【かねてよりの作戦】海軍大将“黄猿”はDr.ベガパンクの兄弟分!?

海軍本部大将“黄猿”ことボルサリーノ。彼はすでに“かねてよりの作戦”でエッグヘッドへ出航しているそうです。これからやって来るんですね。これを今回は取り上げたいと思います!!
-画像はONE PIECE 第907話より引用-
【戦桃丸と黄猿の関係性】
戦桃丸の初登場はシャボンディ諸島編の第508話“修羅の島”のラスト。そこで「“黄猿”のオジキ…!!」と呼んでいたんですよね。戦桃丸にとって“黄猿”は「オジキ」に当たるみたい。
「オジキ」というのは“叔父貴(伯父貴)”であって父親や母親の兄弟の事。これが任侠の世界になると、親分(オヤジ)の兄弟分が「オジキ」になるワケですよね。
では戦桃丸にとっての“親”とは誰なのか。
どうもDr.ベガパンクである可能性が高そう。

-ONE PIECE 第1069話より引用-
Dr.ベガパンクというのは、食えない戦桃丸を拾ってくれた恩人であるそうです。どうして食えなかったのだろう。もしも孤児だったりするのなら、Dr.ベガパンクは戦桃丸の親代わりの存在になります。
・わいは海賊に何の因縁もねェ(第511話)
・わいは正式に海兵になった(第601話)
これらのセリフから、戦桃丸は海兵の誰かに世話にはなっていない気がするんです。Dr.ベガパンクこそが恩人であり、彼のボディガードをしていたって事なんじゃないのかな。
シャボンディ諸島編での肩書きは「海軍本部 科学部隊隊長」なんですけどね。正式な海兵ではなく海賊(麦わらの一味)を捕まえる立場でもない(=因縁もねェ)。戦桃丸にとっての親(親分)はDr.ベガパンクであって海兵にあらず。
こういう事かもなのです。
そうなると戦桃丸にとって「オジキ」である“黄猿”はDr.ベガパンクの兄弟分に当たる。こういう事になるんですよね。Dr.ベガパンクと“黄猿”にも何やら関係性がありそうな。
【Dr.ベガパンクと黄猿】

-ONE PIECE 第509話より引用-
“黄猿”のレーザー(攻撃力)を再現したDr.ベガパンク。こうドレークが話しておりました。パシフィスタのレーザービームは“ピカピカの実”の能力による攻撃と同一である可能性があります。
ただし、
レーザービームは“黄猿”がいなくても実現可能なのです。フランキーも使えているからです。レーザーを出せる様になった過程においてフランキーと“黄猿”には全く接点がありません。

-ONE PIECE 第596話より引用-
フランキーがレーザー技術を獲得したのは未来国「バルジモア」にあった設計図です。そこはDr.ベガパンクが少年時代を過ごした思い出の場所(第592話)。
・Dr.ベガパンク(65歳)
・黄猿(58歳)
“黄猿”の出身は“北の海”であり海軍への入隊は32年前(26歳)。Dr.ベガパンクが少年時代を過ごした未来国「バルジモア」はグランドライン。少年時代のDr.ベガパンクと“黄猿”が接点を持ったとするのは苦しいかな。
ひとまずDr.ベガパンクのレーザー技術の実現に“黄猿”は無関係だと思います。“ピカピカの実”の能力に関係なく、Dr.ベガパンクはレーザー技術の理論には辿り着いていた。実現させたのは数年前(ドレークが海賊になったとされて以降)。
僕が考えるに、“黄猿”もエッグヘッドに来た事があるんじゃないかな?と。昔の話として、です。それは子供の頃にジュエリー・ボニーが来ていた事や…

-ONE PIECE 第1068話より引用-
CP0ステューシーが「懐かしいわ」と言っているのとも関係するのかも。これから“黄猿”がエッグヘッドに来るとして、「懐かしいねェ〜」みたいな事を言うんじゃないかなぁ。どうでしょう。
政府にはパンクハザードという研究所があり(4年前まで)、研究チーム「MADS」が船だった事が判明した今、そもそもエッグヘッドとは何の島だったのかの謎が出て来ているんです。ボニーの子供の頃にも研究所はあったみたい。
もしも、そういう事なら…
拾われた戦桃丸(現在34歳)がエッグヘッドに来た時、そこに“黄猿”もいてDr.ベガパンクとの3人の関係性が築かれる。こういう展開になっているとも考えられるかも。
しかしながら“黄猿”とDr.ベガパンクに関係性があるとして、CP0がDr.ベガパンクを消そうとするエッグヘッドでどんな動きを見せるのでしょう。
戦桃丸の命が狙われている事が絡むのは間違いなさそうですよね。ポイントは“黄猿”の立ち位置です。しかし、そもそも何があって“黄猿”はエッグヘッドに来るのでしょう。
【かねてよりの作戦】

