【異次元】空白の100年は時空の彼方に飛ばされている!?

誰かが思い描いた いくつもの異次元を生きる者達…!! それが能力者であると「仮説」を立てたDr.ベガパンク。ついに作中で出ました“異次元”の存在。個人的に興奮させられました。いよいよ出たか、と。
-画像はONE PIECE 第1069話より引用-
【異次元の存在と空白の100年】

-ONE PIECE 第1069話より引用-
Dr.ベガパンクが悪魔の実や能力者、そして“太陽の神ニカ”について語るのは麦わらの一味のナミ達に対してです。そこに“異次元”なる言葉をサラッと差し込んでいるんですからね。“異次元”という存在は一般的に知られたモノである。
ナミ達は僕達読者と同じく、本当にあるかどうかは知らなくても“異次元”とは何であるかが分かっている。その言葉を聞いただけでもイメージはできている。少なくともDr.ベガパンクの側はそう認識して言葉を出してる。
こういう事だと思うんです。
Dr.ベガパンクのモデルは相対性理論のアルベルト・アインシュタインに間違いない。キーワードは「時間と空間」。そしてエッグヘッドには“ピカピカの実”の能力者“黄猿”がやって来そうな展開。キーワードは「光速」。
さて、“異次元”とは。
・一次元(直線)
・二次元(面)
・三次元(立体)
点と点を結ぶ直線という1つの軸で構成されるの次元が“一次元”。それが縦と横という2つの軸になると“二次元”です。漫画やアニメの世界。縦と横に奥行きがプラスされて3つの軸になると“三次元”。
僕達は“三次元”に生きている。
その“三次元”にもう一つの軸がプラスされると“四次元”となる。プラスされる軸として挙げられるのが「時間」となります。これは物理学と数学で話が変わるんでしょうけどね。難しい話は僕もできません。
Dr.ベガパンクの言う“異次元”というのは“四次元”を指していると考えて良いのではないかな?と。縦・横・奥行きの“三次元”に時間を加えた次元。
相対性理論にも出る「四次元時空」!!
そういった概念を実現させたモノがONE PIECEには存在するのではないか。アインシュタインをモデルにするDr.ベガパンクはその理論に辿り着いているのではないか。
ならば時間が絡んで来るのなら…

-ONE PIECE 第395話より引用-
この世界においてポッカリと空いた100年間の歴史の謎とも絡んでいるのではないか。こう考えても不思議ではないと思うんですね。
つまり空白の100年というのは、“異次元”へと飛ばされているのではないか。すっぽり100年間の歴史が時空の彼方に飛んでいる。よって誰も知らない事になっている。
しかし飛ばされた歴史はこの世界とは違う“異次元”に存在していて、この世界における「からくり島」が“異次元”においては「カラクリ島」として存在し…

-ONE PIECE 第448話より引用-
高度な科学力が消えずに残っている。「カラクリ島」のツキミ博士とは、この世界における「からくり島」のDr.ベガパンクに相当する人物である。そういった、これまで記事にして来た通りの事が起きているのではないか。
この世界とは別に“異次元”の世界がある。
そんな2つの世界が繋がる場所がある!!

-ONE PIECE 第428話より引用-
月です!!!
ここでエネルとスペーシー中尉は出会います。それは、この世界から向かったエネルと“異次元”から向かったスペーシー中尉が出会ったという事であり、月で2つの世界が繋がったという事なんじゃないか。
月には何か秘密があり、それが“異次元”の存在に大きく関わるとすればね。その“異次元”を生きる者達という能力者についても月(月の人)が関係するという風にも広げられますよね。いわゆる悪魔の実の起源。
もしも次元を超えた… 元々は1つの世界が2つになっているとします。そして、その2つの世界が相対する存在であるとするならば。

-ONE PIECE 第524話より引用-
こちらのテキーラウルフに相当するモノが“異次元”の世界でも建造されていたのではないか。こちらでは意味が分からないのだが、“異次元”においては重要なモノとして作られている。
そして後に2つの世界が繋がった時、テキーラウルフの存在理由も判明する。こういう風にテキーラウルフという橋を考えても面白いかも知れません。
では、
空白の100年を時空の彼方に飛ばしたとして、具体的に何が飛んで世界が作り変えられたのか?であります。僕が考えるに、ズニーシャというのは飛ばされずに残ったっぽいのです。

-ONE PIECE 第1046話より引用-
ズニーシャこそは伝説として知るのではなく実体験としてジョイボーイが能力を覚醒させたのを知っている。その耳でジョイボーイが鳴らした“解放のドラム(=心臓の音)”を聞いている。
ズニーシャの置かれた状況というのが、飛ばされずにこの世界に止まれた理由に絡みそうな気がするんですよね。人間じゃないって事なのか… 魂として存在したからなのか… うーん。
まぁでも“四次元”というのが理論上は存在するとして、実際にはSFの世界のモノです。何が正しいとか間違いとかないんですね。空想のまま様々な作品で取り上げられています。何でもアリなんですよ。
100年間を飛ばせるとして…
・この世界全て
・人間(生き物)
・歴史的な事象
何を飛ばしたなら今回の記事の現象になると言えるんだろう。これはまた改めて考えたいと思います。もちろん根本から違っている可能性も高いです。それでも色々と可能性は探りたいところ。

-ONE PIECE 第1069話より引用-
↑このDr.ベガパンクのセリフから「ドラえもん」を連想された方も多いと思うんです。若い方は知らないかもですけどね。「あんな夢 こんな夢♪」を叶えてくれる不思議なポッケとは“四次元ポケット”です。
今回のDr.ベガパンクのセリフで“異次元”というモノがONE PIECEにも存在する可能性が出て来たと考えます。時間という軸がプラスされた次元は存在するのかも。ここに空白100年の謎も当てはまりそうなんですよね。
どうなんでしょうか?
これからの推移を見守りたいです!!!
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