ジュエリー・ボニーは世界政府に捕まっていたのではなく“守られていた”!?

海軍本部大将(当時)“赤犬”サカズキから「お前が政府から逃げたと聞いた時ァ」と言われていたジュエリー・ボニー。「逃げた」と言うからには“捕まっていた”と思っておりましたが… 実はコレは真逆の対応を取っていたのではないか。そんな話を今回は少し。
-画像はONE PIECE 第595話より引用-
【ボニーの拘束は研究目的ではない】

-ONE PIECE 第1066話より引用-
そしてボニーか!!
大きくなったな!!
元気そうで何よりじゃ!!!
↑これが“SSG(海軍特殊科学班)”班長Dr.ベガパンクがジュエリー・ボニーを見かけての第一声です。ボニーの年齢は“推定”で24歳です。どうも… 子供の頃以来といった感じですよね。青年中期くらいまでは当てはまるでしょうか。
ボニーによると、このエッグヘッドに「子供の頃」に来た事があるらしくて(第1062話)。その時の印象でDr.ベガパンクは「大きくなったな!!」と言っているのかも知れません。
随分と久しぶりといった感じ。
これにより、最近までボニーの能力が世界政府の研究に利用されていたという可能性は遠のきました。Dr.ベガパンクとボニーが久しく会っていなかったのは確かなんです。
何となくですけどね…

-ONE PIECE 第1062話より引用-
Dr.ベガパンクは自身の研究にボニーは利用していない様な気がします。バーソロミュー・くま関連(パシフィスタ)は特にです。話しかけ方がフランク過ぎる。悪びれた様子が全くない。
ボニーを捕まえておいて何かしら利用していたとして、それは世界政府・海軍という事であって。そこに政府の科学者と呼ばれてはいてもDr.ベガパンクは無関係。つまり研究目的ではない。それ以外の理由、あるいは都合。
ここからスタートしたいと思います!!
【ボニーは“弱み”ではない】
世界政府がボニーを人質に取り、それでバーソロミュー・くまを言いなりにした。こう考えるのは少し苦しいんですよね。なぜなら、少なくともバーソロミュー・くまが最後の改造を受ける前にボニーは逃げ出しているからです。

-ONE PIECE 第560話より引用-
バーソロミュー・くまが最後の改造を受けて人格を失うのは頂上戦争の前。つい数日前との事でした。とっくにボニーは逃げ出しております。
よって、ボニーが“人質”だとか“弱み”という線は薄いと言えそうなのです。ボニーの状況に関係なく改造は最後まで進められているのだから。
そこで僕の頭にチラリと浮かんだのが…

-ONE PIECE 第1063話より引用-
バーソロミュー・くまを言いなりにする為に、たった1人の家族であるボニーの安全は保障しますと世界政府が約束したんじゃないか?というモノ。ボニーの身柄は世界政府が守りますよ、と。
監禁ではなく軟禁。
政府の実験体になるに当たって、バーソロミュー・くまの気がかりはボニーの事。放っておくワケにはいかない。1人でDr.ベガパンクを捜すと飛び出す可能性もある。これを世界政府は保障すると約束。
例えばですね。バーソロミュー・くまにとって何よりも優先されるのがボニーであって。ボニーに何かあればバーソロミュー・くまは黙っていない。暴君の異名が顔を覗かせる。逆に言えばボニーの安全さえ保障してやればバーソロミュー・くまはコントロールできる。こういった打算が世界政府にはあったのかな?と。
それなのに逃げたからヒヤリとしたが…

-ONE PIECE 第595話より引用-
もうバーソロミュー・くまは生まれた記憶も人格もない人間兵器になったから、あの約束も今はもう守る必要もない。何も起こる事なくもう全て終わった。
こうサカズキは言ってるのかな?
【ボニーの手配書】

-ONE PIECE 第498話より引用-
ボニーは“南の海”ソルベ王国にて、世界政府の管理下で軟禁状態にあったと考えています。そこからDr.ベガパンクを捜し出す為にグランドラインの新世界を目指して出航。シャボンディ諸島に到達して頂上戦争を見る事になる。
よって、聖地マリージョアに捕まっていたのではない。ましてや新世界のパンクハザードやエッグヘッドに捕まっていたのではないと考えております(前半の海に逆走する意味が分からない)。インペルダウンに至っては可能性はゼロじゃないかな。
そこでボニーの手配書と懸賞金。

-ONE PIECE 第801話より引用-
“ONLY ALIVE(生け捕りのみ)”
サンジの手配書が一時的にそうなっていたのと同じく、ボニーの手配書も“ONLY ALIVE”になっていたのではないかな?と。バーソロミュー・くまの最後の改造が行われるまで、ですね。その瞬間から“DEAD OR ALIVE(生死問わず)”に変更。
つまり、シャボンディ諸島で1億4000万ベリーの懸賞金がついておりましたが、生け捕りのみの注釈付きだったのではないか?と考えてみました。
もちろんボニーの手配書がグッズ化されているのは知ってますし、そこには“DEAD OR ALIVE”になっているのも知っております。しかし、これは正しいかどうか微妙かも。白ひげの手配書の写真など本編における公式のモノと違っているからです。
これまでも、ボニーが世界政府に捕まっていた理由を考える上で手配されている事をどう捉えるかで議論になっていたんです。“ONLY ALIVE”を持って来れば解決するモノもあったんですよね。
生け捕りのみならば、身柄を守りながらも手配する事が可能であって。これをボニーにも当てはめられるなら、そこからバーソロミュー・くまの改造の裏でボニーがどういう処遇になっていたのか?というのも色々と可能性が広がりそう。
何らかのカタチで利用されていたのだと思うんです。それはDr.ベガパンクによる研究目的ではなく、世界政府の側の都合によるモノだったのかも。そんな気がするんですけどね。
ボニーにとってバーソロミュー・くまが「たった一人の家族」ならば、バーソロミュー・くまにとってのボニーも同じであるハズです。ボニーを握ればバーソロミュー・くまをコントロールできたハズでして。そのコントロールの方法がポイントになりそうな気がしてます。
何にせよですね、

-ONE PIECE 第1066話より引用-
Dr.ベガパンクは真っ黒の悪人ではなさそうなんですよね。バーソロミュー・くまにした事というのはあるんですけどね。ボニーの方も誤解があるんじゃないかなぁ。話せば分かる事もあるのかも。
最終的にボニーの怒りの矛先は世界政府に向かう事になると考えています。ここについても色々と考えてみたいですね!!
何が明かされるのか楽しみです!!
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