-ONE PIECE 第1069話より引用-
“黄猿”がエッグヘッドに来るのは「かねてよりの作戦」があるかららしい。これは海軍本部による「かねてよりの作戦」だと思います。CP0が受けた指令とは別っぽい気がします。
これはヘルメッポ達が絡むと考えます!!

-ONE PIECE 第1061話より引用-
黒ひげにより海賊島ハチノスに拉致されたコビーを救う為に、ヘルメッポがエッグヘッドで「セラフィム」を連れ出したいと言っておりました。ここに“黄猿”が絡むのではないかな。
つまり、“黄猿”はコビー大佐奪還の作戦の為に「G-14支部」を出航してエッグヘッドに向かっている。ここで「セラフィム」を連れ出す為にです。ヘルメッポ達を引き連れて来るかもです。
ではね?
その作戦でエッグヘッドに立ち寄るなら…

-ONE PIECE 第1069話より引用-
↑“黄猿”は“黄猿”で「威権チップ」を携帯してやって来るんだと思うんです!! それは戦桃丸の“威権”が喪失する展開を予感させます。死ぬとは思えませんので気絶ですね。
これから来る“黄猿”とルッチ達とで「セラフィム」の“威権”の争奪戦が始まるのではないか。そのキッカケは戦桃丸。戦桃丸を倒したルッチ達に“黄猿”は激怒するんじゃないかなと。もしかすると“黄猿”がエッグヘッドに到着した時、そこには戦桃丸が倒れているといった状況かも。
戦桃丸は今回ルフィに「わいら敵だぞ!!」と言ってます。互いの立場を確認させてます。そしてルフィは「威権順位」の事など知らないハズですしね。この場における戦桃丸の重要性が分かっていない可能性が高い。
どうも戦桃丸は「威権」を失いそう(気絶)。ただし、それで「セラフィム」がルッチ達の言いなりになるかというと、そこに“黄猿”が割って入りそうな。こう予想しております。
【どっちつかずの正義】
戦桃丸を巡ってルッチ達(CP0)と“黄猿”達(海軍本部)がバチバチの関係になりそうとはいえ。それで“黄猿”サイドがルフィの味方になるとは考えていません。

-ONE PIECE 64巻SBSより引用-
黄猿「どっちつかずの正義」
↑これが活きて来ると考えます!!
それでもやはり“黄猿”(海軍)とルフィ(海賊)は敵同士の立ち位置を崩さないのではないか。三つ巴の構図にする様な気がするんです。そうじゃないとCP0サイドが不利になり過ぎます。
今回のルフィvsルッチを見ているだけでもCP0は劣勢が過ぎます。明らかにルフィ優勢で描いてますもんね。それもそのハズ。ルッチが強くなったといってもルフィは四皇ですもん。
よって、
“黄猿”はルフィは敵だがルッチも敵の「どっちつかず」の立ち位置で動くと思うんですね。では何をもってルフィの敵になるのか?です。

-ONE PIECE 第1067話より引用-
Dr.ベガパンクを連れ出そうとする事に対して敵対するとしか思えないのです。今のところ。ならば“黄猿”とDr.ベガパンクの関係性って何なの?となってしまう。
兄弟分というのは違うのかなぁ。
戦桃丸からすればDr.ベガパンクと“黄猿”は兄弟分になるんだけど。当のDr.ベガパンクと“黄猿”の関係性というのは少しヤヤこしいのかも。
あるいは、“黄猿”の世界政府に対する従順さが問われる事になるのかもね。世界政府が消せというんだから消す。こういう考えを持っているのかどうか。
さぁ どうなって行くのでしょう!!
戦桃丸が「オジキ」と呼ぶ“黄猿”は、恩人であるDr.ベガパンクとどういう関係性にあるのか。“黄猿”を含めた過去が明らかになる可能性ありそう。そしてエッグヘッド編における戦闘の行方です。
見守りたいです!!!
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