ブルックとジンベエは“太陽の神ニカ”を知っているのか!?

ギア5を発動して“太陽の神ニカ”の姿となったルフィをジンベエは見ています。タイヨウの海賊団の元船長であるジンベエは“太陽の神ニカ”について知っているのでしょうか。百獣海賊団“飛び六胞”フーズ・フーとの会話も気になりますよね。
-画像はONE PIECE 第1069話より引用-
【Dr.ベガパンクによる説明】
いまや麦わらの一味も総勢10人。このエッグヘッドでは3カ所にバラけるカタチとなっております。時にキャラ配置というのは気になるモノでして。その場所に“いる”、また逆に“いない”という事の意味を考えたりもします。
今回の話題で行くとですね…

-ONE PIECE 第1069話より引用-
研究層(ラボフェーズ)内においてDr.ベガパンクに“太陽の神ニカ”を説明させるに当たって、麦わらの一味の各キャラの配置を振り分けている様な気がするんです。ズバリ言ってしまうと、その説明を聞かせたくないキャラはその場所に配置しない。そんな可能性。
・ブルック
・ジンベエ
この2人には、Dr.ベガパンクによる“太陽の神ニカ”の説明を聞かせない様にしたのではないか。そうしなけれはならない理由があるのかも?と。もしも上の2人がいると話がズレてしまう。

-ONE PIECE 第1069話より引用-
ナミの反応が普通であって。“太陽の神ニカ”なんて名前すらも聞いた事がないのが一般的である。しかし、ブルックとジンベエがいると話がヤヤこしくなってしまう。ブルックとジンベエは“太陽の神ニカ”を知っている!?
こんな風に勘繰ってしまうのです。
物語の構成は複雑であって、それによってキャラ配置は緻密に計算されているのは当然の事。今回の話題においてピックアップしたのが上の2人って話ですからね。その点は理解して頂きたいです。
ここら辺の説明は本来なら省きたいんですけど。
じゃあゾロがいない事は?だとかね。それは別の話なんですよ。あるいはブルックがゾロと共にサニー号に残った事には意味があるんでしょう。あるんだろうけど今回の記事の内容においては意味を持たない。
それはそれとしてです。

-ONE PIECE 第826話より引用-
ブルックはヴィンスモーク家について詳しかったのです。その一族が“北の海”を制圧したのは300年前の話っぽい(第871話)。それを知っていたのです。歴史に詳しいのね、とレイジュに言われて照れてました。
もしかすると“太陽の神ニカ”についても何か知っているのかも。そう考えると、Dr.ベガパンクの説明をブルックには聞かせられませんもんね。読者に対して、その名前が歴史から消されていると強く印象付ける事ができない。知ってる者は邪魔なんです。
逆に歴史に詳しいハズのロビンはいます。
どうもロビンはナミ達と同じく“太陽の神ニカ”を知らないと思われるんです。Dr.ベガパンクが読んだ古い文献というのが仮にオハラの蔵書だったとして、それにロビンは触れていない可能性がある。

-ONE PIECE 第1066話より引用-
ならば尚更エルバフに行く意味が出ます!!
そこに運び込まれたオハラの文献には、まだロビンが目を通した事のないモノが山程ある。それをエルバフに行って読まなければならない。こういう事かも。
まぁ そうは言っても半々です!!
ブルックだって“太陽の神ニカ”を知らない可能性がありますしね。逆にロビンの方は実は知っているという可能性もあります。判断するには材料が少な過ぎます。
ただし、ジンベエに関しては…

-ONE PIECE 第1018話より引用-
↑何も知らないって事はなさそう。
【タイヨウの海賊団と“太陽の神ニカ】

-ONE PIECE 第1018話より引用-
フーズ・フーから“太陽の神ニカ”の話を聞かされたジンベエの反応は「!!!」です。クエスチョンマークは入っておりません。おそらくは知ってます。初耳ではないハズだと考えます。
ならば、なぜ知っているのか。
聞いた事があるんだと思うんですね。
では、
そもそもフーはなぜジンベエに聞いたのか。

-ONE PIECE 第1018話より引用-
↑タイヨウの海賊団には元奴隷がいたと聞いていたからです。このフーの推察は正しいと僕は思っていて、ジンベエはタイヨウの海賊団にいた元奴隷から“太陽の神ニカ”について聞いた事があると考えております。
ただし、
フィッシャー・タイガーじゃないハズ!!
それ以外の誰か。

-ONE PIECE 第830話より引用-
第623話でアーロンから「元奴隷」と明かされていたアラディン。ジンベエが抜けた後のタイヨウの海賊団の船長だろうと思われるアラディンこそが、ジンベエに“太陽の神ニカ”について教えた人物ではないかな。
それというのもですね。
“太陽の神ニカ”というのは奴隷達が信じた伝説の戦士との事です。その存在を知るには2つの方法がある。どちらかに該当していなければ知るのは非常に困難だと考えます。消された存在であるからです。
①古い文献を読む
②誰かに教えてもらう
Dr.ベガパンクは①ですよね。それ以外で知るとすれば②であって。その「誰か」というのは奴隷か、それと同等の扱いを受けた者という事になると思うんです。ならば、貴方はどこでどう教えてもらったのですか?となるワケで。
②の場合、“太陽の神ニカ”を知ると他人に説明するには「過去」に触れる必要が出て来ちゃう。しかも奴隷だった過去です。
・奴隷だった時に聞いた
・奴隷だった者に聞いた
これは自身の尊厳に深く関わります。またあるいは誰かの尊厳にも深く関わるのです。そこにフーは覚悟もなく踏み込んだからジンベエは怒ったんだと思うんです。
フーみたいにペラペラ喋れる奴には分からない。その存在を知る事の意味がね。しかしジンベエは違う。ジンベエは“太陽の神ニカ”について聞いていのだが、それを説明するには仲間(元奴隷)の過去を晒す事になってしまう。

-ONE PIECE 第622話より引用-
・タイヨウの海賊団というネーミング
・「解放」と「自由」
↑これらから、フィッシャー・タイガーの頭の中に“太陽の神ニカ”はあったと思うんです。彼は聖地マリージョアで奴隷にされた過去があります。そこで存在を知ったのかも。
ただし、自身が奴隷だった事を告白したのは死の直前であって。フィッシャー・タイガーが船長だった頃は“太陽の神ニカ”について誰にも話した事がなかったと予想します。それを説明するには奴隷だった過去を告白するも同然だと思うからです。
そう考えるとアラディンかな?と。
アラディンもまた奴隷だった時に“太陽の神ニカ”について聞いていたなら、彼こそが今タイヨウの海賊団を率いている事に大きな意味が出て来ると思います。
では最初の話に戻りまして。
もしもブルックが“太陽の神ニカ”を知るとして…

-ONE PIECE 第489話より引用-
こちらはコチラで過去が関わっているのかな?と。ブルックは「とある王国の護衛戦団の団長」を務めていたらしいんです。おそらくは“西の海”にある王国なのでしょうけどね。
護衛となると、世界会議が浮かびますよね。ブルックは聖地マリージョアに行った事があるのかも知れない。あるいは気になるのが、その「とある王国」の政治体制ですよね。ここら辺も何かあるのかなぁ。
どうなんでしょうね?
“太陽の神ニカ”の名前、その存在を知るという事には少なからず意味があるんだと思うんです。本来なら消された名前であるからです。これからの推移を見守りたいです!!
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