらの一味に関しては全くの想定外だと書かせて頂きました。しかし、これまでの作戦に麦わらの一味が組み込まれていないというだけで、今この瞬間“黄猿”の頭の中で組み込まれたと考えます。

-ONE PIECE 第1069話より引用-
麦わらの一味にDr.ベガパンクを連れ出されると海軍本部は甚大な戦力を欠いてしまう。よって、麦わらの一味にはDr.ベガパンクを連れ出させはしない!! って感じだろうなと。
そういう事だから、エッグヘッドへ可能な限り軍艦を向かわすのは予定通りで良いよと。そこは変わらずって事だと解釈します。
つまり“黄猿”の作戦というのは…
・CP0を包囲する為
・麦わらの一味を包囲する為
↑この両面でエッグヘッドに可能な限りの軍艦を向かわせているのかも。今エッグヘッドは“二重包囲”のカタチになりつつあるんじゃないかと考えています。
①麦わらの一味をCP0が包囲
②麦わらの一味&CP0を海軍が包囲
こういう事になっており
“黄猿”からすればCP0は逮捕したい敵(アラバスタ王国の事件の犯人)だが、麦わらの一味も同じく逮捕したい敵(海賊)である。どちらも“黄猿”の正義における敵。“黄猿”はそんな“どっちつかず”の立ち位置を取る事になる。
いや、
王女ビビ失踪事件の犯人を追う事は、自分達(海軍本部)を従える世界政府の闇を暴く事になる。それは世界政府の天敵である“D”=ルフィを利するカタチにもなるのだが… といったトコロでしょうか。ここに“どっちつかず”を持って来るのかな?どうだろうか。
こんな風に予想しております!!
【“黄猿”とDr.ベガパンク】

-ONE PIECE 第1068話より引用-
では最後に、Dr.ベガパンクがCP0に消される事に関して海軍本部や“黄猿”はどう考えているのか。ここなんですけどね。現時点で1つ言えるのはですね。
「Dr.ベガパンクが消されても構わない」
↑このスタンスになるのかなぁと。
あくまでも現時点では、です。
先ほども書いた様に、麦わらの一味がエッグヘッドに来る事も、ましてやDr.ベガパンクに味方する事も想定外なんです。もしも来ていなければ、もうすでにDr.ベガパンクが消されている可能性もあったワケです。
もしもDr.ベガパンクを保護したいなら、少なくともCP0をエッグヘッドに上陸させてはならない。そうであるにもかかわらず…

-ONE PIECE 第1070話より引用-
今回の“黄猿”のセリフからすると、麦わらの一味が味方しているのは想定外だが予定通りエッグヘッドを軍艦で包囲しましょうと言ってる風に聞こえます。
サカズキにしても“黄猿”にしても、海軍の到着がCP0より遅れている事に何ら焦りを見せていないんですね。まずそこでしょ、と。麦わらの一味にDr.ベガパンクを取られると甚大な戦力を欠いてしまう。ここを危惧しているだけに見えちゃう。
もう海軍本部としてもDr.ベガパンクが消される事は了承済みで、エッグヘッドの施設やセラフィムさえ押さえられればOKの様なスタンスなんじゃないのかなぁと。
まぁでも見守りたいですね!!
“黄猿”と戦桃丸の関係性だとか、色々と不確定要素がありますしね。どう進むかは分からないとしておきたいです。
ただ、今回の“黄猿”というのは…

-ONE PIECE 第1054話より引用-
王女ビビ失踪事件、ないしコブラ王の事件の捜査の過程でエッグヘッドを訪れていると予想します。おそらくアラバスタ王国の事件の裏にはCP0がいるのだと思うんです。
ここが繋がるのも面白くなりそう!!
どうなるのでしょうね?
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