ジュエリー・ボニーの能力から考えるバーソロミュー・くまの種族としての特性

「自分は特殊な種族」と言っていたらしいバーソロミュー・くま。注目は種族的特性であります。何かあるんだと思われます。これをボニーの能力を軸に考えてみようと思います。第1064話のヒトコマにボニーの能力の特徴が1つ出ている様に思われるのです。
-画像はONE PIECE 第234話より引用-
【ルフィ70歳(ある方向の未来)】

-ONE PIECE 第1064話より引用-
エッグヘッドのPOLICE(くまのパシフィスタ)から逃れる為にジュエリー・ボニーが能力を使いました。それによりボニーとジンベエは子供になり、ルフィとチョッパーは年寄りになったのです。
注目するのはルフィであります。
70歳になったのですが“ある方向の未来”とあります。よぼよぼです。これは89巻のSBSからですよね。ルフィが40歳と60歳でどうなるのか?というのがあったんですよね。

-ONE PIECE 89巻SBSより引用-
“うまくいった未来”は割とガープに似ていますが、もう一方の“なにかあった未来”の方ではガープと似ても似つかない顔になってしまっている。今回の“ある方向の未来”というのは“なにかあった未来”の方で歳を取っているのです。
これは何が起きているのか。
まずですね、89巻SBSで描かれた2つの未来とは何なのかです。いわゆる“なにかあった未来”というのは堕落した人生を送った場合の未来という事なんだと思うのです。あるいは“無為な人生”を送ったバージョン。
それとは逆にですね…

-ONE PIECE 第570話より引用-
ガープに割と似た顔つきになるルフィというのは、ガープの様な人生を送った場合の未来という事だと思うのです。実戦経験を積みハリのある人生を送った場合の未来。こういう事ではないだろうか。
そこでボニーの能力なのですが、
ボニーの能力による年齢操作というのは、その人が送るハズだった人生をスッ飛ばしていると考えます。その日その日を生きて年齢を重ねてはいない。つまり“ある方向の未来”のルフィというのはパッと老化しただけ。それじゃガープの様にはならない。
こういう事だと思うんです。
本来なら経験するハズの人生をスッ飛ばして70歳になったのだから、ダラダラと堕落した人生を送ったのに等しい容姿になっている。ただただ歳を取っただけ。冒険の日々などもない。
これはですね、

-ONE PIECE 第1051話より引用-
しのぶの“ジュクジュクの実”の能力で8歳から28歳になったモモの助にも言えると思うんです。確かに頑丈な身体という、父おでんから受け継ぐ身体的潜在能力は獲得しましたが、そこに本来なら10年の日々で習得できたハズのモノを乗っける事はできてないんですよね。やっぱり弱いまま。
ONE PIECEには歳を取ってもバリバリのキャラというのが登場します。それには秘密があるんだと思うんです。どんな人生を送ったか、が大切なんだと思うんですね。ただ歳を取るだけじゃ身体は老化するだけ。
言い換えればですね…
もの凄い潜在能力を秘めていても、それを引き出せるかどうかは本人次第。ドフラミンゴを例に取れば、天竜人=弱いって事じゃないんだろうなと。20人の王達の末裔というのはそれなりの潜在能力を持っていると言えるのではないか?と。
ボニーの能力には“人生”がない。その能力で歳を取っても“それまでの生き様”は反映されない。鍛錬を積んで獲得できるモノは得られないんだ、と。こう仮定する事で… ですね!!
【くまの潜在能力と種族の特性】

-ONE PIECE 第1064話より引用-
ジンベエによると、Dr.ベガパンクがバーソロミュー・くまの“筋力”と“潜在能力”に惚れ込んだとあります。これが「特殊な種族」というのに関係しているんだと思うんですね。
そこで僕が考えるに、
“筋力”の点はクローン開発において何も問題なかったのだろうが、その「特殊な種族」において最も重要な“潜在能力”は引き出せなかったのではないか?と。
そういう事だから…

-ONE PIECE 第1062話より引用-
生まれ持っての特性があるルナーリア族にシフトチェンジしたって事ではないかな?と。こう仮説を立ててみました。いくらバーソロミュー・くまのパシフィスタを見ても、「特殊な種族」の特性を見つける事はできないのかも。ルナーリア族のセラフィムとは違ってね。
バーソロミュー・くまのパシフィスタに、

-ONE PIECE 第561話より引用-
ボニーの能力が利用されたかどうかは分からない。ただ、パシフィスタが全てバーソロミュー・くま(45歳→47歳)と同じ年齢に見えるのには何かありそう。培養液の中で育ったのかもね。
それでは“潜在能力”は引き出せなかったのではないか。ボニーの能力にせよ、培養液の入ったカプセルの中にせよ、それで成長したのでは引き出す事はかなわない。
バーソロミュー・くまの「特殊な種族」の特性というのが、仮にそういう類いのモノ(引き出さねばならない潜在能力)だとして…

-ONE PIECE 第597話より引用-
↑覇気に関連するモノなのかなぁと。
それというのも、
セラフィムに採用されたルナーリア族の特性の1つ、傷がつかないというのは“武装色”の覇気(武装硬化)なんですよね。言ってみれば。生まれついて“武装色”の覇気を纏っているのに等しいのです。
そこで、昨今の流れとバーソロミュー・くまがソルベ王国の国王だった事から考えて、「特殊な種族」の特性というのは“覇王色”の覇気を生まれ持って備えているって感じなのかなぁ。
もうその種族として生まれれば全て“覇王色”の覇気の素質を持つかの様な事ができる。そこに世界政府は目をつけたのだが、その“潜在能力”はクローンではどうしても引き出せなかった。よってバーソロミュー・くまのパシフィスタからルナーリア族のセラフィムへと移行した、と。

-ONE PIECE 63巻SBSより引用-
芝刈りをしている様な子供が国王になれたのは、バーソロミュー・くまが“王の資質”を持っていたからではないか。それはバーソロミュー・くま個人ではなく種族の特性として。
ちょっと無理ありますかね?
今回の記事のポイントはですね、その「特殊な種族」の特性には“潜在能力”というのが大きく関わってそうな事。おそらくは引き出す必要があり、クローンでは手にする事ができなかったと考えます。加えてボニーの能力や培養液による成長でも無理。
そして最後にですね、

-ONE PIECE 第560話より引用-
記憶や意志… それら精神に関するモノが失われた事で、もしかするとバーソロミュー・くまから種族的な特性も失われたとすれば“覇気”に関連して来そうだなぁと。
これならば「特殊な種族」の特性を世界政府に奪われるモノか、という側面も出て来るんですけどね。それならば天竜人の奴隷として捨てられたのも分かるかも。全てにおいて用無しって事ですね。
まぁでも、ボニーの能力はパシフィスタの研究に使われていた様に思うんですよね。そうなると今回のルフィの事から繋げられないかなぁと。仮にボニーが7歳のルフィを17歳にしても覇気が使える様にはならない気がするんです。それを引き出すには… って事です。
さぁ バーソロミュー・くまに種族としての特性があるとして、それは何なのかであります。何が明かされるのか見守りたいですね!!!
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